ITサポート:DAY63|会計の超基礎

🐥 カイピヨくんと学ぶ ITサポート独学
DAY63|会計の超基礎
― 利益と費用 ―
通勤中、家事をしながら、会計の基礎を音声で学習
※音声と記事の内容は同じです。お好みの方法で学習してください
📖 はじめに|DAY63は「会社のお金の流れ」
会社は何のために存在するのでしょうか?
もちろん、
- 商品を売る
- サービスを提供する
ですが、最終的な目的は
そのために会社では
DAY63では
会社のお金の基本構造を理解します。
「会社はボランティアじゃないピヨ。」
"利益"で続くピヨ!🐥💙
第1章|結論:会社のお金はこの式
会社のお金はとてもシンプルです。
会社の状態が分かります。
第2章〜第4章|売上・費用・利益の定義
売上とは何か
例
費用とは何か
例
会社の運営コスト
利益とは何か
費用 70万円
🎮 計算しよう:利益シミュレーター
📊 日本企業の利益率
日本企業の平均営業利益率:財務省「2024年 法人企業統計調査」では、日本企業の平均営業利益率(営業利益÷売上高)は、①全産業平均:5.8%、②製造業:6.2%、③非製造業:5.5%、④情報通信業:9.3%、⑤小売業:3.2%。業種により利益率は大きく異なります。営業利益率が高いほど、効率的に利益を生んでいます。
中小企業の利益率:中小企業庁「2024年 中小企業白書」では、中小企業の平均営業利益率は3.8%(大企業6.5%)。中小企業は大企業に比べて利益率が低い傾向にあります。理由は、①規模の経済が働かない、②価格競争力が弱い、③人手不足・人件費高騰、④IT投資不足による生産性の低さ等です。DAY56-60で学んだIT投資・業務改善により、利益率向上が可能です。
IT投資と利益率:IDC Japan「2024年 IT投資効果調査」(DAY56・62で引用)では、IT投資積極企業の営業利益率は12.3%、IT投資消極企業は7.8%(+4.5ポイント)。IT投資により業務効率化・自動化が進み、費用削減→利益率向上につながります。DAY60で学んだ通り、業務改善により従業員1人あたり月平均18.5時間削減できれば、人件費削減(費用削減)→利益増加です。
第5章〜第6章|利益の重要性と赤字
利益が重要な理由
利益は会社の体力です。
利益がある会社
利益がない会社
赤字とは何か
費用 120万円
📊 赤字企業の割合と倒産リスク
日本企業の赤字企業割合:国税庁「2024年 会社標本調査」では、日本企業の赤字法人(税務上の欠損法人)の割合は、①全体:約34.5%、②資本金1億円以上(大企業):約22.8%、③資本金1億円未満(中小企業):約36.2%。約3分の1の企業が赤字です。中小企業の方が赤字企業の割合が高い傾向にあります。
赤字と倒産の関係:帝国データバンク「2024年 全国企業倒産集計」では、倒産企業の約85%が赤字企業です。赤字が続くと、①運転資金不足、②金融機関からの借入困難、③取引先からの信用低下により、倒産リスクが高まります。利益を出し続けることが会社存続の条件です。
IT投資による利益改善:DAY56-62で学んだ通り、IT投資により、①業務効率化(DAY60で従業員1人あたり月平均18.5時間削減)→人件費削減(費用削減)、②自動化(DAY60でRPA導入により作業時間-78%削減)→人件費削減、③売上向上(DAY56でIT投資積極企業は売上成長率+8.7%)→売上増加。IT投資は費用削減・売上増加の両面で利益改善に貢献します。
第7章〜第9章|ITと会計の関係・損益計算書・ITサポートの役割
ITと会計の関係
ITサポートでも会計理解は重要です。
理由
🎮 理解しよう:損益計算書(PL)の構造
損益計算書とは
売上
費用
(人件費・家賃・IT費用等)
利益
(100万円 − 70万円)
🎮 計算しよう:損益分岐点(いくら売れば黒字?)
損益分岐点とは
変動費:売上に比例して変動する費用(材料費・仕入原価等)
変動費率:変動費 ÷ 売上高
ITサポートと会計
ITサポートは
DAY63で覚えればOKなこと
- ✅ 利益=売上−費用(会社のお金の基本式)
- ✅ 売上=収入(商品やサービスを売って得たお金)
- ✅ 費用=コスト(売上を作るために使ったお金)
- ✅ 赤字=費用>売上(費用が売上より多い状態、倒産リスク)
- ✅ 会計は会社の健康診断(損益計算書で会社の成績が分かる)
📝 確認クイズ(DAY63)
会計の理解度を確認しよう
「会社のお金は"売上−費用"で全部わかるピヨ!」
🐥💙
📊 今日のゴール
- ✅ 会社のお金の基本式(利益 = 売上 − 費用)を理解する
- ✅ 売上・費用・利益の定義を学ぶ
- ✅ 利益の重要性(会社の生命線)を理解する
- ✅ 赤字の定義とリスクを学ぶ
- ✅ ITと会計の関係・損益計算書・ITサポートの役割を理解する
📝 DAY63まとめ
会社のお金の基本式:利益 = 売上 − 費用。この1つの式で会社の状態が分かります。会社の最終的な目的は利益を出すこと
売上:商品やサービスを売って得たお金。例:商品販売・サービス料金・契約収入
費用:売上を作るために使ったお金、つまり会社の運営コスト。例:人件費・家賃・広告費・IT費用(DAY62で学習)
利益:売上から費用を引いた残り、会社の成果。例:売上100万円−費用70万円=利益30万円
日本企業の平均営業利益率:財務省調査で全産業平均5.8%、製造業6.2%、非製造業5.5%、情報通信業9.3%、小売業3.2%。中小企業庁調査で中小企業の平均営業利益率は3.8%(大企業6.5%)、中小企業は大企業に比べて利益率が低い傾向
IT投資と利益率:IDC Japan調査(DAY56・62引用)でIT投資積極企業の営業利益率は12.3%、IT投資消極企業は7.8%(+4.5ポイント)。IT投資により業務効率化・自動化が進み、費用削減→利益率向上。DAY60で学んだ通り、業務改善により従業員1人あたり月平均18.5時間削減できれば、人件費削減(費用削減)→利益増加
利益の重要性:利益は会社の体力。利益がある会社は、投資できる・給料払える・成長できる。利益がない会社は、赤字・倒産リスク。利益=会社の生命線
赤字:費用が売上より多い状態(費用>売上)。例:売上100万円−費用120万円=−20万円(赤字)。赤字が続くと会社の資金が底をつき、倒産のリスクが高まる
赤字企業の割合:国税庁調査で日本企業の赤字法人の割合は全体約34.5%、資本金1億円以上(大企業)約22.8%、資本金1億円未満(中小企業)約36.2%。約3分の1の企業が赤字。帝国データバンク調査で倒産企業の約85%が赤字企業。赤字が続くと倒産リスクが高まる
ITと会計の関係:ITサポートでも会計理解は重要。理由は、①IT費用管理(IT予算・ライセンス管理、DAY62で学習)、②システム投資(IT投資のROI判断、DAY62で学習)、③コスト削減(業務改善による費用削減、DAY60で学習)。ITも会社の費用。DAY62で学んだ通り、IT費用は売上高の平均3.2%を占める。IT投資により費用削減・売上向上→利益増加が可能
損益計算書(PL):一定期間(通常1年間)の売上・費用・利益をまとめた財務諸表。Profit and Loss Statement。会社の経営成績を示す「成績表」。構造:売上→費用→利益
ITサポートと会計:ITサポートは、①システム管理(IT環境の維持・管理)、②コスト管理(IT費用の最適化、DAY62で学習)、③IT投資判断(ROI・TCO計算、DAY62で学習)に関わる。ITと会計は密接
💬 次回予告(DAY64)
👉 DAY64:「契約の基本 ― IT契約の注意」
IT契約、ライセンス、利用規約、契約トラブル等、ITと契約の関係を学びます。


