【FP3級 DAY12】保険料と給付額の仕組み(計算)

FP3級DAY12 保険料と給付額の仕組み ビジュアル虎の巻

【FP3級 DAY12】保険料と給付額の仕組み(計算)

社会保険料と給付額の算定方法を理解し、計算問題を攻略しよう!

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🎯 今日のテーマ

「社会保険料と給付額の算定方法を理解する」
試験では"どのように保険料が決まり、給付額が算定されるか"を計算問題として問われます。
保険料の負担割合、給付額の計算基準を正確に覚えることが重要です。

社会保険のお金を払う入口と給付をもらう出口の全体像

🔄 社会保険の計算は「入口」と「出口」に分ける

DAY12で整理する内容は、大きく2つです。1つは保険料としていくら払うのかという「入口」、もう1つは病気・出産・失業などが起きたときにいくら給付されるのかという「出口」です。

この2つを同時に覚えようとすると、標準報酬月額・標準報酬日額・賃金総額・賃金日額が混ざりやすくなります。そこで、まず「保険料を計算する問題か」「給付額を計算する問題か」を見分けてから、基準となる金額を選びます。

💸 入口|保険料何を基準に計算する?誰が負担する?
💰 出口|給付額何を基準に受け取る?何割・何%を掛ける?

最初の判断:問題文を読んだら、まず「払うお金」か「もらうお金」かを確認します。

📗 学習ポイント

保険料の算定基準 標準報酬月額ベースと賃金総額ベース

🔹 1. 保険料の算定基準

📊

標準報酬月額ベース

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 介護保険(40歳以上)
計算式:
標準報酬月額 × 保険料率
💰

賃金総額ベース

  • 雇用保険
  • 労災保険
計算式:
賃金総額 × 保険料率
📌 ポイント:算定基準が標準報酬月額か賃金総額かを正確に覚える

📊 「標準報酬月額」と「賃金総額」を混同しない

保険料計算の最大のポイントは、どの金額を基準にする制度なのかを区別することです。元記事とPDFでは、健康保険・厚生年金・介護保険を「標準報酬月額ベース」、雇用保険・労災保険を「賃金総額ベース」と整理しています。

【青】標準報酬月額ベース

健康保険・厚生年金・介護保険

標準報酬月額 × 保険料率
【緑】賃金総額ベース

雇用保険・労災保険

賃金総額 × 保険料率

試験では「雇用保険も標準報酬月額で計算する」といった入れ替え問題に注意します。制度名を見たら、青グループか緑グループかを先に思い出すと整理しやすくなります。

社会保険料の負担者 労使折半・事業主全額・個人全額の比較

🔹 2. 保険料の負担割合

💼 誰が保険料を負担するか

🤝 労使折半
  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 介護保険
  • 雇用保険
🏢 事業主全額負担
  • 労災保険
👤 個人全額負担
  • 国民健康保険
  • 国民年金

🤝 次に確認するのは「誰が払うか」

算定基準が分かったら、次は保険料の負担者を整理します。元記事では、健康保険・厚生年金・介護保険は労使折半、雇用保険は労使両方負担、労災保険は事業主全額負担、国民健康保険・国民年金は個人負担として整理されています。

🤝 労使で負担

健康保険・厚生年金・介護保険・雇用保険

🏢 事業主が全額

労災保険

👤 個人が負担

国民健康保険・国民年金

引っかけ対策:「労災=会社が全額」「国民年金=本人が負担」は、他制度と入れ替えて出されやすい部分です。

傷病手当金と出産手当金 標準報酬日額の3分の2

🔹 3. 給付額の算定方法

💡 主要な給付額計算

🏥 傷病手当金
標準報酬日額 × 2/3
(連続3日の待期期間後、4日目から支給)
🍼 出産手当金
標準報酬日額 × 2/3
(産前42日+産後56日間)
💼 基本手当(失業給付)
賃金日額 × 50~80%
(年齢・賃金水準により変動)
👴 介護保険
自己負担:1割・2割・3割
(所得水準により決定)

🟨 傷病手当金・出産手当金は「2/3」を軸に覚える

傷病手当金と出産手当金は、どちらも標準報酬日額 × 2/3という形で整理されています。標準報酬月額をそのまま使うのではなく、日額へ変換してから割合を掛ける点がポイントです。

傷病手当金標準報酬日額 × 2/3

連続3日の待期期間後、4日目から支給。

出産手当金標準報酬日額 × 2/3

元記事では産前42日+産後56日として整理。

「保険料は月額ベース」「給付は日額ベース」という違いを意識すると、標準報酬月額と標準報酬日額を取り違えにくくなります。

雇用保険基本手当と介護保険の変動する支給・負担割合

📈 すべての給付・負担が固定割合とは限らない

傷病手当金・出産手当金は2/3という分かりやすい基準がありますが、雇用保険の基本手当や介護保険の自己負担は、問題文の条件によって割合が変わります。

💼 基本手当賃金日額 × 50〜80%

年齢・賃金水準などにより割合が変動。

👴 介護保険自己負担 1割・2割・3割

所得水準によって負担割合が変わる。

問題文の読み方:割合が固定されていない制度では、問題文に示された割合や条件を見落とさないようにします。


FP3級DAY12 ミニ確認テスト 全5問

✏️ Day 12 ミニ確認テスト(○×形式)

🧠 5問は「算定基準・負担者・給付額」の3テーマ

Q1・Q2は保険料の算定基準と負担、Q3は給付額、Q4・Q5は「一方だけ」「一律」といった言い切り表現を見抜く問題です。答えだけでなく、どの言葉が正誤を分けているか確認してください。

各問題について、正しいと思う場合は「○」、間違っていると思う場合は「×」を選択してください

Q1
健康保険の保険料は、原則として「標準報酬月額×保険料率」で算出される。
Q2
厚生年金の保険料は労使折半で負担する。
Q1とQ2 保険料算定基準と厚生年金の労使折半
Q1・Q2の確認ポイント

健康保険は標準報酬月額ベース、厚生年金は労使折半。国民年金の「全額自己負担」と混同しないことがポイントです。

Q3
健康保険の傷病手当金は「標準報酬日額の3分の2」が支給される。
Q3 傷病手当金は標準報酬日額の3分の2
Q3の確認ポイント

傷病手当金は標準報酬日額の3分の2。業務外の病気・けがが対象で、元記事では連続3日の待期後、4日目から支給と整理されています。

Q4
雇用保険の保険料は、労働者だけが負担する。
Q5
介護保険の自己負担割合は一律1割である。
Q4とQ5 雇用保険と介護保険の引っかけ対策
Q4・Q5の引っかけポイント

雇用保険は「労働者だけ」ではなく労使両方が負担。介護保険は「一律1割」ではなく所得に応じて1〜3割です。「だけ」「一律」という言葉が出たら条件を再確認します。

社会保険の計算メカニズム最終まとめとDAY13予告

🗺️ 今日のゴール

  • ✅ 保険料算定の基準(標準報酬月額 vs 賃金総額)を理解する
  • ✅ 保険料の負担割合(労使折半・事業主負担・個人負担)を覚える
  • ✅ 給付額の計算方法(標準報酬日額×割合など)を把握する

🔁 30秒で「入口・出口」を再現

  1. 健康保険・厚生年金・介護保険:標準報酬月額を基準に保険料を考える。
  2. 雇用保険・労災保険:賃金総額を基準に整理する。
  3. 労災保険:事業主が全額負担。
  4. 国民年金:個人負担として区別する。
  5. 傷病手当金・出産手当金:標準報酬日額 × 2/3。
  6. 基本手当・介護保険:割合が条件によって変動する。

最後の一言:「標準報酬月額で保険料、標準報酬日額で給付額、2/3が基本」という元記事の覚え方に、雇用・労災の「賃金総額」を加えて整理します。

📝 DAY12まとめ

📌 保険料と給付額の整理

📊 保険料の算定基準

  • 標準報酬月額ベース
    健康保険・厚生年金・介護保険
  • 賃金総額ベース
    雇用保険・労災保険

💼 保険料の負担者

  • 労使折半
    健康保険・厚生年金・介護保険・雇用保険
  • 事業主全額負担
    労災保険
  • 個人全額負担
    国民健康保険・国民年金

🔍 試験でよく出る計算問題

  • 傷病手当金:標準報酬日額 × 2/3(連続3日の待期期間後)
  • 出産手当金:標準報酬日額 × 2/3(産前42日+産後56日)
  • 基本手当(失業給付):賃金日額 × 50~80%(年齢・賃金により変動)
  • 介護保険の自己負担:1割・2割・3割(所得水準により決定)

📊 覚え方のコツ

「標準報酬月額で保険料、標準報酬日額で給付額、2/3が基本」
(健康保険・厚生年金・介護保険は標準報酬月額ベース、給付額は標準報酬日額×2/3が多い)

📌 最終補足スライド

最後に指定の13枚目も確認し、DAY12の保険料・負担・給付額の整理を締めくくります。

FP3級DAY12 保険料と給付額の仕組み 補足スライド13

▶ 次回:DAY13「民間保険との違いと併用)」へ

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