【FP3級 DAY39】保険料・保険金の仕組みと種類
【FP3級 DAY39】保険料・保険金の仕組みと種類
保険の基本的な仕組みを理解しよう!
🎯 学習テーマ
- 保険料がどう決まるのかを理解
- 保険金がどう支払われるのかを理解
- 試験に頻出する保険の基本的な仕組みを整理
📊 保険の仕組み(全体図)
👥 加入者(被保険者)
↓ 保険料を支払い
🏢 保険会社
純保険料
(保険金原資)
(保険金原資)
付加保険料
(運営費)
(運営費)
↓ 保険事故発生時
💰 保険金・給付金の支払い
📗 1. 保険料の仕組み
保険料は大きく 3つの要素 で構成されます。
👉
純保険料は「死亡率・事故率」といった統計(アクチュアリー計算)に基づき算出。
👉
付加保険料は、販売や事務のコスト。
👉
合わせたものが加入者が払う「保険料」。
📘 2. 保険金の仕組み
保険金は、契約内容に基づき 一定の条件が起きたときに支払われる金額。
📑 3. 保険の種類
保険は 生命保険・医療保険・損害保険 の大きく3種類に整理できます。
🛡️
生命保険
対象リスク
死亡・生存に備える
例:終身保険、定期保険、養老保険
🏥
医療保険
対象リスク
病気・ケガによる入院・手術
例:医療保険、がん保険、介護保険
🏠
損害保険
対象リスク
火災、自動車事故、地震など
モノの損害
モノの損害
例:火災保険、自動車保険、地震保険
📝 確認クイズ(5問)
各問題について、正しいか誤っているかを選んでください
Q1
保険料のうち、将来の保険金支払いに備える部分を「純保険料」という。
Q2
付加保険料とは、保険会社の利益のみを目的とした部分である。
Q3
生命保険の支払事由は、死亡や高度障害である。
Q4
医療保険では、入院や手術に対して給付金が支払われる。
Q5
火災保険は損害保険に分類される。
📌 まとめ
💰 保険料の構成
保険料は「純保険料+付加保険料」で構成
・純保険料:保険金の原資
・付加保険料:運営費用
🎯 保険金の支払い
保険金は「発生事由」に応じて支払われる
・死亡、入院、事故など
・契約で定められた条件
🛡️ 保険の分類
種類は「生命・医療・損害」で整理
・生命:死亡・生存
・医療:入院・手術
・損害:モノの損害
👉
試験のポイント
試験では「保険料の構成要素」と「保険金の支払事由」の正誤問題がよく出題されます。
📅 次回予告
次回は Day40:保険の見直しのタイミング を扱います。

