空き巣に入られたかも?家に入る前の安全確認・110番・触らない物・保険連絡の順番

空き巣に入られたかも?家に入る前の安全確認・110番・触らない物・保険連絡の順番

分類:TROUBLE(トラブル)|著者:kaik-2|解決ドットコム

空き巣に入られたら?最初の5分が運命を分ける緊急対応プロトコル。家に入る前の安全確認から、110番、保険手続きまでの完全手順をまとめた表紙
最初に:止めること・確認すること・相談先
  1. いったん止めること:室内へ入って確認しない。犯人を探さない・追いかけない。ドア、窓、鍵、引き出し、床に落ちている物に触らない。片付けない。
  2. 確認すること:家の外から見える異変(鍵の破損、窓割れ、物音、人影)。犯人がまだ室内にいる可能性を否定できないかどうか。
  3. 相談先:110番。危険を感じたら、ためらわずに通報してください。

帰宅したら、玄関の鍵がおかしい。窓ガラスが割れている。ドアが開いている。「もしかして空き巣に入られた?」——こんなとき、すぐ家の中に入り、財布や貴重品を確認したくなるかもしれません。

しかし、最初に確認すべきなのは盗まれた物ではなく、自分の安全です。犯人がまだ室内にいる可能性を否定できない場合は、家に入って確認しようとせず、安全な場所まで離れて110番してください。その後も警察が確認するまでは、ドア、窓、鍵、引き出し、床に落ちている物などをできるだけ触らず、現場をそのままにします。

家に入らない → 安全な場所へ離れる → 110番する → 警察が来るまで触らない → 警察確認後に被害品を整理する → カード・銀行などを止める → 管理会社・保険会社へ連絡する → 鍵や窓を復旧する

警察庁も、侵入窃盗犯と家人が鉢合わせして強盗に発展する危険があることを注意喚起しています。

音声で聞く「空き巣の異変で家に入るな」

結論|最初の5分は「被害確認」より「安全確保」

異変に気づいた直後の「最初の5分間」マトリクス。DO(やるべき行動)は、家の外から異変を確認する(鍵の破損、窓割れ、物音)、犯人が出てきても接触しにくい安全な場所へ離れる、躊躇せずすぐ110番する。DON'T(やってはいけない行動)は、室内へ入って確認する、犯人を探す、自分で犯人を捕まえようとする・追いかける

帰宅した直後に異変を感じたら、まず次の流れで動きます。

順番やることこの段階ではしないこと
1家の外から異変を確認室内へ入って確認しない
2玄関・窓から離れて安全確保犯人を探さない
3110番する自分で犯人を捕まえない
4警察が来るまで待つドア・窓・物に触らない
5警察の確認後、被害品を整理先に片付け・修理しない
6盗難品に応じて利用停止等を連絡「あとでいい」と放置しない
7管理会社・保険会社などへ連絡記録を残さず修理しない

千葉県警察は、空き巣などの被害に遭ったときは110番するよう案内しています。また、警察庁は不審を感じた場合にはためらわず110番するよう呼びかけています。

考え方

「本当に空き巣なのか分からない」という段階でも、危険の可能性があるなら、自分で室内を確認してから通報する必要はありません。

STEP1|鍵・窓がおかしいなら、すぐ家に入らない

「財布だけ確認したい」という危険な本能を捨てるという図。NGは「本当に荒らされているか見たい」「家族がいるか確認したい」と一人で室内に入ること。OKは犯人がまだ室内にいる可能性を疑い、離れて110番し、命の安全確保を最優先すること。警察庁の警告として、侵入窃盗犯と家人が鉢合わせし強盗に豹変する危険があると記載

たとえば、次のような異変に気付いた場合です。

  • 玄関の鍵やドアに壊された跡がある
  • 鍵を掛けて出たはずなのに開いている
  • 窓ガラスが割れている
  • 窓や勝手口が不自然に開いている
  • 室内から物音がする
  • 家の中に知らない人影が見える

まず考えるべきなのは、「何を盗まれたか」ではなく、「犯人がまだいる可能性はないか」です。

自治体の防犯案内でも、泥棒被害に気付いた場合には犯人がまだ中にいる可能性があるため、周囲の状況を確認して110番するよう案内されています。警察庁も、侵入者と帰宅した家人が鉢合わせし、強盗に変わる可能性があることを注意喚起しています。

「財布だけ確認したい」でも入らない

特に避けたいのが、「財布だけ見てくる」「家族がいるか確認する」「本当に荒らされているか見てから警察を呼ぶ」と室内へ入ることです。犯人がまだ室内にいる可能性があるなら、財産の確認より安全確保が先です。

止める

玄関前に立ち続けるのではなく、犯人が出てきても接触しにくい安全な場所まで離れて110番してください。家族や同居人が室内にいる可能性があり、危険が迫っていると考えられる場合も、自分で犯人を探しに入るのではなく、その状況を110番で伝え、警察の指示を受けます。

STEP2|安全な場所から110番する

110番通報プロトコル、焦らず質問に答えるだけでOKという図。何があった?(帰宅したら窓が割られていて、空き巣の可能性があります)、どこ(現場)?(自宅住所、マンション名、部屋番号)、今どこにいる?(中に誰かいるかもしれないので、家には入らず○○の前にいます)、何がおかしい?(鍵の破損、室内からの物音など)、人を見た?ケガ人は?(見た・見ていない、いる・いない・不明)

空き巣被害に気付いた場合は、110番して構いません。千葉県警察も「強盗、空き巣、ひったくりなどの被害にあったとき」を、すぐ110番するケースとして明示しています。

110番では、分かる範囲で、「帰宅したら玄関の鍵が壊されています」「窓ガラスが割れていて、空き巣かもしれません」「まだ中に誰かいるかもしれないので、家には入っていません」などと伝えればよいでしょう。

110番で整理して伝えたいこと

確認項目伝える内容
何があった?空き巣・侵入の可能性
どこ?自宅住所、マンション名、部屋番号
今どこにいる?自宅前、近くの店など
何がおかしい?鍵破損、窓割れ、物音など
人を見た?見た/見ていない
犯人がいる可能性室内から音がする等
ケガ人は?いる/いない/不明
落ち着いて

110番通報では、警察官から必要なことを順番に質問されます。焦って全部を一度に説明しようとせず、質問に沿って答えましょう。

STEP3|犯人らしき人を見ても追いかけない

自宅から知らない人が出てきたとしても、自分で捕まえようとするのは避けます。顔や服装、逃げた方向、車などを安全な場所から確認できた場合は、その情報を警察へ伝えます。

侵入窃盗犯は工具などを持っている場合があり、警察庁は帰宅した家人との鉢合わせによって強盗に変わることもあると注意喚起しています。

止める

取り返すことより、距離を取ることを優先してください。

STEP4|警察が来るまで「触らない・片付けない」

現場保存の空間マップ。警察が来るまでは「すべてが証拠品」として、①玄関ドア・鍵は触らない(指紋の保存)、②割られた窓は触らない(侵入経路の証拠)、③タンス・引き出しは閉めない・整理しない(物色箇所の保全)、④床に落ちている物は元の場所へ戻さない・拾わない、⑤床・カーペットはむやみに歩き回らない(足跡の保存)。「部屋が散らかっているから少し片付けよう」は厳禁です

犯人がいないように見えても、次に重要なのが現場を変えないことです。空き巣の現場には、指紋、足跡、犯人が触った場所、犯人が落とした物、侵入した窓やドア、工具による破壊跡など、捜査につながる痕跡が残っている可能性があります。

自治体の防犯案内では、泥棒被害に遭った場合について、散らかった物をそのままにし、ドアやタンスの扉など物色された場所に触らず、むやみに歩き回らないよう案内しています。

場所・物対応
玄関ドアできるだけ触らない
鍵・ドアノブ触らない
割られた窓触らない
窓の鍵触らない
タンス・引き出し閉めない・整理しない
落ちている物元の場所へ戻さない
床・カーペットむやみに歩かない
犯人の物と思われる物拾わない
足跡のような汚れ踏まない・拭かない
荒らされた財布・バッグ中身をすぐ整理しない
止める

「部屋が散らかっているから警察が来る前に少し片付けよう」は避けます。警察が確認するまでは、被害を受けた状態をできるだけ変えないと覚えておきましょう。

写真はいつ撮る?まず警察の確認を優先する

保険請求を考えると「写真を撮っておかなければ」と思うかもしれません。写真は被害状況を記録するうえで役立つ場合がありますが、空き巣直後は撮影のために室内を歩き回ったり、物を動かしたりしないことが重要です。

まず安全を確保して110番し、警察が到着したら現場確認を優先します。そのうえで警察の確認を妨げない段階になったら、保険会社への連絡に備えて被害箇所や壊れた部分を記録します。

日本損害保険協会も、事故によって保険金を請求する場合は、まず警察などの公的機関へ事故を届け出ることを案内しています。事故の証明書が必要になる場合もあります。

全体の流れ|8ステップのロードマップ

解決までの8ステップ全体ロードマップ。STEP1家に入らず安全確保、STEP2の110番通報、STEP3の現場保存(触らない)、STEP4の現在地にあたる被害品の整理、STEP5のカード・口座の利用停止、STEP6の管理会社への連絡(賃貸の場合)、STEP7の保険会社への連絡、STEP8の鍵・窓の修理と防犯対策。「順番を絶対に一つずつ終わらせる」のではなく、安全確保を最優先し、その後は二次被害を止める順に動きます

状況によって前後しますが、基本形は次のように整理できます。

1. 110番・警察 → 2. 盗まれたカード・銀行口座などの利用停止 → 3. マイナンバーカード・スマホなどの停止手続き → 4. 大家・管理会社(賃貸の場合) → 5. 火災保険・家財保険の保険会社または代理店 → 6. 鍵・窓などの修理 → 7. 今後の防犯対策

ただし、カード等の盗難がすぐ判明した場合には、警察の現場確認を待っている間でも、警察の指示に従いつつ金融機関等への停止連絡を急いだほうがよい場合があります。「順番を絶対に一つずつ終わらせなければならない」と考えるのではなく、安全確保と110番を最優先し、その後は二次被害を止めると整理すると分かりやすくなります。

状況整理シート(優先行動・連絡先・被害メモ)

今の状況と、なくなった可能性がある物を選ぶと、いま優先する行動、確認が必要なこと、連絡先の候補、被害メモを表示します。犯罪かどうか、被害額、補償の可否を判定するものではありません。入力内容はこのブラウザの中だけで処理し、外部への送信・保存は行いません。住所・口座番号・カード番号などは入力しないでください。

1|今の状況に最も近いものを選んでください(必須)
2|なくなった可能性がある物(複数可・確認前なら「まだ確認していない」を選択)
3|住まいの種類(任意)
4|壊された可能性がある箇所(任意・1つ選択)
5|記録として残す内容(任意・安全な場所で入力してください)

STEP5|警察の確認後に「何が盗まれたか」を整理する

被害品トリアージ、金額ではなく「悪用リスク」で優先順位を決める三角形の図。緊急度MAX(即時停止が必要)はキャッシュカード・預金通帳・印鑑・クレジットカード・スマートフォン・パソコン・マイナンバーカード・自宅や車の鍵(再侵入・車両盗難リスク)。緊急度高は現金・パスポート・運転免許証・健康保険証。確認・記録は貴金属・個人情報記載の書類。現金1万円より、身分証と鍵の盗難が危険です

警察の現場確認が進み、室内を確認してよい状態になったら、被害品を整理します。この段階では、単に「高価な物があるか」だけを見るのではありません。特に優先して確認したいのは、盗まれると追加被害につながる物です。

悪用リスクが高いもの
  • キャッシュカード/預金通帳/印鑑
  • クレジットカード
  • マイナンバーカード
  • スマートフォン/パソコン
  • 自宅や車の鍵
身分証・現金など
  • 現金/財布
  • パスポート
  • 運転免許証
  • 健康保険関係の書類
記録しておくもの
  • 貴金属
  • 個人情報が記載された書類
  • 「盗まれたかもしれない物」も含めてメモ

最初から完全な一覧を作る必要はありません。後から被害に気付くこともあるため、警察に追加の被害が判明した場合の対応方法も確認しておくとよいでしょう。

STEP6|カード・通帳などがない場合は利用停止を急ぐ

緊急停止連絡先ダッシュボード(誰に・何を・なぜ)。クレジットカード・預金通帳は取引銀行やカード会社へ連絡し不正出金・決済を防止する(全国銀行協会は警察と銀行へただちに連絡するよう案内)。スマートフォンは携帯電話会社へ連絡し回線と端末の悪用を防ぎ各種アプリの不正利用も確認。身分証・マイナンバーカードは専用窓口0120-95-0178の音声ガイダンス2番と警察へ、24時間365日受付の一時利用停止手続き。パスポートは警察と都道府県の旅券窓口へ紛失・盗難手続き。夜間・休日の受付方法は各社の公式窓口で確認

警察への通報と安全確認が済んだら、二次被害を防ぐ対応に移ります。

キャッシュカード・通帳・印鑑が盗まれた

取引銀行へすぐ連絡します。全国銀行協会も、キャッシュカードなどの被害に遭った場合は警察と取引銀行へただちに連絡するよう案内しています。各銀行の盗難・紛失時の緊急連絡先もまとめられています。

夜間・休日の受付方法は銀行によって違うため、銀行の公式サイトから紛失・盗難窓口を確認してください。

クレジットカードが盗まれた

カード発行会社へ速やかに連絡して、カードを停止します。日本クレジットカード協会は、クレジットカードを紛失・盗難された場合には、すぐカード発行会社と最寄りの警察へ連絡するよう案内しています。

補償の条件はカード会社や会員規約によって異なるため、不正利用が見つかった場合もカード会社の案内に従ってください。

マイナンバーカードが盗まれた

マイナンバーカードは、一時利用停止の手続きをします。マイナンバーカード総合サイトでは、紛失・盗難による一時利用停止を24時間365日受け付けています。

マイナンバー総合フリーダイヤルは「0120-95-0178」で、音声ガイダンス2番です。警察への遺失届・盗難届と受理番号の記録も案内されています。

パスポートが盗まれた

外務省は、日本国内でパスポートを紛失・盗難した場合、まず警察署へ届け出て、その後、都道府県のパスポート申請窓口で紛失の届出を行うよう案内しています。

スマートフォンが盗まれた

携帯電話会社の公式な紛失・盗難窓口を確認し、回線停止や端末に関する対応を相談します。端末に銀行、決済、メールなどのアプリが入っている場合は、それぞれのサービスについても不正利用がないか確認します。

盗まれた可能性がある物主な連絡先急ぐ理由
キャッシュカード銀行出金等の防止
通帳・印鑑銀行不正手続きへの対応
クレジットカードカード会社不正利用防止
マイナンバーカード専用窓口+警察一時利用停止
パスポート警察+旅券窓口紛失・盗難手続き
スマートフォン携帯会社等回線・端末の悪用防止
自宅の鍵管理会社・大家・鍵業者等再侵入対策
車の鍵車の販売店等車両盗難対策
身分証明書発行機関再発行等の確認
優先順位

ここで大切なのは、盗まれた物の金額だけで優先順位を決めないことです。現金1万円より、キャッシュカードや身分証明書、家の鍵のほうが、その後の被害につながる可能性があります。

STEP7|賃貸住宅なら大家・管理会社へ連絡する

住宅タイプ別のアプローチと「合鍵」の罠。賃貸住宅は警察の現場確認後、大家・管理会社へ連絡し、共用部の破損報告や修理手配の調整を行う。持ち家は自分で鍵業者や修理業者への手配を進める。警告として、家の鍵・スペアキーが盗まれている場合は、窓ガラスを直しても犯人が鍵を持っていれば簡単に再侵入されるため、鍵そのものが盗まれた場合は早急にシリンダー(鍵穴)全体の交換が必須

賃貸住宅の場合、警察への通報・現場確認を優先したうえで、大家や管理会社にも連絡します。特に、玄関ドアが壊された、鍵が壊された、窓ガラスが割られた、共用部分にも破損がある、自宅の鍵が盗まれた場合は、修理や鍵交換について管理会社との調整が必要になることがあります。

止める

ここで注意したいのは、警察が現場を確認する前に、自分の判断だけで鍵や窓を交換してしまわないことです。安全上すぐ応急処置が必要な場合は、警察・管理会社・保険会社などに状況を伝え、どの段階で修理してよいか確認して進めます。

家の鍵そのものが盗まれていたら、鍵交換も検討する

室内から合鍵やスペアキーがなくなっている場合は注意が必要です。窓を修理しても、犯人が自宅の鍵を持っていれば再び侵入できる可能性があります。

警察の現場確認後、賃貸なら管理会社・大家へ連絡し、鍵交換について確認します。持ち家の場合も、鍵業者等へ相談して交換を検討します。また、車の鍵が盗まれている場合は車についても確認し、必要に応じて販売店等へ相談します。

STEP8|火災保険・家財保険の契約内容を確認する

火災保険の真実と、絶対に守るべき「証拠保全」。「空き巣なのに火災保険?」という疑問に対し、契約内容により建物(破壊された窓・鍵)や家財(盗難品)の損害が補償される場合があると説明。重要として、保険会社へ連絡する前に全部片付けてしまわないこと。壊された玄関ドアや窓の修理前の写真、荒らされた部屋や壊された家具の写真、警察への届出に関する情報(受理番号)、盗まれた物の一覧(購入時期・価格のメモ)、修理見積書を残す。※この書類があれば必ず出るわけではなく、まず保険会社・代理店に連絡し指示を仰ぐこと

「空き巣なのに火災保険?」と思うかもしれません。火災保険には、契約内容によって盗難による損害を補償するものがあります。日本損害保険協会は、住宅への侵入によって家財が盗まれたり、建物が破損したりした場合に補償する保険があると案内しています。

たとえば、侵入時に鍵や窓ガラスを壊された場合の修繕費が補償対象になる契約があります。一方、家財の盗難について補償を受けるには、家財が保険の対象になっている必要があります。

つまり、火災保険に入っている=盗まれた物がすべて補償されるとは限りません。契約によって、建物だけが対象、家財も対象、盗難補償がある、現金・貴金属などに限度額がある、免責金額があるなど条件が異なります。加入している保険会社または代理店へ事故を連絡し、契約内容を確認してください。

保険会社へ連絡する前に、全部片付けてしまわない

警察の現場確認が終わったら、保険請求に備えて被害状況を記録します。特に残しておきたいのは、壊された玄関ドア、壊された鍵、割られた窓、荒らされた場所、壊された家具、盗まれた物の一覧、購入時期、購入価格が分かる資料、修理見積書、警察への届出に関する情報などです。

日本損害保険協会は、保険金請求について、事故発生時にはまず警察などへ届け出ること、保険会社へ事故を連絡して必要な手続きを確認することを案内しています。必要書類や写真、警察への届出内容は契約や保険会社によって異なります。

確認

そのため、「この書類があれば必ず保険金が出る」とは考えず、保険会社から指定されたものを準備します。

壊れた窓や鍵は、いつ修理すればいい?

修理のタイミング・フローを信号機で示した図。赤・待機は警察による現場確認の前で、侵入痕跡(証拠)が変わってしまうため自分の判断だけで先に交換しない。黄・応急は警察の確認後で防犯上すぐに対応が必要な場合、雨が入る・施錠できない等の緊急時に、可能な限り修理前の写真を残し保険会社や管理会社へ連絡してから進める。青・修理は警察・保険会社・管理会社の確認と指示が完了した後で、修理と同時に弱点だった場所の防犯対策(補助錠の追加など)を見直す

窓ガラスが割れたまま、玄関の鍵が壊れたままでは、防犯上そのまま生活することもできません。一方で、警察が確認する前に修理すると、侵入方法などを確認する痕跡が変わってしまう可能性があります。

赤・待機

警察による現場確認の前。侵入の痕跡が変わってしまうため、自分の判断だけで先に交換しないでください。

黄・応急

警察の確認後で、防犯上すぐに対応が必要な場合。雨が入る、施錠できないなどの緊急時は、可能な限り修理前の写真を残し、保険会社・管理会社へ連絡してから進めます。

青・修理

警察・保険会社・管理会社の確認と指示が完了した後。修理と同時に、弱点だった場所の防犯対策も見直します。

日本損害保険協会も、別種の建物被害についてではありますが、安全上の理由などで保険会社による確認前に片付け・修理が必要な場合には、可能な限り損傷箇所を写真に残すよう案内しています。

空き巣に入られたら「やってはいけないこと」

最終確認、空き巣初動で「やってはいけない事」まとめ。一人で家に入って確認する(犯人と鉢合わせる危険)、犯人を追いかける(凶器等による身体への危険)、荒らされた部屋を片付ける(警察が来る前に痕跡を変えてしまう)、ドアノブや窓・足跡を触る・拭く(指紋や足跡の証拠を失う)、警察確認前に窓や鍵を修理する(現場の状況が変わってしまう)、カード・スマホの停止を後回しにする(悪用による二次被害の拡大)、記録せず壊れたものを全部捨てる(保険請求等での証明が困難になる)
やらないこと理由
一人で家に入って確認する犯人と鉢合わせする危険
犯人を追いかける身体への危険
荒らされた部屋を片付ける痕跡を変える可能性
ドアノブや窓を触る指紋等の確認に影響する可能性
足跡を踏む・拭く痕跡を失う可能性
すぐ窓や鍵を修理する警察確認前に現場が変わる
カード停止を後回しにする二次被害につながる可能性
記録せず全部捨てる保険請求等で確認しにくくなる
止める

一番避けたいのは、「被害を確かめなければ」と自分で室内へ入ることです。

よくある迷いどころ

押すと答えが開きます。もう一度押すと閉じます。

千葉県警察は、空き巣などの被害に遭ったときは110番するよう案内しています。警察庁も、不審を感じた場合にはためらわず110番するよう呼びかけています。自分で室内を確認してから通報する必要はありません。

撮影のために室内を歩き回ったり、物を動かしたりしないことが重要です。まず安全確保と110番、警察が到着したら現場確認を優先し、妨げにならない段階になってから記録します。

そうとは限りません。建物だけが対象か家財も対象か、盗難補償があるか、限度額や免責金額があるかなど、条件は契約によって異なります。保険会社または代理店へ確認してください。

室内から合鍵やスペアキーがなくなっている場合は注意が必要です。窓を修理しても、犯人が自宅の鍵を持っていれば再び侵入できる可能性があります。鍵交換についても確認してください。

カード等の盗難がすぐ判明した場合には、警察の現場確認を待っている間でも、警察の指示に従いつつ金融機関等への停止連絡を急いだほうがよい場合があります。安全確保と110番を最優先し、その後は二次被害を止める順に動きます。

被害確認が終わったら、再侵入を防ぐ

空き巣被害に遭った直後は、「同じ犯人がまた来るのでは」という不安も出てきます。警察による確認や必要な修理が終わったら、侵入された場所を中心に防犯対策を見直します。

警察庁によると、住宅への侵入では窓や表出入口が主な侵入口となっています。防犯性能の高い建物部品、補助錠、確実な施錠などが対策として案内されています。

落ち着いて

被害直後に「あれもこれも買わなければ」と急ぐ必要はありません。まず、どこから侵入されたのか → 何が弱点だったのか → どこを直せば再侵入しにくくなるのかの順番で整理します。

まとめ|空き巣かもと思ったら「入らない→110番→触らない」

財産の確認より、命の安全を。空き巣被害に気づくと「何を盗られたのか」が真っ先に気になりますが、その時点では犯人がまだ近くにいる可能性があります。まずは自分と家族の安全を確保すること。その後は、一つずつ手順を踏んで整理すれば必ず解決へ向かいます。次のステップへ、警察の確認と修理が終わったら二度と侵入させないための対策へ

帰宅して「鍵がおかしい」「窓が割れている」「誰かが入ったような気がする」と感じたら、最初から被害額を確認する必要はありません。

家に入らない → 安全な場所へ離れる → 110番する

警察が来るまでは、触らない → 片付けない → むやみに歩き回らないことを意識します。警察の確認後に、次の順番で進めます。

盗まれた物を整理 → キャッシュカード・クレジットカード等を停止 → 管理会社へ連絡 → 保険会社へ事故連絡 → 鍵や窓を修理 → 防犯対策を見直す

空き巣被害に気付くと、「何を盗られたのか」が最初に気になります。しかし、その時点では犯人がまだ近くにいる可能性もあります。財産の確認より、自分と家族の安全が先。そして安全を確保した後は、証拠や二次被害、保険手続きを一つずつ分けて整理する。それが、空き巣に入られた可能性があるときの基本的な初動です。

参考にした公的・公式情報

この記事は2026年9月時点の公的・公式情報をもとに、住宅への侵入窃盗が疑われる場合の一般的な初動を整理したものです。実際の現場では、まず身の安全を確保し、110番したうえで警察官の指示に従ってください。保険の補償範囲・必要書類・免責金額等は契約によって異なります。

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