ITサポート:DAY14|パソコンが遅い理由

🐥 カイピヨくんと学ぶ ITサポート独学
- DAY14|パソコンが遅い理由
- 📖 はじめに|DAY14は「焦らなくなる日」
- 第1章|まず結論:遅さの原因はほぼ決まっている
- 🎮 確認してみよう:5つの原因
- 第2章|切り分けとは何か?
- 第3章|原因① CPUが忙しすぎる
- 第4章|原因② メモリ(RAM)が足りない
- 第5章|原因③ 保存領域がいっぱい
- 第6章|原因④ ソフト・設定の問題
- 第7章|原因⑤ ネットワークの問題
- 第8章|「何もしてないのに遅い」の正体
- 第9章|切り分けの黄金ルール
- 🎮 体験してみよう:ITサポートの基本フロー
- 🎮 診断してみよう:症状から原因を特定
- 🎮 確認してみよう:タスクマネージャーの見方
- 🎮 解決してみよう:実際のトラブル事例
- 第10章|DAY14で覚えればOKなこと
- 📋 DAY14 学習チェックリスト
- 📊 今日のゴール
- 📝 DAY14まとめ
DAY14|パソコンが遅い理由
― よくある原因を切り分けよう ―
家事をしながら、散歩しながら、音声でパソコンの遅さの原因を理解できます
※音声と記事の内容は同じです。お好みの方法で学習してください
📖 はじめに|DAY14は「焦らなくなる日」
ITサポートで毎日のように来る相談がこれです。
でも、ここで大事なのは――
"遅い"は原因じゃない。結果。
DAY14では、
感情で判断しない・闇雲に操作しないための
「切り分けの型」を身につけます。
「遅いときほど、落ち着くピヨ。」
原因は"だいたい決まってる"ピヨ!🐥💙
第1章|まず結論:遅さの原因はほぼ決まっている
パソコンが遅くなる原因の9割は、次のどれか
- 1️⃣ CPUが忙しすぎる
- 2️⃣ メモリ(RAM)が足りない
- 3️⃣ 保存領域がいっぱい
- 4️⃣ ソフト・設定の問題
- 5️⃣ ネットワークの問題
🎮 確認してみよう:5つの原因
第2章|切り分けとは何か?
切り分け=原因を1つずつ潰すこと
正しい考え方
DAY11〜DAY13で学んだ
CPU・RAM・保存 の役割が、ここで活きます。
📊 トラブルシューティングのデータ
ITサポートの統計(2023年調査):パソコンの不具合の約75%は、適切な切り分けによって原因特定が可能です。残りの25%は複合的な要因や特殊なケースです。
初期化の実態:「遅い」という理由でPCを初期化するケースのうち、約60%は初期化不要(メモリ増設、ディスク空き容量確保、スタートアップ整理で解決可能)でした。
切り分けの効果:システム的な切り分け手順に従うことで、問題解決までの時間が平均で40〜50%短縮されます。
第3章|原因① CPUが忙しすぎる
どんな状態?
- 🌪️ ファンがうるさい
- 🎬 動作がカクカク
- 📊 CPU使用率が高い
よくある原因
- 📱 アプリを同時に開きすぎ
- 🎥 重い処理(動画・更新)
- 🔄 裏で動くソフト
ITサポートの判断
📊 CPU使用率の正常範囲
正常な範囲:アイドル時5〜15%、軽作業20〜40%、動画視聴30〜50%。重い処理時(動画編集、ゲーム)は70〜100%に達しますが、これは正常です。
警告サイン:何もしていないのに常時50%以上、または80%以上が10分以上続く場合は要確認。バックグラウンドプロセスやマルウェアの可能性があります。
よくある原因:Windows Update(CPU 30〜70%を30分〜2時間)、ウイルススキャン(CPU 40〜80%を15分〜1時間)、クラウド同期(CPU 20〜40%)などが裏で動作している場合があります。
第4章|原因② メモリ(RAM)が足りない
RAM不足のサイン
- 🔄 アプリ切り替えが遅い
- ❄️ すぐ固まる
- 🔄 再起動で少し回復
なぜ遅くなる?
- 📏 作業台が狭い
- 🔄 入れ替えが多発
ITサポート的対策
- ✅ 使っていないアプリを閉じる
- ✅ 再起動
- ✅ メモリ増設(環境次第)
📊 メモリ不足の実際の影響
仮想メモリの速度低下:RAM不足時、Windowsはストレージを仮想メモリとして使用します。SSDでも通常RAMの100〜200倍遅く、HDDでは500〜1000倍遅くなります。
メモリ使用率の目安:50%以下は快適、60〜80%は注意、80%以上は遅延発生、90%以上は深刻な遅延が起こります。4GBのPCでChrome 10タブ+Word+Excelを開くと85〜95%に達します。
再起動の効果:再起動によりメモリがリセットされ、メモリリーク(アプリがメモリを解放しない問題)も解消されます。長時間起動していると、徐々にメモリ使用率が上がる現象(メモリリーク)が発生することがあります。
第5章|原因③ 保存領域がいっぱい
保存不足のサイン
- ❌ 保存できない
- ❌ 更新できない
- ⚠️ 警告が出る
なぜ遅くなる?
- 📂 OSの作業スペースが足りない
- 🗂️ キャッシュが増えすぎ
ITサポートの基本対応
- ✅ 不要ファイル削除
- ✅ ゴミ箱を空に
- ✅ クラウドへ移動
📊 ストレージ空き容量の重要性
推奨空き容量:総容量の15〜20%以上の空きが推奨されます。256GBのSSDなら40〜50GB、1TBなら150〜200GBの空きが理想です。
パフォーマンスへの影響:空き容量が10%を切ると、SSDの書き込み速度が20〜30%低下します。5%以下では50%以上遅くなることもあります。HDDも同様の影響を受けます。
一時ファイルの必要性:WindowsやmacOSは一時ファイルを作成してアプリの動作を支援します。空き容量が不足すると一時ファイルが作成できず、動作が極端に遅くなります。Windows Updateには通常10〜20GBの空き容量が必要です。
第6章|原因④ ソフト・設定の問題
よくあるケース
- 🚀 起動時に大量ソフト起動
- 🔄 常駐ソフトが多い
- ⚠️ アップデート未実施
ITサポートあるある
対策の考え方
- 🤔 本当に必要?
- 🤔 自動起動は必要?
📊 スタートアップ設定の影響
起動時間への影響:スタートアップに10個以上のアプリが登録されていると、起動時間が30秒〜2分以上遅くなります。5個以下に抑えると起動時間が平均40%短縮されます。
常駐ソフトの実態:新品PCでは3〜5個程度ですが、使用年数とともに増加します。3年使用したPCの平均は15〜20個で、それぞれがメモリ50〜200MB、CPU 1〜5%を消費します。
不要なプログラム:プリインストールされた試用版ソフト、使わなくなったユーティリティ、古いドライバーなどが原因になります。タスクマネージャーのスタートアップタブで無効化できます。
第7章|原因⑤ ネットワークの問題
こんな症状は要注意
- 🌐 ネットだけ遅い
- 🌐 Webが開かない
- ☁️ クラウドが重い
実はPCの問題じゃない
- 🚦 回線混雑
- 📶 Wi-Fi不安定
- 🖥️ サーバー側不調
第8章|「何もしてないのに遅い」の正体
ITサポートがよく聞く言葉です。
実際は…
- 🔄 更新が裏で動いている
- 🛡️ セキュリティチェック中
- ☁️ 同期処理中
📊 バックグラウンド処理の実態
Windows Update:デフォルトで自動更新が有効で、週に1〜2回、CPU 30〜70%、ディスクアクセス50〜100%を30分〜2時間使用します。ユーザーには通知されないことがあります。
ウイルススキャン:多くのセキュリティソフトは週1回のフルスキャンを実行。CPU 40〜80%、15分〜1時間かかります。Microsoft Defenderは平日の決まった時間に自動実行されます。
クラウド同期:OneDrive、Dropbox、Google DriveなどはCPU 20〜40%、ネットワーク帯域を使用します。数GBのファイルがあると数時間かかることもあります。
第9章|切り分けの黄金ルール
🎮 体験してみよう:ITサポートの基本フロー
ITサポートの基本フロー
- 1️⃣ いつから遅い?
- 2️⃣ 何をした時?
- 3️⃣ 全体?一部?
- 4️⃣ 再起動した?
🎮 診断してみよう:症状から原因を特定
🎮 確認してみよう:タスクマネージャーの見方
🎮 解決してみよう:実際のトラブル事例
ケース①「朝だけ遅い」
考えられる原因は?
ケース②「突然遅くなった」
まず確認すべきことは?
第10章|DAY14で覚えればOKなこと
今日はこれだけで十分です。
- ✅ 遅さは結果、原因は別
- ✅ 原因はほぼ5パターン
- ✅ CPU・RAM・保存をまず疑う
- ✅ 闇雲に操作しない
- ✅ 切り分けがITサポートの武器
📝 確認クイズ(DAY14)
今日学んだことを確認しよう
📋 DAY14 学習チェックリスト
今日学んだことを確認しよう
学習進捗
チェックリストを確認して、学習を完了させましょう
「遅いときほど、"順番に見る"ピヨ。」
勘じゃなく、切り分けピヨ!🐥💙
📊 今日のゴール
- ✅ 遅さの5つの原因を理解する
- ✅ 切り分けの考え方を身につける
- ✅ 各原因の症状と対策を学ぶ
- ✅ ITサポートの基本フローを知る
- ✅ 実際のトラブルケースから学ぶ
📝 DAY14まとめ
- 遅さは結果、原因は別:感情で判断しない
- 5つの原因:CPU過負荷、RAM不足、保存満杯、ソフト問題、ネットワーク
- 切り分け:原因を1つずつ潰す、闇雲に操作しない
- CPU過負荷:ファンがうるさい、カクカク、一時的ならOK
- RAM不足:アプリ切り替えが遅い、再起動で改善
- 保存不足:空き容量15〜20%以上推奨、10%以下で性能低下
- ソフト問題:スタートアップ整理、常駐ソフト削減
- ネットワーク:Webだけ遅い場合はPC以外を疑う
- 「何もしてない」の正体:バックグラウンド処理が動いている
- 基本フロー:いつから?何をした時?全体?再起動した?
💬 次回予告(DAY15)
👉 DAY15:「入力と出力 ― キーボード・画面・プリンタの役割」
周辺機器の役割を学びます!


