対象者	条件／補足説明
正社員	全員対象（雇用期間などに関係なく）
パート・アルバイト	週20時間以上勤務＋年収106万円以上など条件有
公務員・教職員など	原則全員対象（共済年金は2015年に統合）

📝 注意

個人事業主やフリーランスは対象外。国民年金のみ加入となります。

💡 ポイント

保険料は報酬比例なので、「たくさん稼いだ分、将来もらえる年金も多くなる」仕組みです。

年金の種類	内容
老齢厚生年金	原則65歳から受給。報酬に応じて支給額が決まる
障害厚生年金	働けない障害を負ったときの補償（1〜3級）
遺族厚生年金	配偶者・子などに支給（収入が一定以下など要件）

💡 二階建て構造

上記に加え、「老齢基礎年金」も同時にもらえます（二階建て構造）。

📌 合算イメージ

国民年金（満額：約6.8万円）と合算すると、
月16〜20万円程度の年金生活になります。

💡 注意点

主婦や学生のパートでも条件を満たせば自動加入となります。

項目	頻出度	出題形式
国民年金との違い	★★★★★	用語・制度比較問題
保険料の負担割合	★★★★☆	数値・選択問題
年金額の計算イメージ	★★★☆☆	概算・制度理解問題
短時間労働者の要件	★★★☆☆	正誤判定問題

ライフイベント	厚生年金との関連
就職・転職	勤務先により自動的に加入・喪失される
結婚・扶養	第3号被保険者（配偶者）の保障にもつながる
退職・独立	国民年金への切り替えが必要
老後生活	主な生活資金源としての準備が必要

🐥 カイピヨくんのひとこと

「厚生年金は"はたらく人の年金ピヨ"！収入に応じて、もらえる年金もアップするピヨ！」

ポイント	説明
手厚い保障制度	国民年金＋厚生年金の二階建て構造
報酬比例の仕組み	収入に応じて将来の年金額も決まる
パート・アルバイトも対象	条件を満たせば短時間労働者も加入可能