健康保険証は発行されますが、保険料はゼロ円！
配偶者・子ども・親など、家族の生活設計に大きく関わるポイントです

関係性の例	被扶養者になれる？	補足
配偶者	○	収入が条件内なら可（専業主婦など）
子ども（学生含む）	○	仕送りを受けるなどで生計維持があれば可
両親・祖父母	○	同居または送金など生計依存があること
別居の親族	△	生計維持と送金の証明が必要
兄弟姉妹・孫等	△	条件を満たせば可（主たる扶養者であること）

📝 重要な条件

一般的には「3親等以内の親族」で、かつ生計維持関係がある場合に認められます。

項目	基準（例）
年収基準（同居の場合）	年収130万円未満（60歳以上は180万円未満）
月収基準	月収108,334円未満（130万円÷12）
非課税枠	基礎控除以下の収入であることが望ましい
パート・アルバイト等	週20時間未満＋年収130万円未満で可能

🚨 重要な注意点

社会保険上の「扶養」は、税制上の扶養（所得税控除）とは条件が異なります。

状況	扶養から外れる？	結果（必要な手続き）
就職して社会保険加入	はい	自身で健康保険に加入
年収130万円を超えた場合	はい	扶養から外れて国保加入などが必要
結婚や別居で生計維持関係が消滅	はい	再審査の対象になることが多い

💡 重要なポイント

扶養の認定・喪失は申請ベースなので、収入増加があったら必ず申告を！

利用可能な制度	内容
医療機関での診療	自己負担3割（未就学児は2割）
高額療養費制度	所得区分に応じて負担上限あり
出産育児一時金（配偶者）	扶養内の妻が出産した場合も支給対象
予防接種・健診補助など	保険組合によっては利用可能

必要書類（例）	備考
被扶養者届	会社の健康保険窓口に提出
続柄を証明する書類（戸籍謄本等）	同居・親族関係を証明
所得証明書や雇用契約書等	年収要件の確認
仕送り証明書（別居の場合）	通帳コピー・送金履歴など

📝 手続きのポイント

認定は会社の健康保険組合または協会けんぽが行います。

項目	頻出度	出題形式
被扶養者の定義	★★★★☆	用語・条件の正誤問題
年収130万円のライン	★★★★☆	数値判断問題
税制上の扶養との違い	★★★☆☆	概念理解・比較問題

🐥 カイピヨくんのひとこと

「保険料ゼロでも安心の医療保障ピヨ！でも"年収130万の壁"には注意ピヨ！」

📊 ライフプラン作成システムで家計設計を立てる