AIで旅行プランを作る方法|混雑回避プロンプト付き

AIで旅行プランを作る方法|混雑回避プロンプト付き
🎧 音声で聞く|AI旅行は探すより削る
移動中や家事の合間にも「ながら理解」できます(再生でXP+10)
「旅行プランを考えるだけで何時間もかかる」「人気観光地へ行きたいけれど、人混みは避けたい」「子ども連れなので、詰め込みすぎない予定にしたい」「雨が降ったら予定を全部組み直すのが大変」。こうした悩みに、ChatGPTなどの生成AIを使う方法があります。
ただし、「京都のおすすめ旅行プランを作って」だけでは、使いやすい旅行計画になりません。AIは、旅行日・人数・年齢・移動手段・絶対に行きたい場所・混雑を避けたい時間・歩ける距離・食事・予算・雨天時の条件などを具体的に伝えるほど、条件に合わせたプランを作りやすくなります。
特に現在は、人気観光地への観光客集中が課題になっており、観光庁も2026年度から、特定の地域・時間帯への集中を抑え、旅行需要を分散する取組を進めています。つまり旅行者側でも、人気スポットを諦めるのではなく、時間・順番・場所をずらすという考え方が重要になっています。
📌 この記事で分かること
- AIで旅行プランを作る基本手順と、混雑を避ける3つの考え方
- そのまま使える混雑回避プロンプト・子連れ/高齢者/車/日帰り用プロンプト
- 条件を入力するだけで完全なプロンプトを自動生成するツール
- 「20分ルール」で当日の待ち時間を判断するシミュレーター
- AIが作った旅行計画の確認方法とGoogleマップとの使い分け
- まず結論|AI旅行プランは「検索」より「整理」に使う
- AIで旅行プランを作る5ステップ
- STEP1|最初に旅行条件を整理する
- STEP2|観光地を「絶対」と「候補」に分ける
- STEP3|混雑回避は3つに分ける
- AIには「混雑回避を優先順位1位」と伝える
- そのまま使える混雑回避プロンプト
- Googleマップは「AIプランの答え合わせ」に使う
- 同行者・移動手段別プロンプト集
- AIには「削る判断」もさせる
- Plan A・B・Cを作らせる
- 「アンカー」と「可変予定」に分ける
- 当日の判断ルールを先に作っておく
- AI旅行プランで確認すべき5つの情報
- 【最重要】AIと人間の役割分担
- 前日・当日のAI再調整プロンプト
- 「旅行プラン採点」をAIにさせる
- AI旅行プランの失敗例と改善
- 混雑回避まで含めた「完全版プロンプト」
- 🤖 AI旅行プロンプト・ビルダー
- ✅ AI旅行プラン作成チェックリスト
- よくある質問
- 🏆 獲得バッジ
- まとめ
まず結論|AI旅行プランは「検索」より「整理」に使う
AIに旅行計画を任せるとき、一番便利なのは観光地を探してもらうことだけではありません。むしろ、行きたい場所+旅行条件+移動時間+混雑+食事+休憩をまとめて整理し、現実的な順番へ並び替えてもらうことに向いています。
自分で旅行を計画すると、観光地Aを検索→営業時間を確認→観光地Bを検索→移動時間を確認→ランチを探す→混雑時間を調べる→また予定を修正、と何度も行き来します。AIには、これらの条件をまとめて渡します。
カイピヨくんのひとこと
AIに「どこがおすすめ?」じゃなくて、「この条件なら、どう回る?」って聞くんだね。
AIで旅行プランを作る5ステップ
基本は次の流れです。
条件を整理する
旅行日・人数・年齢・移動手段・希望・避けたいことを最低限まとめます。
絶対に行きたい場所を決める
旅行の目的そのものになる場所を先に確定します。
AIに1日の流れを作らせる
移動・滞在・食事を含めた時刻表として出力させます。
混雑を避けるよう再調整する
時間・順番・場所のズラシを指定して組み直します。
営業時間・交通・予約を公式情報で確認する
AIが作ったプランをそのまま予約せず、最後は公式情報で確認します。
特に重要なのが最後です。AIが作ったプランをそのまま予約するのではなく、AI=計画担当/公式情報=最終確認と役割を分けます。
STEP1|最初に旅行条件を整理する
AIへ入力する前に、最低限これだけ決めておきます。
| カテゴリ | 整理する項目 |
|---|---|
| 基本情報 | 旅行先・日付・日数・人数・出発地・到着時間・帰宅時間 |
| 同行者 | 大人・子ども・高齢者・ベビーカー・車いす |
| 移動 | 電車・車・バス・徒歩・レンタカー |
| 希望 | 絶対行きたい場所・行ければ行きたい場所・食べたいもの・買いたいもの |
| 避けたいもの | 人混み・長時間の行列・長距離徒歩・乗換え多数・朝早すぎる予定・夜遅い予定 |
ここまで書くだけで、AIの回答はかなり変わります。
STEP2|観光地を「絶対」と「候補」に分ける

全部を必須にすると、旅行日程が詰まりやすくなります。そこで、次の3つに分けます。
A|絶対に行きたい
旅行の目的そのもの。例:清水寺、上野動物園、東京ディズニーランド。
B|できれば行きたい
時間があれば寄る場所。例:商店街、展望台、カフェ。
C|代替候補
混雑・雨・渋滞時に変更できる場所。例:博物館、ショッピング施設、地域の小規模スポット。
AIへも、「Aは必ず入れる/Bは時間があれば/Cは代替案」と伝えます。
「全部行きたい」をやめると旅行が楽になる
1日に寺院・水族館・市場・商店街・展望台・温泉を全部入れると、観光より移動が中心になることがあります。AIへ「観光地の数を増やすより、移動を減らしてください」と指定すると、現実的なプランを作りやすくなります。
STEP3|混雑回避は3つに分ける

AIへ単純に「混雑を避けてください」と頼むだけでは曖昧です。混雑回避は次の3つに分けます。
①時間をずらす
最も簡単なのが時間分散です。人気寺院を11:00→8:00へ、人気ランチ店を12:00→11:00へ変更する、といった形です。観光庁も現在、特定の時間帯への観光客集中をオーバーツーリズム上の課題として位置付けています。
②順番をずらす
次がルート分散です。「駅→有名観光地A→有名観光地B→ランチ」ではなく、「駅→比較的空いているB→早めのランチ→A」に変えます。目的地は同じでも、順番を変えるだけで混雑を避けられる場合があります。
③場所をずらす
最後が場所分散です。人気スポットが非常に混雑しているなら、似た体験ができる周辺スポットを候補にします。観光庁も2026年度、特定の都市・地域に集中する旅行需要を地方や別地域へ分散させる施策を強化しています。
AIには「混雑回避を優先順位1位」と伝える
「京都1日プランを作って」ではなく、「観光地の数より混雑回避を優先してください」と明記します。これだけでもプランの考え方が変わります。
そのまま使える混雑回避プロンプト
![マスタープロンプト解剖図。「以下の条件で旅行プランを作成し、混雑回避を優先順位1位として現実的なスケジュールを組んでください。条件:[人数]、[移動手段]、[絶対行く場所A]、[候補B] 出力要件:・移動時間と滞在時間を明示する・混雑度を3段階で評価する・なぜその時間にしたのか『理由』を出力する・推測せず、最後には『要公式確認』と表示する」というプロンプト例に、『なぜこの時間か』が分かれば後から自分で予定を変えやすいという注釈と、AIのハルシネーション(嘘)を信じ込まないための安全装置という注釈が吹き出しで付いている図解](https://kaik-2.com/wp-content/uploads/2026/08/Smart_AI_Travel_Planning-page6.png)
基本|混雑回避プロンプト
そのままコピーして使える形です。
以下の条件で旅行プランを作成してください。 【旅行先】 〇〇 【旅行日】 2026年〇月〇日 【人数】 大人2人 【移動手段】 電車・徒歩 【到着】 9:00 【帰宅】 18:00 【絶対に行きたい場所】 ・〇〇 ・〇〇 【できれば行きたい場所】 ・〇〇 ・〇〇 【条件】 ・混雑回避を最優先してください ・人気観光地は一般的なピーク時間を避けてください ・昼食は12:00を避けてください ・同じエリアを往復しないルートにしてください ・1時間以上連続して歩かないようにしてください ・移動時間もスケジュールに含めてください ・観光地を詰め込みすぎないでください ・休憩時間を1〜2回入れてください 【出力形式】 時刻|場所|滞在時間|移動時間|混雑回避の理由 の表にしてください。 最後に、 ①混雑した場合の代替スポット ②雨天時の代替案 ③事前予約した方がよいもの も整理してください。 営業時間・料金・運休・予約状況など最新確認が必要な情報は、 推測せず「要公式確認」と表示してください。
最後の、推測せず「要公式確認」と表示は特に重要です。
AIには「理由」も出してもらう
旅行予定だけではなく、なぜこの時間なのかも出力させます。理由があれば、後から自分で予定を変えやすくなります。
| 時刻 | 場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 8:30 | A寺院 | 開門直後を狙う |
| 10:30 | Bエリア | 昼前に移動 |
| 11:15 | ランチ | 12時ピークを避ける |
| 13:00 | C施設 | 屋内で休憩 |
| 15:30 | D商店街 | 午後ピーク後を想定 |
「混雑度」を3段階で付けてもらう
各観光地について、 低:比較的混雑しにくい 中:多少混雑する可能性 高:混雑しやすい の3段階で表示してください。
ただし、これはAIによる計画上の推定です。実際の混雑は曜日・イベント・天候・季節・団体旅行・交通障害などで変わります。当日はGoogleマップなどで確認します。
Googleマップは「AIプランの答え合わせ」に使う
Googleマップでは、場所によって、通常の混雑する時間帯・現在の混雑・待ち時間・平均滞在時間などが表示されます。これらは一定量の匿名化された訪問データを基に算出されています。
そのため、「AI=旅行の順番を作る」「Googleマップ=混雑傾向を確認する」という使い分けができます。
車旅行なら交通量も確認する
Googleマップでは、経路について現在の交通量や通常の時間帯別交通量を確認できる場合があります。AIに「朝10時に出発すれば大丈夫」と言われても、実際の道路が事故渋滞している可能性があります。そのため車旅行では、前日にAIで計画→当日朝にGoogleマップで交通確認→出発直前に必要なら順番変更、とします。
同行者・移動手段別プロンプト集

子連れ旅行用プロンプト
小さな子どもがいる場合は、観光地より休憩を条件として入れるのがポイントです。
3歳の子どもを連れた家族旅行です。 以下の条件で1日プランを作ってください。 【旅行先】 〇〇 【人数】 大人2人+3歳児1人 【条件】 ・混雑回避を優先 ・1か所の滞在は最大90分程度 ・徒歩移動は連続30分以内 ・昼食は11:00〜11:30 ・13:00〜15:00のどこかに休憩を入れる ・子ども向けトイレや休憩場所を確保しやすいルートを優先 ・乗換えを少なくする ・行列が長い施設は代替案を提示 ・観光地を詰め込みすぎない 絶対に行きたい場所: 〇〇 できれば行きたい場所: 〇〇 時刻表形式で作成し、 各予定に「子連れで楽な理由」も付けてください。 営業時間・予約・交通情報は最新情報を公式サイトで確認すべきものとして分けてください。
高齢者同行プロンプト
「1日8,000歩まで」だけ指定しても、午前中に一気に6,000歩歩くプランになるかもしれません。そこで、「連続徒歩20分以内」「60〜90分ごとに座れる場所を入れる」など、休憩条件を指定します。
70代の家族を含む旅行です。 混雑と身体負担を減らした旅行プランを作成してください。 条件: ・連続徒歩20分以内 ・階段よりエレベーターやエスカレーターを優先 ・60〜90分ごとに座って休める場所を入れる ・乗換え回数を減らす ・12時台の飲食店混雑を避ける ・人気観光地は朝か夕方へずらす ・同じ道を往復しない ・タクシー利用が有効な区間は提案する 観光地の数より、身体負担の少なさを優先してください。
車旅行用プロンプト
以下の条件で車旅行プランを作成してください。 旅行先:〇〇 出発地:〇〇 出発:8:00 帰宅:19:00 条件: ・観光地周辺の渋滞を避けることを優先 ・人気施設は駐車場が混む時間を避ける ・移動方向が逆戻りしないルート ・駐車時間も考慮 ・昼食ピークを避ける ・1〜2時間ごとに休憩 ・混雑した場合に別の駐車場や代替スポットへ変更できる構成 出力: 時刻|場所|移動|滞在|駐車|混雑対策 最後に、 「当日Googleマップで確認すべき道路」 も整理してください。
日帰り旅行プロンプト
AIは「あれもこれも」と追加すると、帰宅時間が遅くなることがあります。そこで先に、「18:00には現地を出る」など終了時刻を固定します。
日帰り旅行です。 絶対条件: 17:30までに最後の観光地を出発し、 20:00までに自宅へ帰れる計画にしてください。 予定が入りきらない場合は、 帰宅時間を遅らせるのではなく、 優先度の低い観光地を削除してください。
この一文はかなり重要です。
AIには「削る判断」もさせる
旅行プランでありがちな失敗は、予定が多すぎることです。そこで、「すべて入らない場合は、無理に詰め込まず、削るべき場所を理由付きで選んでください」と伝えます。AIを、全部入れる係ではなく、優先順位を整理する係として使います。
Plan A・B・Cを作らせる
旅行は予定どおり進まないことがあります。そこで最初から3プラン作ります。Plan A=通常プラン、Plan B=混雑した場合、Plan C=雨・交通トラブルの場合です。
3プラン作成プロンプト
次の旅行について3パターン作ってください。 Plan A: 通常の旅行プラン Plan B: 人気観光地が想定以上に混雑していた場合 Plan C: 雨天または交通トラブルが発生した場合 条件: ・絶対に行きたい場所は可能な限り残す ・代替施設は同じエリアから選ぶ ・移動距離を増やさない ・食事時間は大きく変えない ・帰宅時間は変えない A・B・Cの変更部分が分かるように比較表にしてください。
「アンカー」と「可変予定」に分ける
さらに便利なのが、動かせない予定と、動かせる予定を分ける方法です。アンカー(時間を動かせない)は、新幹線・飛行機・予約ランチ・入場予約・ホテルチェックイン・イベント開始など。可変予定(順番を変更できる)は、神社・商店街・公園・お土産店・カフェなどです。
以下は時間固定です。 【固定】 11:30 ランチ予約 15:00 体験予約 18:10 帰りの電車 それ以外の観光は、 混雑状況によって順番を入れ替えられるようにしてください。
すると、現地で予定変更しやすくなります。
当日の判断ルールを先に作っておく
朝に行く場所をAIに選ばせる
人気観光地が3つあるなら、どこを一番最初にするべきかを比較させます。
以下3か所の中で、 混雑回避のため朝一番に行く価値が最も高い場所を1つ選んでください。 A: B: C: 判断基準: ・日中の混雑度 ・朝早くから入れるか ・写真撮影への影響 ・その後の移動効率 理由も説明してください。
これなら単なるおすすめランキングではなく、時間枠の取り合いをAIに整理させられます。
ランチは「店」より「時間」を先に決める
旅行先では「人気店を探す→12時に行く→行列」となりやすいものです。AIへ「11:00〜11:30に昼食、または13:30以降」を条件として渡し、その中で飲食店候補を考えてもらいます。
「混雑したら20分で諦める」ルール
旅行当日の判断は意外と難しいものです。そこで、「待ち時間20分以上ならPlan Bへ変更」など、基準を決めておきます。
次の条件で当日の判断ルールを作ってください。 ・入場待ち30分以上 ・飲食店待ち20分以上 ・駐車場待ち15分以上 ・電車遅延20分以上 それぞれの場合について、 「待つ・順番変更・別施設へ行く」の判断を整理してください。
AIを、旅行計画を作るだけではなく、当日の判断表を作るためにも使えます。下のツールで、目安となる待ち時間を入力してその場で判定してみましょう。
下のツールで、待ち時間の判断を試してみよう
本文の「20分ルール」と同じ基準で、待つべきか・切り替えるべきかをその場で判定します。
種別と実際の待ち時間(分)を入力すると、「待つ」か「Plan Bへ切替」かをその場で判定します(利用でXP+10、バッジ獲得)。
AI旅行プランで確認すべき5つの情報
AIから完成プランが出ても、そのまま出発しません。次の5つは公式情報などで確認します。
1.営業時間
特に、臨時休業・季節営業時間・最終入場を確認します。
2.料金
AI回答が古い可能性があります。
3.予約
予約必須・時間指定・当日券を確認します。
4.交通
ダイヤ・運休・工事・交通規制です。
5.イベント
イベント日は通常より大きく混雑する可能性があります。
【最重要】AIと人間の役割分担
プロンプトの最後に、次の一文を必ず入れます。
これだけでも、AIが作った予定を事実だと思い込むリスクを下げやすくなります。
AIにリアルタイム混雑を断定させない
「明日の10時なら絶対空いています」といった回答は信用しすぎないようにします。実際の混雑は天気・イベント・学校行事・団体客・SNS・事故・運休などで変化します。Googleマップでも、混雑情報は十分な訪問データがある場所のみ表示され、情報が表示されない場所もあります。
AIの役割は、混雑しにくい構造を作るところまで。実際の混雑確認は当日に行います。
前日・当日のAI再調整プロンプト

前日のAI再調整プロンプト
旅行前日に、もう一度プランを見直します。
以下が明日の旅行プランです。 【現在のプラン】 〜〜〜 次の条件で再点検してください。 ・雨予報の場合に問題がないか ・屋外施設が多すぎないか ・移動時間が短すぎないか ・昼食時間が混雑ピークになっていないか ・予約時間に遅れる可能性がないか ・移動が往復していないか ・予定が詰まりすぎていないか 問題がある箇所だけ修正してください。 変更前→変更後 の形式で表示してください。
当日朝のAIプロンプト
天候や交通状況が変わった場合、次のように部分修正します。
昨日作った旅行プランを修正してください。 変更: ・午前中は雨 ・午後から晴れ ・観光地Aには必ず行きたい ・帰宅時間は変更不可 午前中は屋内中心、 午後に屋外観光を回してください。 移動を増やしすぎず、 元の予約時間は維持してください。
旅行途中でも「全部作り直さない」
例えば予定が1時間遅れた場合。
現在14:00です。 元の計画より1時間遅れています。 残り: A B C 帰りの電車18:30は変更できません。 優先順位をつけて、 どれを削るべきか判断してください。
これなら現地で日程をゼロから考え直す必要がありません。
「旅行プラン採点」をAIにさせる
一度プランを作ったら、別の角度から評価させる方法もあります。
この旅行プランを100点満点で評価してください。 評価項目: ・混雑回避 25点 ・移動効率 20点 ・余裕 20点 ・食事時間 15点 ・同行者への負担 10点 ・雨天対応 10点 80点未満なら修正版を作ってください。
これで、作るAIとチェックするAIを疑似的に分けられます。
AI旅行プランの失敗例と改善

失敗例①|条件が少なすぎる
悪いプロンプト:「東京観光のおすすめプランを作って。」
これでは、誰と行く?何時から?どこから?電車?子どもは?混雑は?が分かりません。
改善:「3歳児を含む家族3人で、9:00〜17:00、上野周辺を電車と徒歩で観光します。混雑と歩行負担を減らしてください。」だけでも具体性が上がります。
失敗例②|おすすめを増やしすぎる
AIは頼めば10選、20選と候補をたくさん出せます。しかし旅行プランでは、候補数より、行かない場所を決めることも重要です。
失敗例③|移動時間を入れない
「10:00 A→11:00 B→12:00 C」ときれいに並んでいても、AからBへ40分かかれば成立しません。プロンプトには「移動時間を各予定の間に明示してください」を入れます。
失敗例④|「滞在時間」を指定しない
AIが「浅草30分」「動物園45分」など現実的でない時間配分をする場合があります。そこで「有名観光施設では見学時間を短く見積もりすぎないでください」と指定します。
失敗例⑤|最新情報をAIだけで確認する
営業時間・運休・料金は変わります。旅行プラン完成後は、公式サイト→Googleマップ→交通事業者などで確認します。
混雑回避まで含めた「完全版プロンプト」
最後に、旅行前にそのまま使える形をまとめます。
あなたは旅行プランナーとして、 「観光地をたくさん回ること」ではなく 「混雑を避け、移動負担を減らし、余裕を持って楽しむこと」 を最優先に旅行計画を作ってください。 【旅行先】 〇〇 【日程】 2026年〇月〇日 【人数】 大人〇人 子ども〇歳〇人 【出発地】 〇〇 【現地到着】 〇〇時 【現地出発】 〇〇時 【移動手段】 電車・徒歩 【絶対に行きたい場所】 1. 2. 【できれば行きたい場所】 1. 2. 3. 【食べたいもの】 〇〇 【避けたいこと】 ・人混み ・30分以上の行列 ・長距離徒歩 ・乗換え多数 ・12時台の昼食 ・同じ道の往復 【条件】 ・人気観光地は混雑ピークを避ける ・朝・夕方へ時間分散できる場所はずらす ・昼食は11:00〜11:30または13:30以降 ・移動時間を必ず含める ・予定を詰め込みすぎない ・90分ごとに休憩を検討 ・同じエリアをまとめて回る ・必要なら候補を削る ・混雑時に順番を変更できるようにする 【出力】 ①時刻表 時刻|場所|滞在|移動|混雑回避理由 ②Plan B 混雑した場合の代替プラン ③雨天プラン ④事前予約一覧 ⑤当日確認する項目 ⑥削ってもよい場所 重要: 営業時間、料金、交通ダイヤ、休館日、イベント、予約状況など 最新確認が必要な情報は推測で断定しないでください。 確認できない情報は、 「要公式確認」 と明示してください。
🤖 AI旅行プロンプト・ビルダー
毎回テンプレートを手打ちするのは面倒です。下のフォームに条件を入力すると、上の「完全版プロンプト」と同じ構成で、あなたの条件に合わせたプロンプトをその場で自動生成します。
入力して「プロンプトを生成する」を押すだけ
生成された文章はそのままChatGPTやGeminiに貼り付けて使えます(利用でXP+10、バッジ獲得)。
✅ AI旅行プラン作成チェックリスト

気になる項目をタップするとチェックが付きます。ブラウザに保存されるので、後で見直すこともできます(タップでXP+1、全項目完了でバッジ獲得)。
AIへ渡す条件
AIに作らせるもの
自分で確認するもの
よくある質問
旅行の順番や条件整理には便利ですが、営業時間、料金、交通、予約状況などは最新の公式情報で確認してください。AIは「計画作成」、公式サイトは「事実確認」と分けると使いやすくなります。
一般的な混雑傾向を考慮した計画は作れますが、旅行当日の混雑を必ず正確に予測できるわけではありません。Googleマップでは、十分なデータがある場所について通常の混雑する時間帯や現在の混雑などを確認できます。
「混雑を避けて」だけでなく、昼食は12時を避ける・人気観光地は朝または夕方・行列30分以上なら代替・観光地数より混雑回避優先など、判断基準を具体的に伝えます。
AIで旅行全体の順番を作り、Googleマップで実際の混雑や交通状況を確認する使い方が分かりやすいでしょう。Googleマップでは、道路の現在・通常の交通量を確認できる場合もあります。
使えます。年齢、昼寝、食事時間、連続徒歩時間、ベビーカーなどを条件として入れることが重要です。「おすすめ観光地」より「子どもが疲れない順番」をAIへ考えさせます。
プロンプトに、「入りきらない場合は予定を延長せず、優先度の低い場所を削除してください」と追加します。
最初からPlan Cとして作らせるのがおすすめです。屋外施設を屋内施設へ置き換えるだけでなく、移動距離や予約時間を維持するよう指定します。
使えます。「現在時刻」「残りの予定」「絶対外せない予定」「帰宅時刻」を伝え、削る場所を選ばせます。
混雑を完全に避けることはできませんが、時間をずらす・順番を変える・別エリアへ分散することで、集中を避けやすくなります。観光庁も、一部地域・時間帯への過度な観光客集中を課題として、需要分散を含む対策を進めています。
まず、「誰と・いつ・何時まで・何で移動・絶対行く場所・避けたいこと」の6項目を入力してください。それだけでも「おすすめスポットを教えて」だけより、実用的な旅行プランになりやすくなります。
🏆 獲得バッジ
音声を再生
プロンプトビルダーを利用
待ち時間シミュレーターを利用
チェックリスト全完了
まとめ
AIで旅行プランを作るときに大切なのは、AIにおすすめスポットをたくさん出してもらうことではありません。旅行の条件を整理し、
- 絶対に行きたい場所を決める
- 混雑しやすい時間をずらす
- 移動の順番を整理する
- 食事ピークを避ける
- 休憩を入れる
- Plan Bを作る
- 雨天プランを作る
- 入りきらなければ削る
- 最後に公式情報で確認する
という使い方です。特に2026年現在は、観光庁も地域・時間帯への観光客の過度な集中を課題とし、旅行需要の平準化や地方への分散を進めています。旅行者側でも、「有名スポットには行かない」ではなく、同じ場所でも、行く時間と順番を変えるだけで旅行の快適さが変わる可能性があります。
解決ドットコムからひとこと
旅行計画をAIへ頼むと、「おすすめを教えて」から始めたくなります。しかし、その前に整理したいのは、誰と行く?→何時まで?→絶対行きたい場所は?→何を避けたい?→混んでいたら何を変える?という条件です。
AIに100%旅行を任せる必要はありません。むしろ、人間が「何を大切にする旅行か」を決め、AIが条件を整理して順番を作り、Googleマップ・公式情報が現在の状況を確認する、と役割を分けると使いやすくなります。
問題を解く前に、まず整理する。AI旅行プランは「行き先を決めてもらうツール」ではなく、「限られた1日を、どんな順番で使えば一番楽かを整理するツール」として使うことが、混雑に振り回されない旅行を作る第一歩です。
カイピヨくんのひとこと
AIに丸投げじゃなくて、条件を整理して渡す。それだけで旅行はぐっと楽になるよ。まずは上のプロンプト・ビルダーで、次の旅行の条件を入力してみよう!
- オーバーツーリズム回避術(人気スポットの混雑を避ける基本の考え方)
- 観光ライブカメラの活用術(出発前・移動中にリアルタイムで混雑を確認)
- 旅行中の災害情報収集の方法(旅行防災シリーズ)
- 旅行先の混雑をGoogleマップで確認する方法(「混雑する時間帯」の見方)
※本記事は2026年8月時点の観光庁、Google公式ヘルプ等の公表情報を参考に、生成AIを使った旅行計画方法を一般向けに整理したものです。生成AIの回答には古い情報や誤りが含まれる場合があります。営業時間、料金、交通、イベント、予約状況、気象・災害情報等は、必ず各施設・交通事業者・自治体等の最新公式情報をご確認ください。
参考:観光庁「令和8年度オーバーツーリズム受入環境整備促進事業」特設サイト/Googleマップ ヘルプ「混雑エリアに関する情報をGoogleマップから入手する」
執筆:横田 和也/解決ドットコム


