【FP3級 DAY16】投資信託の仕組み
【FP3級 DAY16】投資信託の仕組み
投資信託(ファンド)の基本構造と種類を理解し、試験の頻出ポイントを攻略しよう!
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通勤中やスキマ時間に、音声で投資信託の「仕組み・防火壁・コスト」を徹底深掘り!インデックスとアクティブの違いについて学習できます
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Contents
🎯 今日のテーマ
「投資信託(ファンド)の仕組みを理解する」
投資信託は少額から多様な資産に分散投資できる金融商品です。
FP3級試験では"仕組み・種類・手数料"が定番出題ポイントになります。
「投資信託=みんなでお金を集めてプロに運用を任せる商品」とイメージしましょう。
📗 学習ポイント
🔹 1. 投資信託とは?
🏦
投資信託の基本構造
👥
投資家(受益者)
お金を出資し、運用成果を受け取る人
💼
運用会社(委託者)
集めた資金を運用する専門家
🏛️
信託銀行(受託者)
資産を保管・管理し、分別管理を行う
📌 ポイント:多数の投資家から資金を集め、運用会社が株式・債券・不動産などに投資する仕組み
🔹 2. メリット・デメリット
✅
メリット
- 少額から投資可能
(1万円前後~) - 分散投資効果
(リスクを低減できる) - 専門家による運用
(ファンドマネージャー)
⚠️
デメリット
- 元本保証なし
(価格変動リスク) - 各種手数料
(購入・信託報酬・解約) - 元本割れの可能性
(運用成績による)
🔹 3. 投資信託の種類
💡 主要な分類
📢 募集方法による分類
公募投資信託
誰でも購入可能
誰でも購入可能
私募投資信託
特定の投資家向け
特定の投資家向け
📈 運用方針による分類
インデックス型
市場平均(日経225・TOPIX)に連動
市場平均(日経225・TOPIX)に連動
アクティブ型
平均を上回る運用益を目指す
平均を上回る運用益を目指す
🎯 投資対象による分類
株式型
株式中心の運用
株式中心の運用
債券型
債券中心の運用
債券中心の運用
不動産投資信託(REIT)
不動産投資
不動産投資
🔹 4. 基準価額と手数料
💰 価格と費用の仕組み
📊
基準価額
- 1口あたりの価値
- 1日1回算出
- 株式のようにリアルタイムで変動しない
💳
購入時手数料
- 購入時に一度だけ
- 0~3%程度
- ノーロード(手数料無料)もあり
📈
信託報酬
- 保有している間継続してかかる
- 年率0.1~2%程度
- 運用管理費用
🔚
解約時費用
- 解約時に発生
- 信託財産留保額
- 0~0.5%程度
✏️ Day 16 ミニ確認テスト(○×形式)
各問題について、正しいと思う場合は「○」、間違っていると思う場合は「×」を選択してください
Q1
投資信託の資産は運用会社が保管している。
Q2
投資信託は少額から分散投資ができる。
Q3
信託報酬は、投資信託を保有している間に継続してかかる費用である。
Q4
投資信託には元本保証がある。
Q5
インデックス型投資信託は、市場平均に連動する運用を目指す。
🗺️ 今日のゴール
- ✅ 投資信託の仕組み(委託者・受託者・受益者)を理解する
- ✅ メリット・デメリットと種類を把握する
- ✅ 基準価額と手数料体系を覚える
📝 DAY16まとめ
📌 投資信託の基本構造
🏦 関係者の役割
- 投資家(受益者)
資金を出資し、運用成果を受け取る - 運用会社(委託者)
集めた資金を運用する - 信託銀行(受託者)
資産を分別管理・保管する
💰 コスト構造
- 購入時手数料
購入時に一度だけ(0~3%) - 信託報酬
保有期間中継続(年0.1~2%) - 信託財産留保額
解約時(0~0.5%)
🔍 試験でよく出る分類
- 運用方針:インデックス型(市場平均連動・低コスト)/ アクティブ型(市場平均超え目指す・高コスト)
- 募集方法:公募投資信託(誰でも購入可)/ 私募投資信託(特定投資家向け)
- 投資対象:株式型・債券型・不動産投資信託(REIT)など
- 基準価額:1口あたりの価値、1日1回算出(リアルタイムではない)
📊 覚え方のコツ
「みんなのお金をまとめてプロが運用、信託銀行が分別管理」
(少額から分散投資、元本保証なし、手数料は3種類、インデックス型は市場平均連動)
(少額から分散投資、元本保証なし、手数料は3種類、インデックス型は市場平均連動)
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