【FP3級 DAY49】確定申告の流れと実務

【FP3級 DAY49】確定申告の流れと実務

確定申告が必要なケースと手続きの流れを完全整理!


🎯 今日のテーマ

FP試験では、

「誰が」「どんな場合に」「どのような流れで」確定申告を行うのか を正しく理解することがポイントです。

特に 給与所得者でも確定申告が必要なケース を押さえることが重要です。


📗 1. 確定申告とは?

📅 1年間の所得を計算し、税額を確定させる手続き

1月1日〜12月31日の所得を翌年申告

📝 申告期間

翌年2月16日〜3月15日
(原則)

💰 目的

所得税の納付または還付を受けるため

📘 2. 確定申告が必要な人

給与所得者は通常「年末調整」で完結しますが、以下の場合は申告が必要。

⚠️ 確定申告が必要な主なケース

必須 給与収入が2,000万円を超える
必須 2か所以上から給与を得ている
必須 副業・不動産所得・株式譲渡益などの所得がある
必須 医療費控除・寄附金控除(ふるさと納税)を受けたい
必須 住宅ローン控除の初年度

💡 申告不要でも申告した方がよいケース

推奨 年末調整で控除しきれなかった医療費・寄附金がある
推奨 配当控除を受けると有利になる
推奨 雑損控除(災害や盗難による損失)がある

🧮 確定申告必要性判定ツール

あなたの状況を入力して、確定申告の必要性を自動判定してみましょう

💼 基本情報

万円

💰 副業・その他所得

万円

🏥 控除を受けたい項目

万円
万円

📊 判定結果

各項目を入力してください

詳細:

入力内容に基づいて判定結果が表示されます

📊 3. 確定申告の流れ(全体フロー)

STEP 1

📊 収入を集計

給与・事業・不動産・株式・利子・配当など

STEP 2

🧮 所得金額を計算

収入 − 必要経費(給与は給与所得控除)

STEP 3

📝 課税所得を算出

所得金額の合計 − 所得控除(基礎控除、配偶者控除など)

STEP 4

💰 税額を計算

課税所得 × 税率 − 税額控除(住宅ローン控除など)

STEP 5

📋 申告書を作成・提出

e-Taxまたは税務署窓口

STEP 6

💸 納付・還付

不足分を納付、払いすぎた税金は還付

📘 4. 実務での注意点

⏰ 提出期限

原則3月15日(遅延すると加算税・延滞税

📄 必要書類

医療費控除の明細書、寄附金の受領証などは添付が必要
源泉徴収票、支払調書なども準備が必要

💻 電子申告

e-Tax利用で電子申告可能(マイナンバーカード必須

📝 確認クイズ(5問)

各問題について、正しければ○、誤っていれば×を選んでください

Q1
確定申告は毎年4月1日から4月30日の間に行う。
Q2
給与収入が1,800万円の場合でも、確定申告が必要である。
Q3
医療費控除を受けたい場合は、確定申告を行う必要がある。
Q4
住宅ローン控除は2年目以降も確定申告が必要である。
Q5
確定申告の期限を過ぎると、加算税や延滞税がかかることがある。

📌 まとめ

• 確定申告は1月〜12月の所得を翌年2/16〜3/15に申告
• 必要ケース:給与2,000万円超、副業、不動産、医療費控除、住宅ローン控除初年度など
• 流れは「収入 → 所得 → 課税所得 → 税額 → 申告 → 納付/還付」

⏭️ 次回予告

Day50では 実技過去問:税金・住宅ローン に挑戦します。
実際に確定申告を題材にした問題形式で演習します!

\ 最新情報をチェック /