撮っておくだけで詐欺から身を守れる写真3つ 予防動画
📱 スマホを最強の盾にする
証拠作り習慣
「撮っておけばよかった…」と後悔する前に
トラブルから身を守る、たった1秒の習慣
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📷 なぜ「証拠写真」が重要なのか?
詐欺・悪質商法・ネットトラブルでは、「言った・言わない」の世界になると一気に不利になります。
でも、スマホで画面のスクリーンショットやハガキ・書類の写真を残しておけば、「その表示は見ていない」「そんな条件は説明した」と相手に言われても、"目に見える証拠"として反論できるようになります。
公的機関も推奨する「証拠保存」
- 消費者庁:ネット通販の最終確認画面のスクリーンショット保存を公式に呼びかけています
- 国民生活センター:架空請求のハガキや封書は「保管しておくとよい」と案内しています
- 警察庁:サイバー犯罪捜査では、ログや記録の保存が「被疑者特定に不可欠」と指摘しています
- 法律事務所:スクリーンショットは開示請求の有力な証拠となり、URL・日時を含めた保存が重要とされています
📸 撮っておくと強い「証拠写真」3つ
証拠写真①:ネット通販・オンライン契約の「最終確認画面」
■ こういう場面で必ず撮る
- ネット通販で注文ボタンを押す前
- サブスク・定期購入・オンライン講座などを申し込む前
- 「初回◯円」「今だけ◯%OFF」と書いてある商品を買うとき
▶ 撮るべきポイント
- 商品名・数量
- 価格(初回・2回目以降・総額)
- 支払方法・支払時期
- 解約条件・解約方法
- 配送時期
- 「定期購入」「自動更新」などの表記がある場所
なぜこれが効くのか
特定商取引法では、「最終確認画面に必要な表示がない場合、契約を取り消せる」というルールがあります。このとき「画面に何が表示されていたか」を証明するのが、まさにスクリーンショットです。
消費者庁は定期購入トラブル対策として、最終確認画面のスクリーンショット保存を公式に推奨しています。
証拠写真②:相手とのやり取り(メール・DM・チャット)の画面
■ こういうやり取りは"全部スクショ"
- フリマアプリ・ネットオークションでの取引メッセージ
- SNSのDMで投資案件・副業・高額塾などを勧誘されたとき
- 「返金します」「キャンセルできます」と言われた画面
- LINEでの送金依頼・キャッシュレス決済アプリの操作指示
▶ 撮るべきポイント
- 相手のアイコン・アカウント名・ID
- メッセージ内容が見える部分(日時も一緒に映るように)
- 振込先口座・QRコード・決済アプリの操作指示
- 「返金する」「キャンセル可能」などの約束文言
なぜこれが効くのか
警察庁や各警察は、サイバー犯罪の被害に遭った場合、ログや履歴などの記録を保存して持参するよう案内しています。通信ログの保存期間は通常3〜6ヶ月程度と短いため、早期の証拠保存が重要です。
フリマ・オークション詐欺では、メッセージのやり取り・取引画面・支払いの証拠をすべて保存することが、被害回復のために重要な証拠とされています。
証拠写真③:請求書・ハガキ・DM・広告・偽サイト画面
■ こういうものは捨てる前に必ず撮る
- 「◯◯料金未納」「重要」「至急連絡」などと書かれたハガキ・封書
- 高額の請求書・見積書・契約書の一部
- ポストに入っていた怪しいチラシ・訪問販売のパンフレット
- 「異常に安い」通販サイト・偽サイトの画面
▶ 撮るべきポイント
- 請求元の名称・住所・電話番号
- 振込先口座・支払方法
- 請求金額・支払期限
- ハガキ・封書そのものがわかるように全体を撮る
なぜこれが効くのか
国民生活センターは、架空請求について「ハガキや封書・電子メール等は保管しておくとよい」と案内しています。
消費生活センターでは、これらの証拠をもとに「この請求は架空請求か?」を診断し、同じ業者の被害情報と照合することができます。
✅ 体験してみよう:証拠撮影チェックリスト
📋 証拠撮影の基本をマスターしよう
3つの場面で「どんな証拠を撮るべきか」をチェックして、証拠撮影の基本をマスターしましょう!
🔍 体験してみよう:証拠品質チェッカー
📊 あなたの証拠の質を診断
撮った証拠が「トラブル解決に役立つか」を5つの質問でチェックしてみましょう!
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🗓️ 証拠撮影を習慣化しよう
7日間、毎日「どんな証拠を撮ったか」を記録して、証拠撮影を習慣化しましょう!
🎮 あなたの証拠マスターレベル
マスター
エキスパート
チャレンジャー
マスター
💾 撮った写真はどう保管する?
📁 スマホの中に「トラブル証拠」フォルダを作る
フォルダ名例:
- 詐欺・トラブル証拠
- トラブル用スクショ
サブフォルダで分けると便利:
- 通販
- フリマ・オークション
- 投資・副業
- 請求書・ハガキ
☁️ バックアップも取っておく
- クラウド(Googleフォト・iCloud 等)に自動バックアップ
- 本当に重要なものは:
- PCにコピー
- PDFにまとめておく
オフライン保存の重要性
警察庁は、サイバー事案でログや記録が「攻撃者に削除・暗号化されて使えなくなる例」が多いと指摘し、ログや記録をオフラインで保存する重要性を強調しています。
個人情報の取り扱いに注意
個人情報がたくさん写る証拠写真は、SNSにそのまま上げない/相談先以外にはむやみに共有しないことも大切です。
🆘 もしトラブルが起きてしまったら
📝 まず整理すること
- これまでのやり取り・画面・書類の写真をすべて整理
- 時系列でメモを作る
- いつ
- どこで
- 誰と
- いくら支払ったか
相談窓口
今日紹介した3種類の写真がそろっていると、
話が一気に早くなります。
💡 今日からできる「簡単ルール」
- ネットで買う前に、最終確認画面を1枚撮る
- 怪しいDM・副業勧誘は、相手に返信する前に画面を撮る
- 変なハガキ・請求書は捨てる前に必ず撮る
この3つを「反射的にやる癖」にしておくだけで、
いざというとき、あなたの味方になってくれます。

