📊 PV（現在価値）

💵 FV（将来価値）

📉 r（割引率）

📅 n（期間）

例：1年後に100万円を受取り、割引率5％
• FV = 100万円
• r = 5％ = 0.05
• n = 1年

計算
PV = 100万円 ÷ (1 + 0.05)^1
= 100万円 ÷ 1.05
= 95.24万円

💰 今の価値は約95.24万円

🏛️ 無リスク金利

⚠️ リスクプレミアム

📈 期待インフレ率

🏢 資本コスト

保守的投資（低リスク）
無リスク金利 + 1～3％ = 2～4％程度

一般的投資（中リスク）
無リスク金利 + 3～8％ = 4～9％程度

積極的投資（高リスク）
無リスク金利 + 8％以上 = 9％以上

実例
• 株式投資：6～10％
• 不動産投資：4～8％
• 新規事業：10～15％

💡 投資の性質に応じて決定

✅ NPVプラスの例

❌ NPVマイナスの例

🏠 不動産投資の評価

💼 設備投資の判断

📈 株式投資の評価

🎓 教育投資の評価

📊 予測の不確実性

🎯 割引率設定の難しさ

💸 コストの考慮不足

⏰ タイミングの重要性

① 168万円 ② 178万円 ③ 188万円 ④ 194万円

正解：① 168万円
解説：PV = 200万円 ÷ 1.191 ≒ 168万円となります。

① 積極的に投資すべき ② 投資すべきでない ③ どちらでも良い ④ 割引率を下げて再計算

正解：② 投資すべきでない
解説：NPVがマイナスということは、投資の現在価値が初期投資額を下回るため、その投資は採算が取れません。

① 無リスク金利 ② リスクプレミアム ③ 期待インフレ率 ④ 法人税率

正解：④ 法人税率
解説：法人税率は割引率ではなく、キャッシュフローの計算時に考慮される要素です。割引率には無リスク金利、リスクプレミアム、期待インフレ率などが含まれます。

Q. 現在価値と将来価値の違いは何ですか？

A. 計算の方向が逆です。
現在価値は「将来のお金を今の価値に割り引く」、将来価値は「今のお金が将来いくらになるか」を計算します。前者は投資判断、後者は資産成長の予測に使われます。

Q. 割引率はどのように決めればよいですか？

A. 投資のリスクに応じて設定します。
無リスク金利（国債利回り等）にリスクプレミアムを上乗せします。低リスクなら3-5％、中リスクなら6-10％、高リスクなら10％以上が目安です。

Q. NPVが0の場合はどう判断すべきですか？

A. 理論的には投資しても損はありません。
NPV=0は投資の現在価値と初期投資額が同じことを意味します。ただし、実際にはリスクや手数料を考慮して、より慎重に判断する必要があります。

Q. インフレの影響はどう考慮しますか？

A. 実質金利で計算するか、名目キャッシュフローを使用します。
名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利で割り引くか、インフレを織り込んだ名目キャッシュフローを名目金利で割り引く方法があります。