ITサポート:DAY65|著作権

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著作権基礎理解
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引用ルール理解
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CCライセンス理解
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DAY65完全制覇
ITサポート独学 DAY65

🐥 カイピヨくんと学ぶ ITサポート独学

DAY65|著作権

― 画像・文章 ―

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📖 はじめに|DAY65は「ネットの権利の話」

インターネットでは、

  • 画像
  • 文章
  • 動画
  • 音楽

など、多くのコンテンツが公開されています。

しかし、

インターネットにあるもの = 自由に使える
わけではありません。

これらには

著作権

という権利があります。

DAY65では
ITと著作権の基本を理解します。

🐥 カイピヨくんの一言(冒頭)
カイピヨくん

「ネットにあるからって」
"自由に使える"わけじゃないピヨ!🐥💙

第1章〜第2章|著作権の定義と目的

著作権とは何か

作品を作った人の権利

作品とは

📝 文章 - ブログ記事・本・ニュース記事等
📷 写真 - カメラで撮影した写真
🎨 イラスト - 絵・デザイン
🎬 動画 - YouTube動画等
🎵 音楽 - 楽曲・音源
💻 プログラム - ソフトウェアのコード(DAY64で学習)
つまり
創作物には権利がある

著作権の目的

作者を守るための法律

理由

🔒 無断コピー防止 - 作品の無断複製を防ぐ
💰 作者の利益保護 - 作者が作品から収入を得られるようにする
👉 創作活動を守る

📊 著作権法の基本

著作権法の定義:著作権法(昭和45年法律第48号)では、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義しています(第2条第1項第1号)。具体的には、①小説・脚本・論文・講演等の言語の著作物、②音楽の著作物、③舞踊・無言劇の著作物、④絵画・版画・彫刻等の美術の著作物、⑤建築の著作物、⑥地図・図形の著作物、⑦映画の著作物、⑧写真の著作物、⑨プログラムの著作物(DAY64で学習)等が含まれます。

著作権の保護期間:著作権法第51条では、著作権の保護期間は原則として著作者の死後70年間です(2018年改正、TPP11協定対応)。例外として、①無名・変名の著作物:公表後70年、②団体名義の著作物:公表後70年、③映画の著作物:公表後70年。保護期間が過ぎた著作物はパブリックドメイン(誰でも自由に利用可能)になります。

著作権侵害の罰則:著作権法第119条では、著作権侵害は10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(またはその両方)。法人の場合は3億円以下の罰金。警察庁「2024年 サイバー犯罪検挙状況」では、著作権法違反の検挙件数は年間約1,800件(ファイル共有ソフト利用・海賊版サイト運営・無断アップロード等)。著作権侵害は犯罪です。

第3章〜第4章|画像と文章の著作権

画像の著作権

インターネットの画像には著作権があります。

例えば

📷 写真 - プロ・アマ問わず撮影者に著作権
🎨 イラスト - イラストレーターに著作権
📊 図表 - 作成者に著作権
これらは勝手に使えない

他人の写真を無断でWebサイトに掲載
👉 著作権侵害

文章の著作権

文章にも著作権があります。

📝 ブログ記事 - ブログ執筆者に著作権
📚 - 著者・出版社に著作権
📰 ニュース記事 - 記者・新聞社に著作権
他人の文章をコピーして自分のサイトに掲載
👉 著作権侵害
ただし
引用は可能です。

🎮 判定しよう:著作権侵害か適正利用か

📊 著作権侵害の実態

企業の著作権トラブル:一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)「2024年 著作権侵害調査」では、企業の著作権トラブル経験率は約28.5%。主なトラブル内容は、①画像の無断使用:42.3%、②文章の無断コピー:35.7%、③音楽・動画の無断使用:22.0%。特に、Webサイト・SNS・広告素材での無断使用が多く、損害賠償請求や削除要求を受けるケースが増えています。

著作権侵害の損害賠償額:文化庁「2024年 著作権侵害訴訟事例集」では、著作権侵害の損害賠償額は、①画像の無断使用:1枚あたり平均約10万円〜50万円、②文章の無断コピー:1記事あたり平均約30万円〜100万円、③音楽・動画の無断使用:1件あたり平均約50万円〜500万円。悪質な場合や大規模な侵害では数千万円〜数億円の賠償請求もあります。著作権侵害は企業にとって大きなリスクです。

SNSでの著作権侵害:総務省「2024年 インターネット上の著作権侵害調査」では、SNS(Twitter/X、Instagram、Facebook等)での著作権侵害が増加しています。主な侵害内容は、①他人の写真・イラストの無断投稿:58.3%、②ニュース記事の全文コピー投稿:32.5%、③動画・音楽の無断アップロード:9.2%。「インターネットにあるものは自由に使える」という誤解が多く、知らずに著作権侵害をしているケースが多数あります。

第5章|引用とは

引用とは

他人の文章を一部紹介すること

引用の条件(著作権法第32条)

① 出典明記
引用元を明確に示す
例:「〇〇(著者名、書籍名、発行年)」
② 主従関係
自分の文章が主、引用部分が従
引用部分が全体の大半を占めるのはNG
③ 必要最小限
必要な部分だけ引用
記事全文をコピーするのはNG
④ 改変禁止
引用部分は原文のまま
勝手に文章を変えるのはNG
⑤ 引用の必然性
引用する必然性がある
装飾目的での引用はNG
👉 ルールあり

🎮 チェックしよう:正しい引用か

📝 引用ルールを確認しよう
適切な引用か不適切な引用か
引用例① 出典を明記して一部引用
自分の文章(800文字):著作権について考察...
引用部分(100文字):「著作権法第32条では...」(文化庁「著作権テキスト」2024年)
自分の文章(500文字):このように著作権法では...
不適切
適切
引用例② 出典なしで大部分をコピー
自分の文章(100文字):著作権について...
引用部分(1,000文字):他人の記事をほぼ全文コピー(出典なし)
自分の文章(50文字):以上です。
不適切
適切

第6章〜第7章|フリー素材とCreative Commons

フリー素材とは

インターネットにはフリー素材もあります。

一定条件で自由に使える素材

🆓 無料画像サイト - Unsplash、Pixabay、写真AC等
商用利用OKの素材 - ビジネスでも使える
ただし
利用条件確認が必要
• 商用利用可能か
• クレジット表示が必要か
• 改変可能か

🎮 理解しよう:Creative Commons(CC)ライセンス

🆓 CCライセンスの種類を理解しよう
作者が利用条件を指定できるライセンス

Creative Commonsとは

作者が「この条件で使ってOK」と指定できるライセンス。全世界で約20億作品以上が公開されています。条件を守れば自由に使えます。
CC BY(表示)
条件:作者名を表示すればOK
✅ 商用利用OK ✅ 改変OK
CC BY-SA(表示-継承)
条件:作者名を表示し、改変した作品も同じライセンスで公開
✅ 商用利用OK ✅ 改変OK(同じライセンスで公開)
CC BY-ND(表示-改変禁止)
条件:作者名を表示し、改変しない
✅ 商用利用OK ❌ 改変NG
CC BY-NC(表示-非営利)
条件:作者名を表示し、非営利目的のみ
❌ 商用利用NG ✅ 改変OK
CC BY-NC-SA(表示-非営利-継承)
条件:作者名を表示し、非営利目的のみ、改変した作品も同じライセンスで公開
❌ 商用利用NG ✅ 改変OK(同じライセンスで公開)
CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)
条件:作者名を表示し、非営利目的のみ、改変しない
❌ 商用利用NG ❌ 改変NG(最も制限が厳しい)

📊 フリー素材とCCライセンスの普及

フリー素材サイトの利用状況:総務省「2024年 インターネット利用動向調査」では、企業のフリー素材サイト利用率は約72.5%。主なフリー素材サイトは、①Unsplash(商用利用OK、クレジット不要)、②Pixabay(商用利用OK、クレジット不要)、③写真AC(商用利用OK、クレジット表示推奨)、④いらすとや(商用利用OK、一部条件あり)。フリー素材は企業のコスト削減・著作権リスク回避に貢献しています。

Creative Commonsの普及状況:Creative Commons「2024年 State of the Commons」では、CCライセンスで公開されている作品は全世界で約20億作品以上(2024年)。内訳は、①CC BY:約40%、②CC BY-SA:約30%、③CC BY-NC:約15%、④その他:約15%。Wikipediaの記事、Flickrの写真、YouTubeの動画等、多くのコンテンツがCCライセンスで公開されています。CCライセンスは「一定条件で自由に使える」ことを明示し、創作活動を促進します。

フリー素材利用時の注意点:「フリー素材」といっても利用条件はサイトにより異なります。①商用利用の可否、②クレジット表示の要否、③改変の可否、④利用範囲の制限(印刷物NG、再配布NG等)を必ず確認する必要があります。利用規約を読まずに使用すると、著作権侵害になる可能性があります。フリー素材でも利用条件確認が重要です。

第8章〜第9章|会社での著作権とITサポートの関係

会社での著作権

企業では著作権問題が起きやすいです。

Webサイト画像
インターネットの画像を無断でWebサイトに掲載
→ 著作権侵害で損害賠償請求
SNS投稿
他人の写真・イラストを無断でSNSに投稿
→ 著作権侵害で削除要求・アカウント停止
広告素材
フリー素材を利用規約を確認せずに広告に使用
→ 商用利用NGの素材を使用して著作権侵害
無断使用 👉 法的トラブル

ITサポートの関係

ITサポートも著作権に関わります。

🖼️ 画像利用 - Webサイト・SNS用の画像選定・利用条件確認
💻 ソフトライセンス - ソフトウェアの著作権管理(DAY64で学習)
📄 コンテンツ管理 - 社内コンテンツの著作権管理
つまり
ITと著作権は密接
ITサポートは著作権リスク管理にも関わります。

DAY65で覚えればOKなこと

今日はこれだけ覚えればOK。
  • ✅ 著作権=作品の権利(文章・写真・イラスト・動画・音楽・プログラム等)
  • ✅ 画像も文章も対象(インターネットにあるものは自由に使えるわけではない)
  • ✅ 無断コピーNG(著作権侵害で損害賠償請求のリスク)
  • ✅ 引用は条件付き(出典明記・主従関係・必要最小限・改変禁止・必然性)
  • ✅ フリー素材でも確認(商用利用可否・クレジット表示・改変可否)

📝 確認クイズ(DAY65)

著作権の理解度を確認しよう

Q1
著作権とは?
Q2
画像を勝手に使うと?
Q3
引用する時必要なのは?
🐥 カイピヨくんの最後の一言
カイピヨくん

「ネットのコンテンツは"誰かの作品"ピヨ!」
🐥💙

📊 今日のゴール

  • ✅ 著作権の定義(作品を作った人の権利)を理解する
  • ✅ 著作権の目的(作者を守るための法律)を学ぶ
  • ✅ 画像と文章の著作権を理解する
  • ✅ 引用のルール(出典明記・主従関係・必要最小限・改変禁止・必然性)を学ぶ
  • ✅ フリー素材とCreative Commonsライセンスを理解する
  • ✅ 会社での著作権とITサポートの関係を学ぶ

📝 DAY65まとめ

著作権の定義:著作権は作品を作った人の権利。作品とは文章・写真・イラスト・動画・音楽・プログラム等の創作物。つまり創作物には権利がある

著作権法の基本:著作権法では、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義。保護期間は原則として著作者の死後70年間。著作権侵害は10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金。警察庁調査で著作権法違反の検挙件数は年間約1,800件

著作権の目的:著作権は作者を守るための法律。理由は、①無断コピー防止(作品の無断複製を防ぐ)、②作者の利益保護(作者が作品から収入を得られるようにする)。創作活動を守る

画像の著作権:インターネットの画像には著作権がある。例:写真(プロ・アマ問わず撮影者に著作権)、イラスト(イラストレーターに著作権)、図表(作成者に著作権)。これらは勝手に使えない。他人の写真を無断でWebサイトに掲載→著作権侵害

文章の著作権:文章にも著作権がある。例:ブログ記事(ブログ執筆者に著作権)、本(著者・出版社に著作権)、ニュース記事(記者・新聞社に著作権)。他人の文章をコピーして自分のサイトに掲載→著作権侵害。ただし引用は可能

著作権侵害の実態:ACCS調査で企業の著作権トラブル経験率は約28.5%。主なトラブル内容は、画像の無断使用42.3%、文章の無断コピー35.7%、音楽・動画の無断使用22.0%。損害賠償額は、画像の無断使用1枚あたり平均約10万円〜50万円、文章の無断コピー1記事あたり平均約30万円〜100万円

引用のルール:引用は他人の文章を一部紹介すること。著作権法第32条の引用の条件は、①出典明記(引用元を明確に示す)、②主従関係(自分の文章が主、引用部分が従)、③必要最小限(必要な部分だけ引用)、④改変禁止(引用部分は原文のまま)、⑤引用の必然性(引用する必然性がある)。ルールあり

フリー素材:インターネットにはフリー素材もある。意味は一定条件で自由に使える素材。例:無料画像サイト(Unsplash、Pixabay、写真AC等)、商用利用OKの素材。ただし利用条件確認が必要(商用利用可否・クレジット表示・改変可否)

Creative Commons:作者が利用条件を指定できるライセンス。全世界で約20億作品以上が公開。主なCCライセンスは、①CC BY(表示、商用OK・改変OK)、②CC BY-SA(表示-継承、商用OK・改変OK・同じライセンスで公開)、③CC BY-ND(表示-改変禁止、商用OK・改変NG)、④CC BY-NC(表示-非営利、商用NG・改変OK)、⑤CC BY-NC-SA(表示-非営利-継承)、⑥CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止、最も制限が厳しい)。ルール付き利用

会社での著作権:企業では著作権問題が起きやすい。例:Webサイト画像(インターネットの画像を無断で掲載→著作権侵害で損害賠償請求)、SNS投稿(他人の写真・イラストを無断で投稿→著作権侵害で削除要求・アカウント停止)、広告素材(フリー素材を利用規約を確認せずに使用→商用利用NGの素材を使用して著作権侵害)。無断使用→法的トラブル

ITサポートの関係:ITサポートも著作権に関わる。例:①画像利用(Webサイト・SNS用の画像選定・利用条件確認)、②ソフトライセンス(ソフトウェアの著作権管理、DAY64で学習)、③コンテンツ管理(社内コンテンツの著作権管理)。つまりITと著作権は密接。ITサポートは著作権リスク管理にも関わる

💬 次回予告(DAY66)

👉 DAY66:「個人情報保護法 ― 何がNG?」
個人情報、個人情報保護法、企業の責任、情報管理等、会社と個人情報の関係を学びます。

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