気付かないうちに信用を失う行動5選

🤝 気付かないうちに
信用を失う行動5選
「悪気はないのに、なぜか信頼されない」の正体
無意識の行動が、じわじわ信頼を奪っている
通勤中やスキマ時間に、音声で信頼構築について学習できます
※音声と記事の内容は同じです。お好みの方法で学習してください
💭 信用は「大きな裏切り」よりも「小さな違和感」で削られる
「別に悪いことをした覚えはないのに、なぜかあの人とは距離を置かれている気がする…」
そんなとき、多くの場合
一発アウトの裏切りよりも、
小さな"ひっかかり"の積み重ねが原因になっています。
組織心理学が示す信頼の3要素
組織心理学や対人関係の研究では、信頼には以下の3つが大きく影響すると言われています:
- 能力(ちゃんと仕事ができるか)
- 誠実さ(約束を守る・嘘をつかない)
- 配慮(相手の立場を考える)
ここでは、
「自分では大したことない」と思いがちだけど、
相手から見ると確実に信頼を削ってしまう行動を5つに絞って解説します。
🔍 体験してみよう:信用を削る行動チェック
📋 5つの行動、あなたはどれくらいやってる?
自分に当てはまる項目をチェックして、信用残高をシミュレーションしましょう
💰 あなたの信用残高
⏰ 行動1:「小さな遅刻」と「ゆるい時間管理」
■ よくある行動
- 9:00集合で、毎回9:05〜9:10に到着
- オンライン会議に、3〜5分遅れて入室
- 「あとで連絡します」と言って、その「あとで」が平気で数日後になる
本人は「まぁ数分だし…」ぐらいの感覚でも、
相手からすると「この人にとって、自分やこの場はその程度の優先度なんだな」と受け取られやすくなります。
■ なぜ信用を削るのか?
- 「時間を守る」は誠実さとプロ意識の"目に見える指標"だから
- 小さな遅刻が続くと「約束を守らない人だ」というラベルが貼られる
エビデンス:時間管理と信頼
時間厳守や遅刻に対する許容度は文化差もありますが、ビジネス研究では、時間を守ることは、仕事上の信頼と直結する「規範的な期待」の一つとされます。
■ どう変える?
- 「5分前到着」をデフォルトにする
- オンライン会議も、可能なら2〜3分前に入室
- 「あとで連絡します」は時間をセットで
- 「本日の17時までに」「明日の午前中に」など具体的に
- 遅れそうなときは事前に一報+「何分遅れそうか」を伝える
🤥 行動2:「その場しのぎの小さな嘘」
■ よくある行動
- 本当は忘れていたのに「確認中でして…」と誤魔化す
- やっていないのに「対応済みです」と言って、後から慌てて処理
- 「◯◯さんのせいで」と、自分のミスを少しだけ他人のせいにする
エビデンス:小さな嘘の影響
- 研究では、「小さな嘘=white lie」であっても、繰り返されると他者からの信頼を大きく損なうことが分かっています
- また、嘘をつく側もストレスを抱えやすく、健康や幸福感にもマイナス影響が出るという研究もあります
■ なぜ信用を削るのか?
- 一度「話を盛る人」「誤魔化す人」と見なされると、その後のすべての発言への信頼度が下がる
- 小さな嘘がばれると、「じゃあ他にも嘘があるのでは?」と連想される
- 周囲は「この人の情報は、少し割り引いて聞こう」と構えるようになる
■ どう変える?
- ミスは"早めに・自分から"認める
- 「対応が遅れました。今から◯時までにやります」
- 「言い訳」ではなく、「今後どうするか」をセットで伝える
- 例:「次からはこのチェックリストを使います」
- 嘘をつきそうになったら、まず「沈黙」する癖をつける
- 余計な一言はだいたい信用を削る
👂 行動3:「人の話を"ちゃんと聞いていない"サイン」
■ よくある行動
- 相手が話している途中でスマホを見る・PCを触る
- 「あー、はいはい」と言いながら実は別のことを考えている
- 話を途中で遮って「つまりこうでしょ?」とまとめてしまう
- 打合せの内容をすぐ忘れる(メモも取らない)
エビデンス:傾聴と信頼感
- 対人コミュニケーションの研究では、「ちゃんと聞いてもらえた感覚」は、信頼感や関係満足度を強く高めることが分かっています
- 逆に、「聞いていないサイン」は「自分は大事にされていない」というメッセージとして受け止められやすいです
■ なぜ信用を削るのか?
- 話を遮られる → 「この人は自分の話より自分の意見を優先する人だ」と感じる
- 別の作業をしながら聞かれる → 「軽く見られている」と感じる
- 何度も同じ説明をさせる → 「この人に任せてもムダかも」と思われる
特にオンライン会議では、表情・視線が伝わりにくいため、
意識して「聞いているサイン」を出さないと、
想像以上に"聞いていない人"として認識されがちです。
■ どう変える?
- 話している人に体を向ける・画面をきちんと見る
- メモを取りながら、時々要点を復唱する
- 「つまり◯◯ということですね?」
- オンライン会議では
- うなずき・相槌を少しオーバー気味に
- カメラオンを基本にする(状況が許せば)
💬 行動4:「ネガティブな噂話・悪口に"ちょっとだけ"乗る」
■ よくある行動
- 「あの人、最近ちょっと微妙だよね」と話を振られたとき → 「まぁ…たしかに」と少しだけ乗る
- その場のノリで、いない人のダメ出しをする
- SNSで、特定の人や組織への愚痴・皮肉をちらっと書く
エビデンス:悪口のスピルオーバー効果
研究では、「人の悪口を言う人」は、聞き手の中で"その悪口の内容と同じ印象"を抱かれやすいという現象が報告されています(スピルオーバー効果)。
たとえば「あの人って信用できないよね」と他人のことを言っていると、聞き手は無意識に「この人こそ信用できないかも」と感じてしまう、ということです。
■ なぜ信用を削るのか?
- 「自分がいないところでも、こうやって言われているかも」と相手に想像させる
- ネガティブな場で目立つ人は、「巻き込まれたくない人」として避けられる
- SNSはログが残るため、後から第三者の目に触れて評価が下がるリスクも高い
■ どう変える?
- 悪口や愚痴の場で「相槌だけ」もできるだけ避ける
- 無言の微笑みでやり過ごす/話題を変える
- フィードバックが必要な場合は本人に、具体的な事実ベースで伝える
- SNSで愚痴りたくなったら
- まずは下書き保存か、誰にも送らない"メモアプリ"に書く
🎯 行動5:「期待値のすり合わせをしないで動く」
■ よくある行動
- 「たぶんこれでいいだろう」と自己判断で進める
- 相手がどこまでを期待しているか聞かない
- 仕事のゴールを確認せずに、細部だけ頑張り込む
エビデンス:心理的契約
組織心理学では、「心理的契約」(お互いが暗黙のうちに期待していること)が崩れると、信頼感が大きく損なわれるとされています。
ここで問題なのは、「最初に期待値をすり合わせていない」ことです。
■ なぜ信用を削るのか?
相手:「AとBまでやってくれると思っていた」
自分:「Cまでやったから、十分頑張ったはず」
このズレが大きいほど、相手は「この人は頼んだことをやってくれない」と感じます。
どれだけ時間や労力をかけていても、
「期待したことと違う」=「任せづらい人」になってしまうのです。
■ どう変える?
- 仕事を受けるときは、最初に3つ確認する
- ゴール(何ができていればOKか)
- 優先度(どこまでやれば十分か)
- 期限(いつまでに欲しいか)
- "たたき台"の段階で一度見てもらう
- 「方向性はこれで合ってますか?」とこまめに確認
- 終わった後にフィードバックを聞く
- 「このレベル感でよかったか」「次回はどうするともっと助かるか」
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1つ選んで、具体的な改善アクションを確認しましょう
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📝 まとめ:信用を「増やす」のではなく、「削らない」行動から
信用は、劇的な"神対応"で一気に上がることもありますが、
多くの場合は
- 約束を守る
- 正直に話す
- 話をきちんと聞く
- その場にいない人を大事に扱う
- 期待をちゃんと確認する
といった基本的な行動の積み重ねでじわじわ育っていきます。
逆に、ここで挙げた5つの行動は、
小さな穴からじわじわ信用を抜いてしまう行動でもあります。
信用を削る5つの行動
- 小さな遅刻とゆるい時間管理
- その場しのぎの小さな嘘
- 人の話を聞いていないサイン
- ネガティブな噂話・悪口への同調
- 期待値のすり合わせ不足
1つでも「これ、やりがちかも」と思うものがあったら、
今日から少しだけやり方を変えてみることが、
長期的には大きな信頼貯金になります。
❓ よくある質問
Q1: なぜ小さな遅刻が信用を削るのですか?
時間を守ることは誠実さとプロ意識の目に見える指標だからです。小さな遅刻が続くと「約束を守らない人だ」というラベルが貼られ、相手にとって自分やその場がその程度の優先度なのだと受け取られやすくなります。
Q2: 小さな嘘でも信頼に影響しますか?
研究では、小さな嘘であっても繰り返されると他者からの信頼を大きく損なうことが分かっています。一度「話を盛る人」と見なされると、その後のすべての発言への信頼度が下がり、周囲は情報を割り引いて聞くようになります。
Q3: 話を聞いていないサインとは何ですか?
相手が話している途中でスマホを見る、PCを触る、話を途中で遮る、打合せ内容をすぐ忘れる、などです。対人コミュニケーション研究では、ちゃんと聞いてもらえた感覚が信頼感や関係満足度を強く高めることが分かっています。
Q4: 悪口のスピルオーバー効果とは何ですか?
人の悪口を言う人は、聞き手の中でその悪口の内容と同じ印象を抱かれやすいという現象です。例えば「あの人は信用できない」と言っていると、聞き手は無意識に「この人こそ信用できないかも」と感じてしまいます。
Q5: 期待値のすり合わせはなぜ重要ですか?
組織心理学では、心理的契約(お互いが暗黙のうちに期待していること)が崩れると信頼感が大きく損なわれるとされています。期待のズレが大きいほど、どれだけ時間や労力をかけても「期待したことと違う=任せづらい人」になってしまいます。


