マイナンバーカードの更新通知が届いたら?カード本体・電子証明書・期限を見分ける手順

マイナンバーカードの更新通知が届いたら?カード本体・電子証明書・期限を見分ける手順

分類:LIFE(生活)|著者:kaik-2|解決ドットコム

マイナンバーカードの更新通知が届いたら?カード作り直し?それともスマホで?迷わないための完全ガイドと題した表紙。郵便受けに通知書が届いたイラスト

マイナンバーカードの「有効期限通知書」が届いたものの、「カードを新しく作り直すの?」「電子証明書だけ更新すればいいの?」「役所へ行けばいいのか、スマホで申請するのか分からない」と迷うことがあります。

結論:まず通知書の「有効期限が到来するもの」を見る

最初に確認したいのは、通知が届いた=必ず新しいカードに交換する、ではないという点です。マイナンバーカードには、カード本体の有効期限と、ICチップに搭載された電子証明書の有効期限があります。この2つは別です。

通知書を確認する → 何の期限なのか見分ける → 必要な手続きを選ぶ → 期限までに更新する
🐤 カイピヨくんの一言:封筒を開けてすぐスマホでQRコードを読み込んだり、役所へ駆け込んだりするのはちょっと待ってピヨ。まず「何が」期限切れになるのかを見極めるのが先だピヨ!
音声で聞く「マイナカード更新 二つの寿命の正体」

結論|まず「有効期限が到来するもの」を見る

ちょっと待って!通知が届いた=「必ず新しいカードに交換する」ではありません。封筒を開けてすぐスマホでQRコードを読み込んだり、役所に駆け込んだりするのはNG。まずは「何が」期限切れになるのかを見極める必要があります

通知書が届いたら、最初に手続き方法を調べる必要はありません。先に、何が期限を迎えるのかを確認します。

通知書で確認するもの何が期限を迎える?基本的な対応
マイナンバーカードカード本体新しいカードの申請・受け取り
電子証明書ICチップ内の電子証明書今のカードを持って市区町村窓口で更新
両方が対象カード本体と電子証明書カード本体の更新を含む手続きを確認

マイナンバーカード総合サイトでも、有効期限通知書は「マイナンバーカードと電子証明書の両方またはどちらか一方」の期限を知らせるものと説明されています。つまり、「通知が来たからカードを作り直す」のではなく、「何の期限なのかを先に見る」ことが第一歩です。

なぜマイナンバーカードには2つの有効期限がある?

1枚のカードに、2つの異なる「寿命」があることを示す図。ICチップ内の電子証明書は年齢問わず5回目の誕生日まで、カード本体は10回目または5回目の誕生日まで。18歳以上の場合、カード本体はまだ有効でも中のICチップ(電子証明書)だけが先に期限を迎えるため、この通知が届きます

見分けにくい理由は、1枚のカードに2種類の期限があるためです。

マイナンバーカード本体の有効期限

カードそのものの有効期限です。現在の原則では、カード発行時に18歳以上だった場合は発行から10回目の誕生日まで、18歳未満だった場合は発行から5回目の誕生日までです。なお、2022年3月31日までに交付申請した20歳未満の人については、旧制度による扱いがあります。

カード本体の有効期限は、カード表面に印字されています。

電子証明書の有効期限

電子証明書は、マイナンバーカードのICチップに記録され、オンラインで本人であることを証明するために使われる仕組みです。こちらは年齢にかかわらず、原則として発行から5回目の誕生日までです。

そのため、たとえば18歳以上でカードを発行した場合、カード本体はまだ有効でも、電子証明書だけ先に期限を迎えるということがあります。これが「更新通知が届いたけれど、カードを作り直すのか分からない」という状況が起こる理由です。

STEP1|有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」を確認する

STEP1、通知書のここだけを見てくださいという図。有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」の欄を虫眼鏡で見ると、マイナンバーカード・電子証明書・両方のいずれかが書かれている。ここに何が書かれているかで、やるべき手続きが完全に分かれます

封筒を開けたら、最初に有効期限通知書を確認します。見る場所は、「有効期限が到来するもの」の欄です。ここに「マイナンバーカード」と記載されているのか、「電子証明書」と記載されているのかを確認してください。

ここを確認する前に、「QRコードがあるからスマホで更新しよう」「とりあえず役所へ行こう」と動く必要はありません。まず対象を確定させます。

カード本体と電子証明書は、手続きがここまで違う

手続きの大きな違いを示す比較表。カード本体(有効期限到来)は、新しいカードの発行を申請する・顔写真が必要・スマホやオンライン申請が可能・完了まで約1ヶ月かかる。電子証明書(有効期限到来)は、今のカードを使う・顔写真不要・オンライン申請は不可で原則窓口へ・窓口でその場で完了
比べる点カード本体の更新電子証明書の更新
新しいカード申請する現在のカードを使う
顔写真必要原則として不要
スマホ・オンライン申請可能原則不可(窓口へ)
完了までの流れ申請後、新カードを受け取る窓口で電子証明書を書き込む

「新しいカードが必要なのか?」と迷ったら、通知書にマイナンバーカード本体が対象として記載されているかを確認してください。

STEP2|「マイナンバーカード」が対象なら、新しいカードを申請する

青のルート、「マイナンバーカード」と書かれていた方の3ステップ。STEP1申請(スマホなど)、STEP2交付通知書を待つ(約1ヶ月)、STEP3窓口で受け取り。新しいカードを作り直す手続きで、申請後に届く交付通知書を持って役所へ受け取りに行きます。その場ですぐには終わりません

「有効期限が到来するもの」にマイナンバーカードが含まれている場合は、カード本体の更新が必要です。電子証明書だけの更新とは違い、今持っているカードのICチップを書き換えて終わりではありません。新しいマイナンバーカードの交付を受けるための申請を行います。

青のルート|カード本体の更新

有効期限通知書に申請書IDと交付申請用QRコードが記載されている場合は、スマートフォンなどから申請できます。公式案内では、カード本体の更新申請にスマートフォン、パソコン、証明写真機、郵送などの方法が用意されています。通知書の記載内容によって手続き方法が異なる場合があるため、届いた案内に沿って進めます。

申請後は、市区町村から交付通知書が届きます。その後、現在持っているマイナンバーカードと、交付通知書に記載された必要書類を持って市区町村窓口へ行き、新しいカードを受け取る流れです。

カード本体の更新は「その場で書き換えて終了」ではない

デジタル庁は、申請から交付通知書が届くまでの目安を約1か月としていますが、申請状況や自治体によって異なります。ここが電子証明書との大きな違いです。窓口へ行けばその日のうちに終わる手続きではないため、通知が届いたら早めに内容を確認しておきましょう。

STEP3|「電子証明書」だけなら、カードを作り直す必要はない

緑のルート、「電子証明書」だけと書かれていた方の案内。市区町村の窓口でカードのICチップにデータを書き込む様子のイラスト。カードを作り直す必要はありません。今のカードを持ったまま市区町村の窓口へ行ってください。その場でICチップのデータを書き換えて完了です(顔写真も不要)

「有効期限が到来するもの」が電子証明書だけなら、基本的には新しいカードを作る手続きではありません。現在持っているマイナンバーカードを使い続け、ICチップ内の電子証明書を更新します。

緑のルート|電子証明書の更新

本人が手続きする場合は、マイナンバーカードを持って、住民登録のある市区町村窓口へ行きます。窓口で現在のカードに新しい電子証明書を書き込みます。顔写真は不要です。電子証明書の更新はオンラインではできません。市区町村によって予約が必要な場合があるため、行く前に自治体のホームページなどを確認しておくと安心です。

電子証明書の更新には暗証番号を使う

窓口へ行く前の重要チェック、暗証番号を覚えていますかという図。6〜16桁の英数字の入力欄と、4桁の数字の入力欄が並ぶ。電子証明書の更新にはカードを作った時に設定した暗証番号が必要です。忘れてしまっても窓口で再設定できますが、事前に思い出しておくと手続きがスムーズです

本人が電子証明書を更新する際には、カード交付時に設定した暗証番号を使用します。主に署名用電子証明書の6~16桁の英数字、利用者証明用電子証明書などの4桁の数字です。

暗証番号を忘れている場合は、窓口で再設定できると案内されています。そのため、更新通知が届いた段階で「暗証番号を覚えているか」も確認しておくと手続きがスムーズです。

STEP4|カード表面でも2つの期限を確認する

STEP4、通知書がなくてもカード表面で確認できるという図。マイナンバーカードの見本で、カード本体の期限が印字されている位置と、電子証明書の期限を記入する欄の位置を指し示している。空欄ならマイナポータルで確認。通知書を紛失しても、カード表面の印字と記入欄を見てどちらの期限が迫っているか確認できます

通知書だけでなく、手元のマイナンバーカードからも有効期限を確認できます。カード本体の有効期限は、カード表面に印字されています。一方、電子証明書の有効期限については、カード表面の記入欄またはマイナポータルで確認できます。

確認したい期限主な確認場所
カード本体マイナンバーカード表面
電子証明書カード表面の記入欄
電子証明書の期限がカードに書かれていないマイナポータル

カード表面の欄が空欄の場合でも、電子証明書に期限がないという意味ではありません。マイナポータルで確認してください。

更新手続き 判定ツール(ルート・持ち物・時期の確認)

通知書に書かれている内容と有効期限を入れると、どちらのルートか、持ち物と手続き場所、いつから更新できるか、次にすることを表示します。手続きの可否を決定するものではなく、通知書と公式案内を読む前の整理に使うものです。入力内容はこのブラウザの中だけで処理し、外部への送信・保存は行いません。氏名やマイナンバーなどは入力しないでください。

1|通知書の「有効期限が到来するもの」に書かれているもの(必須)
2|有効期限(任意・通知書やカード表面に記載の日付)
3|暗証番号を覚えていますか(任意)
4|本人が窓口へ行けますか(任意)

更新はいつからできる?手数料はかかる?

いつからできる?お金はかかる?を示す図。更新手数料は0円で、有効期限の3ヶ月前から更新可能期間に入ることを時間軸で示している。通知書は期限の2〜3ヶ月前に届く。「まだ早いかな」と放置せず、通常の有効期限更新なら無料なので早めに動きましょう

マイナンバーカード本体、電子証明書とも、原則として有効期間満了まで3か月未満になった日から更新できます。有効期限通知書は、期限の2~3か月前を目途に送付されます。

通知が届いたら、「まだ手続きできないのでは?」と長期間そのままにするより、まず通知書に記載された期限と手続き方法を確認しておきましょう。

更新手数料は、通常の有効期限更新であれば無料です。

電子証明書だけ期限切れになると、カード自体も使えなくなる?

もし「電子証明書」が期限切れになったらどうなるかを示す図。本人確認書類としてはまだ有効である一方、e-Tax・マイナポータル・コンビニ交付などのデジタル機能には通行止めマークが付いている。カード本体の期限が残っていれば身分証明書としては使えますが、オンライン申請やコンビニ交付などのデジタル機能が完全にストップします

ここも混同しやすいポイントです。電子証明書だけが期限切れになっても、カード本体の有効期限が残っていれば、マイナンバーカードそのものが直ちに本人確認書類として無効になるわけではありません。

一方、電子証明書を利用する機能には影響が出ます。電子証明書が期限切れになると、マイナポータルへのログイン、e-Taxなどの電子申請、コンビニ交付など、電子証明書を利用するサービスが使えなくなります。

「カード本体が有効か」と「電子証明書が有効か」は分けて考える

マイナ保険証を使っている場合はどうなる?

特例注意、マイナ保険証を使っている場合の図。医療機関のカードリーダーと砂時計で3ヶ月間の猶予を表している。電子証明書が切れても3ヶ月間は猶予期間として保険資格の確認ができますが、診療情報や薬剤情報の確認には制限がかかるため、医療機関にかかる方は特に早めの更新が必要です

電子証明書の有効期限が切れた場合、マイナ保険証については少し扱いが異なります。デジタル庁によると、電子証明書の有効期限が切れても、有効期限満了日が属する月の末日から3か月間は、マイナ保険証として利用できます。

ただし、この期間に医療機関で確認できるのは保険資格に関する情報のみで、診療情報・薬剤情報などの確認には制限があります。

「マイナ保険証としてしばらく使えるから、電子証明書の更新は不要」という意味ではありません。マイナポータルや電子申請など別のサービスにも影響するため、期限を確認して更新しておくことが大切です。

カード本体の期限を過ぎるとどうなる?

カード本体の有効期限が過ぎると、本人確認書類としての利用や、電子証明書を使ったe-Tax・コンビニ交付などの機能が利用できなくなります。

カード本体を更新申請していても、新しいカードを受け取る前に現在のカードの期限を迎える可能性があります。カード本体の更新は電子証明書の更新と違って、新しいカードの発行まで時間がかかるため、通知が届いたら早めに内容を確認したほうがよいでしょう。

電子証明書の期限を過ぎてしまったら?

「通知を忘れていて、電子証明書の期限が昨日までだった」という場合でも、そのまま諦める必要はありません。マイナンバーカード総合サイトでは、期限を過ぎた後でも電子証明書の再発行が可能と案内しています。

ただし、期限切れの間は電子証明書を必要とするサービスに影響します。住民登録のある市区町村窓口に確認し、手続きを進めましょう。

通知書をなくした・本人が窓口へ行けないとき

よくある2つのトラブルシューティング。通知書をなくした場合は、通知書なしでも市区町村窓口で更新手続きは可能。本人が窓口に行けない場合は、代理人(家族など)でも電子証明書の更新が可能だが、必ず同封の「照会書兼回答書」を封筒に封入・封かんした状態で代理人に渡す必要がある

有効期限通知書をなくしてしまったら

特に電子証明書については、有効期限通知書を紛失していても更新手続きは可能です。マイナンバーカード総合サイトでも、通知書がなくても電子証明書の更新手続きができると案内しています。

「通知書をなくしたから更新できない」と考えず、市区町村窓口へ確認してください。カード本体の更新について通知書が見当たらない場合も、自己判断で別の申請をするより、住民登録のある市区町村へ確認するのが確実です。

代理人でも電子証明書を更新できる?

電子証明書については、代理人による更新手続きも用意されています。この場合、本人が有効期限通知書に同封された「照会書兼回答書」に必要事項を記入し、封筒に入れて封をした状態で代理人へ渡します。

代理人は、本人のマイナンバーカード、封入・封かんされた照会書兼回答書、代理人の顔写真付き本人確認書類などを持って市区町村窓口へ行きます。

暗証番号に誤りがあると、その場で更新できない場合があります。代理人手続きについては自治体による案内も確認してから来庁するとよいでしょう。

「カードを更新するとマイナンバーも変わる?」は別の話

誤解されがちな「カードを更新すると、12桁のマイナンバーも変わる?」という疑問への回答図。金庫のイラストとともに大きく「変わりません」と表示。マイナンバー(12桁の数字)は生涯同じ番号を使用します。カードのプラスチック部分やICチップを新しくしても、番号自体は保護されたまま変わりません

カード本体を新しくすると、「12桁のマイナンバーまで新しくなるのでは?」と心配になるかもしれません。

マイナンバーは原則として生涯同じ番号を使用する仕組みで、自由に変更するものではありません。漏えいによって不正利用のおそれがある場合など、例外的な場合に変更されることがあります。カードの更新と、12桁のマイナンバーそのものの変更は分けて考えましょう。

よくある5つの勘違い

押すと答えが開きます。もう一度押すと閉じます。

有効期限通知書は、カード本体と電子証明書の両方またはどちらか一方の期限を知らせるものです。「有効期限が到来するもの」の欄を見てから手続きを選びます。

カード本体の有効期限が残っていれば、本人確認書類として直ちに無効になるわけではありません。ただし、マイナポータル、e-Tax、コンビニ交付など電子証明書を使うサービスは利用できなくなります。

有効期限満了日が属する月の末日から3か月間は保険資格の確認ができますが、診療情報・薬剤情報などの確認には制限があります。他のサービスにも影響するため、更新は必要です。

特に電子証明書については、通知書を紛失していても更新手続きは可能と案内されています。自己判断で別の申請をせず、市区町村窓口へ確認してください。

マイナンバーは原則として生涯同じ番号を使用します。漏えいによって不正利用のおそれがある場合など、例外的な場合に変更されることがあります。

更新通知が届いたら確認する5項目

迷わないための5つの最終チェックリスト。まず通知書の「有効期限が到来するもの」を見る、「マイナンバーカード」なら新しいカードの申請へ、「電子証明書」なら今のカードを持って窓口へ、窓口へ行く前に設定した「暗証番号」を思い出しておく、期限の3ヶ月前から更新可能なので早めに手続きを
  • まず通知書の「有効期限が到来するもの」を見る
  • 「マイナンバーカード」なら、新しいカードの申請へ
  • 「電子証明書」なら、今のカードを持って市区町村窓口へ
  • 窓口へ行く前に、設定した暗証番号を思い出しておく
  • 原則、有効期限まで3か月未満になった日から更新できる

大切なのは、通知書が届いた瞬間に「カードを作り直さなければ」と考えないことです。何の期限なのかを確認してから、手続きを選ぶ。これだけで迷いにくくなります。

まとめ|「通知書→対象→期限→手続場所」の順で確認する

マイナンバーカードの更新通知が届いたら、まず有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」を確認してください。

「マイナンバーカード」が対象なら

カード本体を更新するため、新しいカードの申請・受け取りが必要です。申請から交付通知書が届くまでの目安は約1か月とされています。

「電子証明書」だけなら

カードそのものを新しく作り直すのではなく、現在のカードを持って住民登録のある市区町村窓口で電子証明書を更新します。

通知書を見る → カード本体か電子証明書か確認する → 期限を確認する → 手続き方法・場所を確認する
「更新」という同じ言葉でも、手続きは違います

カード本体と電子証明書では、必要なものも、行く場所も、かかる時間も違います。最初に問題を分けて考えることが、間違った手続きを防ぐ近道です。

参考にした公式情報

手続きの詳細、必要書類、予約の要否は市区町村によって異なる場合があります。実際に手続きをする際は、届いた通知書の案内と、住民登録のある市区町村および上記の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

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