【FP3級 DAY64】金融資産運用の重点復習
【FP3級 DAY64】金融資産運用の重点復習
株式・債券・投資信託・外貨を一気に整理!出題頻度の高い重要分野
Contents
🎯 今日のテーマ
金融資産運用はFP3級試験で必ず出題される重要分野。
株式・債券・投資信託・外貨などの特徴やリスク・リターンを整理し直しましょう。
📝 学習ポイント
📊 1. 金融商品のリスクとリターン
🏦
預貯金
リスク:低
リターン:低
特徴:元本保証・流動性高い・リスクなし/リターン低い
📜
債券
リスク:中
リターン:中
特徴:利息収入+償還差益/信用リスク・金利変動リスクあり
📈
株式
リスク:高
リターン:高
特徴:配当+値上がり益/価格変動リスク・倒産リスク大
📊
投資信託
リスク:中
リターン:中
特徴:分散投資が可能/運用リスクは投資家負担
💱
外貨建商品
リスク:高
リターン:中〜高
特徴:為替リスクあり/円高で損失、円安で利益
🧮 2. 金利・利回りの基本
単利 vs 複利
単利
元本にのみ利息がつく
元本 × 利率 × 年数
複利
元本+利息にさらに利息がつく
元本 × (1 + 利率)^年数
💰 複利計算シミュレーター
📏 利回りとは
利回り:投資額に対する収益の割合(年率で表す)
利回り(%)= (年間収益 ÷ 投資元本)× 100
📈 3. 株式投資の基礎
👥 株主の権利
議決権:株主総会での意思決定への参加権
配当請求権:利益の一部を配当として受け取る権利
📊 主要な株価指標
PER(株価収益率)
株価が1株当たり純利益の何倍かを示す
PER = 株価 ÷ 1株当たり純利益
PBR(株価純資産倍率)
株価が1株当たり純資産の何倍かを示す
PBR = 株価 ÷ 1株当たり純資産
配当利回り
投資額に対する年間配当金の割合
配当利回り = (年間配当金 ÷ 株価)× 100
💴 税金
配当課税
20.315%
📜 4. 債券投資の基礎
💰 債券の基本
額面金額:通常100円単位で発行
表面利率:利息支払の割合
償還差益:額面との差益も課税対象
📋 代表例
国債
国が発行
地方債
地方公共団体が発行
社債
企業が発行
📊 5. 投資信託の基礎
🎯 投資信託とは
運用会社が投資家から集めた資金をまとめて運用
分配金:運用成果に応じて投資家に分配
基準価額:投資信託の取引価格
📈 運用スタイルの比較
インデックス型
市場平均に連動
特徴:低コスト、安定的
アクティブ型
市場平均を上回る運用を目指す
特徴:高コスト、積極運用
💱 6. 為替と外貨投資
📊 為替レートの理解
円高
1ドル=120円 → 100円へ
円の価値 ↑
円安
1ドル=100円 → 120円へ
円の価値 ↓
💰 為替損益
外貨建商品を持つ投資家にとって、為替差益・差損が生じる
円安時
外貨建資産の円換算価値↑
利益
円高時
外貨建資産の円換算価値↓
損失
📊 図解:金融商品の比較表
⭐ 金融商品の特徴比較
| 商品 | リスク | リターン | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 預貯金 | 低 | 低 | 元本保証 |
| 債券 | 中 | 中 | 安定的収益・信用リスク |
| 株式 | 高 | 高 | 値動き大きい |
| 投資信託 | 中 | 中 | 分散投資可能 |
| 外貨建商品 | 高 | 中〜高 | 為替リスクあり |
📈 リスク・リターンの関係
一般的に、リスクが高いほどリターンも高くなる傾向があります
預貯金 ← 債券 ← 投資信託 ← 株式・外貨建商品
(低リスク・低リターン) (高リスク・高リターン)
📝 演習ミニチェック(5問)
🧭 理解度チェック
今日の学習内容から5問の確認問題です
Q1. 預貯金は元本保証であるが、リターンは高い?低い?
Q2. PERは何を表す指標?
Q3. 債券投資で発生する「償還差益」とは?
Q4. 投資信託の「インデックス型」と「アクティブ型」の違いは?
Q5. 円高になると、外貨建資産を持つ日本人にとって有利か不利か?
✅ 今日のまとめ
• 金融商品は「リスクとリターンの関係」で整理すると覚えやすい
• 利回りや複利計算は計算問題として頻出
• 株式・債券・投資信託・外貨の特徴とリスクを比較して暗記
⏭️ 次回予告
Day65では タックスプランニング総整理 を行います。
所得税・住民税・控除制度を一気にまとめ、得点源にしていきましょう!

