絶対に知っておきたい!ふるさと納税偽サイトの見分け方と安全な申込ガイド

⚠️ ふるさと納税で「割引」「セール」は詐欺!
偽サイトに騙されないための完全ガイド

年末になると増える「ふるさと納税」の申し込み。しかし、「50%OFF」「期間限定セール」「今だけ特価」──。

こんな言葉で勧誘してくるサイトには要注意です!

実は、ふるさと納税は「寄附」であり、割引や値引きがあること自体が制度の趣旨と矛盾します。消費者庁や国民生活センター、全国の自治体が注意喚起を発表しており、偽サイトによる被害が急増しています。

本記事では、ふるさと納税の偽サイト詐欺の典型的な手口・実際の被害事例・公的機関の注意喚起・偽サイトを見抜く8つのチェックポイント、そして万一被害に遭った時の対処法まで、徹底的に解説します。

🚨 重要:消費者庁は「地方公共団体のふるさと納税を装った偽のサイトが複数開設されている」と警告しています。ふるさと納税を受けた地方公共団体が返礼品を送ることはありますが、寄附金額を割引することや値引きすることはありません

出典:消費者庁「ふるさと納税の偽サイトに気を付けましょう!」

🎣 なぜ偽サイトが増えているのか?被害の実態と背景

ふるさと納税の偽サイトによる被害は全国で発生しており、多くの自治体が警告を発しています。

💰 実際に発生している被害例

⚠️ 典型的な被害パターン
  • 返礼品が届かない - 入金したのに商品が送られてこない
  • 寄附金をだまし取られる - 振り込んだお金が戻ってこない
  • 個人情報やクレジットカード情報が流出 - 不正利用される危険性
  • 自治体に寄附が届いていない - 税金控除も受けられない

📊 被害の現状:五所川原市は「申し込んでも返礼品が届かない」「寄附金をだまし取られる」「個人情報やクレジットカード情報が流出する」などの被害に遭う恐れがあると警告しています。

取手市では「入金したのに返礼品が届かない。確認したところ偽サイトであった」など、寄附者が金銭をだまし取られる被害も発生していると報告されています。

福岡県警サイバー犯罪対策課も「ふるさと納税の駆け込み需要を狙った偽サイトが多く、お金だけを騙し取る被害がこの時期よく確認されます」と注意を促しています。

🎭 偽サイトが成立する背景

1. 正規サイトの画像や文章を無断転載
自治体やポータルサイトの返礼品画像・説明文をコピーして「正規サイトそっくり」に装う

2. 安さを強調して「お得感」を演出
割引表示で無警戒の寄附者を誘導し、申込を促す

3. 制度をよく知らない人を狙う
「割引があるなんてお得!」と思い込ませて判断ミスを誘発

4. 年末の駆け込み需要を悪用
12月末までの控除申込期限を前に焦っている人を標的にする

🔍 偽サイトを見抜く "8つのチェックポイント"

以下のチェックリストを使えば、「このサイト、大丈夫かな?」という段階で怪しい点を早めに発見できます。

⚠️ 最重要:ふるさと納税で「割引」「値引き」「セール」という言葉が出たら、その時点で詐欺確定です。綾瀬市でも「寄附金額が割引されることはありません。割引表示されているものなどは詐欺サイト」と明示しています。

✅ 安全なふるさと納税の申込手順

以下の順序で進めることで、偽サイトを回避しながら安心して申込できます。

ステップ 内容 チェックすべきポイント
1. 自治体公式サイトからアクセス 寄附したい自治体の公式ホームページを確認 公式サイトに記載されている受付ポータルを使う
2. 提携ポータルサイトを確認 自治体が正式に提携しているサイトを利用 「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「さとふる」など大手サイト
3. 返礼品を複数サイトで比較 同じ返礼品の内容と金額を確認 極端に安い価格や割引表示がないか確認
4. 支払方法・振込先を最終確認 支払方式と振込先の妥当性をチェック 名義、方式、振込先が正規かどうか
5. 申込後の控えを保存 証拠を残しておく 受領メール、申込番号、画面スクリーンショット等
6. 返礼品が届くまで確認 返礼品未到着や異変があればすぐ確認 自治体問い合わせ、消費生活センター等に連絡

💡 ポイント:大牟田市などの自治体では、インターネットでの寄附を受け付けているポータルサイトを限定して明示しています。申込前に必ず自治体の公式サイトで確認しましょう。

🐣 カイピヨくんのひとこと
カイピヨくん

「安すぎる」表示を見たらストップピヨ!

ふるさと納税で「割引」「セール」「特価」は詐欺の合言葉ピヨ。
安全なサイトかどうか、8つのポイントでピヨチェックするピヨ!
困ったら「188(いやや!)」に電話するピヨ〜🐥⚠️

🆘 偽サイト被害にあってしまったら:初動対応策

もし偽サイトで申込をしてしまった、または被害に遭ってしまった場合は、すぐに以下の行動を取りましょう。

① 支払い停止・返金請求の検討

銀行振込の場合:

銀行に連絡して振込停止を要請。詐欺被害の可能性を伝えて対応を相談。

クレジットカード決済の場合:

カード会社に連絡して支払停止やチャージバックを相談。不正利用の疑いがあることを伝える。

② 消費生活センターにすぐ相談

全国共通の相談窓口
☎ 188
(いやや!)局番なし
専門の相談員が、返金請求の方法や次の行動を具体的に教えてくれます

③ 警察に通報(サイバー犯罪窓口)

詐欺被害に遭った場合は、最寄りの警察署のサイバー犯罪窓口に通報してください。被害届を出すことで、犯人検挙につながる可能性があります。

④ 証拠を保全する

保存すべき証拠:

  • 偽サイトのスクリーンショット(URL含む)
  • 振込明細や決済確認メール
  • 申し込み画面のキャプチャ
  • 業者とのメール・やり取り記録
  • ドメイン情報(WHOIS情報など)

⑤ 自治体に確認

申込先サイトが正規かどうか、寄附先の自治体の担当部署にURLを照会してください。自治体側も偽サイトの情報を把握することで、他の被害を防ぐことができます。

⑥ クレジットカード情報を変更

偽サイトでカード情報を入力してしまった場合は、至急カード会社に連絡してカードの利用停止・再発行を依頼してください。不正利用される前に対処することが重要です。

📋 まとめ:被害に遭わないための鉄則

✅ 偽サイトの典型的な特徴

1. 割引・セール表示:ふるさと納税に「値引き」は存在しない
2. 支払方法が限定的:銀行振込のみ、代引きのみは要注意
3. 自治体情報が不明瞭:住所・連絡先・メールアドレスの記載がない
4. 自治体別ページなし:商品ページだけで地域案内がない
5. 不自然な日本語:誤字脱字、文法の誤りが目立つ
6. 個人名義の振込先:口座名義が個人名や運営会社名と異なる
7. 連絡先が不明:携帯電話のみ、フリーメールのみ
8. 不審なドメイン:.biz、.xyz、.ccなど海外ドメインを使用

✅ 安全な申込のための合言葉

「割引表示は詐欺、公式から申込」

✅ 困ったときは

消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話
• 証拠(スクリーンショット・振込明細・やり取り記録)は必ず保管
• 銀行・カード会社に連絡して支払停止を相談
• 警察(サイバー犯罪窓口)に通報
• 自治体に確認して被害情報を共有

✅ 絶対に覚えておきたい危険信号

「割引」「セール」「特価」は詐欺の合言葉!

⚠️ 大切な寄附金と個人情報を守るために

年末のふるさと納税シーズンは、お得に返礼品をもらえる魅力的な制度ですが、
それを狙った悪質な偽サイトが後を絶ちません。

「割引」「セール」という言葉に惑わされず
必ず自治体の公式サイトや大手ポータルサイトから申し込むようにしましょう。

万が一トラブルに巻き込まれそうになったら、
ためらわず消費生活センター(☎188)に相談してください。

📚 参考情報・エビデンス

本記事は以下の公的機関・自治体の情報に基づいて作成されています:

  • 消費者庁「ふるさと納税の偽サイトに気を付けましょう!」
  • 奥州市「ふるさと納税の詐欺サイトにご注意ください」
  • 宮古島市「【注意喚起】ふるさと納税偽サイトについて」
  • 大牟田市「ふるさと納税の詐欺サイトにご注意ください!」
  • 守口市「ふるさと納税の偽サイトにご注意ください」
  • 東大阪市「【注意喚起】ふるさと納税の偽サイトや詐欺にご注意ください」
  • 大垣市「ふるさと納税の『詐欺サイト』『偽サイト』にご注意ください!」
  • 綾瀬市、五所川原市、取手市、常総市、笠置町、西伊豆町 等の注意喚起情報
  • 福岡県警サイバー犯罪対策課の注意喚起
  • ふるさとチョイス公式FAQ「偽サイト(詐欺サイト)」

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