新学期・秋口に増える「子ども・高齢者のSNS詐欺」

「スマホ・SNS使ってるけど大丈夫?」と思ったら読んでほしい、家族みんなで安心するためのチェックポイント

新学期や秋口は、子どもたちがスマホやSNSを本格的に使い始めたり、高齢者が暑さも和らいでスマホを使い始めるタイミングでもあります。こうした時期を狙って、SNS上で「すぐ稼げるバイト」「友だちになろう」「特別な割引・プレゼント」などと誘いかけてくる詐欺が目立ちます。特に、子どもや高齢者は「友だち感覚」「親切感覚」「安心感」をきっかけに、冷静な判断ができず被害に遭いやすいというデータもあります。

🎧 音声で聴く(通勤中・家事中におすすめ)

💡 通勤中や家事をしながら、音声で詐欺対策を学べます

📊 なぜこの時期に被害が増えるのか?

📈 最新データ(2024年):
・SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額:約1,268億円(前年比2.8倍)
・認知件数:10,237件(前年比2.6倍)
・1件あたり平均被害額:約1,243万円

🔄 SNSを使い始めるきっかけが増える

  • 新学期や学年替わりで「スマホを持ち始める」「友だちとSNSで繋がる」「新しいコミュニティに入る」などの変化があります
  • 高齢者も暑さのピークが過ぎて屋外活動が減る → 室内でスマホ・SNSを活用し始めるケースがあります
  • こうした"変化の時期"は、学び・新しい使い方・慣れない場面があり、詐欺側が入り込みやすい状況です

⚠️ SNS詐欺の手口・ターゲット化

  • 若年層(10~20代)では、SNSをきっかけとした"闇バイト"勧誘が増加。2023年には特殊詐欺の受け子になった経緯の46.9%がSNS経由でした
  • 高齢者では、特殊詐欺被害の65.4%が65歳以上(2024年警察庁データ)。SNSを通じた投資詐欺・ロマンス詐欺も増加中
  • 2024年、SNSをきっかけとした重要犯罪(誘拐・わいせつ等)の被害児童数は458人で前年から倍増

📚 エビデンス:警察庁の統計によると、2024年の特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の合計被害額は約1,990億円に達し、前年から倍増しています。また、SNS型投資詐欺では、著名人になりすました広告で勧誘する手口が多く、Instagram(29.8%)、Facebook(17.5%)で被害が多発しています。

出典:警察庁「令和6年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の状況」

👥 子ども・高齢者それぞれの特徴的な被害・手口

対象 主な被害パターン 統計データ 心理的特徴
子ども
(学生)
・闇バイト勧誘
・SNS上の友だち感覚
・オンラインゲーム課金トラブル
・わいせつ犯罪被害
・SNS起因の重要犯罪被害児童:458人(2024年、前年比倍増)
・大学生の30.9%が闇バイト勧誘経験あり
・受け子の5人に1人が少年
「友だちになろう」に応じやすい
「簡単に稼げる」に反応
社会経験不足で警戒心が薄い
高齢者
(65歳以上)
・投資詐欺
・ロマンス詐欺
・ブランド品購入詐欺
・オレオレ詐欺
・特殊詐欺被害の65.4%が高齢者(2024年)
・SNS型投資詐欺の平均被害額:約1,359万円
・高齢女性の被害認知件数:9,274件
情報判断が難しい
権威・親近感を信じやすい
孤独感・不安につけ込まれる

⚠️ 子ども(学生)の具体的な被害例

  • 闇バイト勧誘:SNSで「学校では言えないバイト」「特別報酬あり」などと誘われ、実際には違法な"受け子""出し子"や強盗に加担させられる。2023年の特殊詐欺被疑者の46.9%がSNS経由で応募
  • オンラインゲーム課金トラブル:SNSで知り合った相手とやりとりをして、課金・金銭トラブルに発展
  • 友だち感覚での被害:「趣味・嗜好」「友達募集」「日常生活」などの投稿から犯罪者が接触。被害児童からの投稿が74.9%を占める
  • 身分証・個人情報の提供:応募時に身分証や家族情報を要求され、辞めようとすると「家に行く」「家族に危害を加える」と脅される

⚠️ 高齢者の具体的な被害例

  • SNS型投資詐欺:著名人や投資家になりすまし、「絶対儲かる」「モニター会員募集」などとSNS・広告で勧誘。複数回振り込ませて合計数千万円被害も
  • ロマンス詐欺:SNSで恋愛感情や親近感を抱かせ、投資話を持ちかける。2024年の被害額は397億円(前年比2.4倍)
  • ブランド品詐欺:SNS広告で「格安ブランドバッグ」を購入したら届かない、または偽物が届く
  • 情報判断の困難:「情報があふれていて正しい情報を判断しにくい」「SNSやオンラインコミュニティの話題を信じやすい」傾向

📚 エビデンス:2024年のデータでは、SNSをきっかけとして不同意わいせつや誘拐といった重要犯罪に遭う子どもが458人に上り、前年から倍増しました。被害児童の投稿内容は「プロフィールのみ」「趣味・嗜好」「友達募集」「日常生活」などの日常的な投稿が53.7%を占めています。一方、高齢者では、特殊詐欺被害の65.4%を65歳以上が占め、SNS型投資詐欺の1件あたり平均被害額は約1,359万円と高額です。

出典:警察庁「令和6年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の状況」 / 日本経済新聞「狙われる子どものSNS」(2025年3月)

🔍 SNS詐欺を見抜くための "チェックポイント" 5つ

子ども・高齢者どちらにも共通して使えるポイントです。家族で共有し、「怪しい!」と感じたら立ち止まる習慣を持ちましょう。

🔍 詐欺発見チェックリスト

確認完了率:0%
0%

5項目中 0項目 確認済み

📚 エビデンス:警察庁の調査では、特殊詐欺被害者の78.2%が「自分は被害にあわないと思っていた」と回答しています。また、2023年に特殊詐欺の受け子になった被疑者1,079人の調査では、46.9%がSNS経由、27.5%が知人等の紹介で犯罪に加担しており、身近なところが接点となっています。

出典:警察庁「特殊詐欺の現状と高齢者被害防止のための新たな取組」

🛡️ 具体的な「対応策」~家庭でできる予防・被害後の対応~

🏠 予防策(家庭ルール・仕組みづくり)

👦 子ども向け予防策

✅ 子ども向け予防チェックリスト

予防策実施率:0% 完了
0%

5項目中 0項目 実施済み

👴 高齢者向け予防策

✅ 高齢者向け予防チェックリスト

予防策実施率:0% 完了
0%

5項目中 0項目 実施済み

📚 エビデンス:2024年のSNS型投資詐欺の被害者を誘う広告で悪用されたプラットフォームは、Instagram(29.8%)、Facebook(17.5%)、投資サイト(14.3%)の順でした。著名人や投資家になりすました勧誘が多く、利回りの良い投資商品を勧める手口もみられます。フィルタリングやセキュリティソフトの導入により、フィッシング詐欺やマルウェア感染のリスクを大幅に減らすことができます。

出典:日本経済新聞「SNS投資詐欺、24年1〜9月被害700億円」 / Trend Micro「セキュリティ脅威レポート」

🚨 被害にあってしまったら(初動対応)

📋 被害発生時の対応チェックリスト

対応完了率:0% 完了
0%

5項目中 0項目 対応済み

⚠️ 特に注意:闇バイトに応募・加担してしまった場合

闇バイトは犯罪です。身分証や家族情報を提供してしまっても、すぐに警察に相談してください。「辞めたい」と思っても脅されて続けざるを得なくなる前に、勇気を持って相談することが重要です。

  • 少年相談窓口:各都道府県警察に設置(匿名相談可)
  • 警察相談専用電話:#9110
  • こども家庭庁:青少年の「闇バイト」加担防止の情報提供

📚 参考:こども家庭庁「青少年の『闇バイト』への加担を防止するための取組」

🐣 カイピヨくんのひとこと
カイピヨくん

「スマホで"タダで〜"とか"すぐ稼げる〜"を見たらピヨ? まずは一緒に止まって、家族でチェックだピヨ!」

SNS詐欺は「簡単」「すぐ」「特別」って言葉が大好きピヨ。でもね、世の中にそんなウマい話はないピヨ!
子どもも高齢者も、「ちょっと変だな」と思ったら家族に相談するのが一番ピヨ。一人で判断しないで、みんなで守り合うピヨ🐥🛡️
闇バイトに誘われても絶対に応募しないピヨ!身分証を送ったら最後、脅されてやめられなくなるピヨ…

📌 まとめ:SNS詐欺から家族を守る4つのポイント

🔒 1. 「簡単・すぐ・特別」の甘い言葉に立ち止まる

「すぐ稼げる」「簡単に儲かる」「即日即金」「特別待遇」などは詐欺の典型的な誘い文句
2023年の特殊詐欺被疑者の46.9%がSNS経由で闇バイトに応募
世の中にそんなウマい話はないと家族で共有

🔒 2. 子どもの投稿内容・高齢者のSNS利用を家族で見守る

子ども:「プロフィール」「趣味」「友達募集」などの日常投稿から犯罪者が接触(被害児童投稿の53.7%)
高齢者:Instagram・Facebookの投資広告、SNSグループチャットでの勧誘に要注意
フィルタリング・ペアレンタルコントロールを活用し、定期的に対話

🔒 3. 身分証・個人情報・金銭の要求には絶対に応じない

応募時に身分証や家族情報を要求されたら闇バイトの可能性大
「まず少額振込」「出金には本人確認」などの段階的な要求も詐欺の手口
SNS型投資詐欺の平均被害額は約1,359万円と高額

🔒 4. 「ちょっと変だな」と思ったら家族・警察に相談

被害者の78.2%が「自分は被害にあわないと思っていた」
家族で「ちょっと変」「よく分からない」となったら一緒に確認
消費生活センター(188)、警察サイバー犯罪相談窓口、少年相談窓口等に相談

🛡️ 安心してSNSを使うために

新学期・秋口は、子ども・高齢者のSNS利用が変化する時期であり、その分"入り口"を狙った詐欺も活発化します。

「簡単に儲かる」「友だちになろう」など甘い言葉で近づいてくる誘いには、必ず立ち止まって冷静に確認。

家族みんなで「ちょっとおかしい」と感じたら相談・共有する習慣を持つことで、被害を未然に防ぐことができます。

安心してスマホ・SNSを使えるよう、今日から「確認・相談・共有」を始めましょう。

🔗 参考リンク・相談窓口

📚 公式・信頼できる情報源

警察庁:
「特殊詐欺対策」
「サイバーセキュリティ・サイバー犯罪対策」

こども家庭庁:
「青少年の『闇バイト』への加担を防止するための取組」

消費者庁:
消費生活相談
消費者ホットライン:188(いやや!)

政府広報オンライン:
「子どものSNS利用と保護者の役割」

セキュリティ情報:
Trend Micro「セキュリティ脅威レポート」

📞 相談窓口一覧

警察相談専用電話 #9110
消費者ホットライン 188(いやや!)
少年相談窓口 各都道府県警察に設置(匿名相談可)
サイバー犯罪相談窓口 各都道府県警察のウェブサイトから

📊 本記事で使用したエビデンス・統計データ

  • 警察庁「令和6年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の状況」(2024年確定値)
  • 日本経済新聞「SNS投資詐欺、24年1〜9月被害700億円 ロマンス詐欺も深刻」(2024年11月)
  • 日本経済新聞「狙われる子どものSNS、投稿から誘拐 重大被害が倍増」(2025年3月)
  • こども家庭庁「インターネット利用に係る子供の犯罪被害等の防止について」(令和5年度)
  • トビラシステムズ「SNSから犯罪に巻き込まれる『闇バイト』の実態調査」(2024年9月)
  • 株式会社ペンマーク「闇バイト実態調査」(2024年12月)
  • 消費者庁「特殊詐欺による高齢者の被害について」(令和4年度消費者白書)

\ 最新情報をチェック /