【FP3級 DAY3】公的年金制度の仕組み

【FP3級 DAY3】公的年金制度の仕組み

国民年金と厚生年金の違いを理解しよう!

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※音声と記事の内容は同じです。お好みの方法で学習してください


🎯 今日のテーマ

「国民年金と厚生年金の違いを理解する」
→ 将来の老後資金を支える公的年金の仕組みをつかみましょう!

📗 学習ポイント

🔹 公的年金は2階建て構造!

階層 名称 加入者
1階部分 国民年金(基礎年金) すべての人
2階部分 厚生年金 会社員・公務員 など

🔹 国民年金(基礎年金)

  • 20歳以上60歳未満のすべての人が加入(全国民対象)
  • 月額保険料:定額制(2025年度:約17,000円前後)
  • 将来の年金受取額は「保険料を払った月数」で決まる

🔹 厚生年金

  • 会社員・公務員が対象(労使折半)
  • 給与に応じて保険料が変わる「報酬比例制」
  • 国民年金の上乗せになる(=年金が多くもらえる)

🔹 年金の受給要件(基本)

要件 内容
加入期間 原則10年以上(120ヶ月)必要
受給開始 原則65歳〜(繰上げ:60歳〜/繰下げ:70歳まで)
障害・遺族年金 障害等級や家族構成によって受給対象が変わる

✏️ Day 3 ミニ確認テスト(○×形式)

各問題について、正しいと思う場合は「○」、間違っていると思う場合は「×」を選択してください

Q1
国民年金は、20歳以上60歳未満の全国民が加入対象である。
Q2
厚生年金は、自営業者でも加入できる。
Q3
国民年金は、収入に応じて保険料が変動する。
Q4
厚生年金の保険料は労使で折半される。
Q5
年金は原則として60歳から受け取れる。

📊 今日のゴール

  • ✅ 公的年金の「2階建て構造」を説明できるようになる
  • ✅ 国民年金と厚生年金の「加入対象」と「保険料の違い」を理解する
  • ✅ 受給の基本条件(加入年数・開始年齢)を把握する

📝 DAY3まとめ

  • 公的年金は「国民年金(1階)+ 厚生年金(2階)」の2階建て構造
  • 国民年金は全国民対象で定額制、厚生年金は会社員対象で報酬比例制
  • 厚生年金の保険料は労使折半(会社と労働者が半分ずつ負担)
  • 年金受給は原則65歳から、加入期間は10年以上必要

▶ 次回:DAY4「公的医療保険制度の基礎理解 」

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