AIで旅行プランを作る方法|混雑回避プロンプト付き

🤖 Lv.3 AI旅行プランを設計中
XP 30
AIで作る、疲れない・混まない旅行プランニング術というタイトルスライド。「おすすめを教えて」はもうやめよう。というリード文と、スマートな旅行者のための視覚的ツールキットという副題、解決.comのロゴとカイピヨくんのイラスト付き

AIで旅行プランを作る方法|混雑回避プロンプト付き

2026年8月26日 最終更新|解決ドットコム(となりの解決屋さん)

🎧 音声で聞く|AI旅行は探すより削る
移動中や家事の合間にも「ながら理解」できます(再生でXP+10)

0.75倍
1.0倍
1.25倍
1.5倍

「旅行プランを考えるだけで何時間もかかる」「人気観光地へ行きたいけれど、人混みは避けたい」「子ども連れなので、詰め込みすぎない予定にしたい」「雨が降ったら予定を全部組み直すのが大変」。こうした悩みに、ChatGPTなどの生成AIを使う方法があります。

ただし、「京都のおすすめ旅行プランを作って」だけでは、使いやすい旅行計画になりません。AIは、旅行日・人数・年齢・移動手段・絶対に行きたい場所・混雑を避けたい時間・歩ける距離・食事・予算・雨天時の条件などを具体的に伝えるほど、条件に合わせたプランを作りやすくなります。

特に現在は、人気観光地への観光客集中が課題になっており、観光庁も2026年度から、特定の地域・時間帯への集中を抑え、旅行需要を分散する取組を進めています。つまり旅行者側でも、人気スポットを諦めるのではなく、時間・順番・場所をずらすという考え方が重要になっています。

📌 この記事で分かること

  • AIで旅行プランを作る基本手順と、混雑を避ける3つの考え方
  • そのまま使える混雑回避プロンプト・子連れ/高齢者/車/日帰り用プロンプト
  • 条件を入力するだけで完全なプロンプトを自動生成するツール
  • 「20分ルール」で当日の待ち時間を判断するシミュレーター
  • AIが作った旅行計画の確認方法とGoogleマップとの使い分け
Contents
  1. まず結論|AI旅行プランは「検索」より「整理」に使う
  2. AIで旅行プランを作る5ステップ
  3. STEP1|最初に旅行条件を整理する
  4. STEP2|観光地を「絶対」と「候補」に分ける
    1. A|絶対に行きたい
    2. B|できれば行きたい
    3. C|代替候補
    4. 「全部行きたい」をやめると旅行が楽になる
  5. STEP3|混雑回避は3つに分ける
    1. ①時間をずらす
    2. ②順番をずらす
    3. ③場所をずらす
  6. AIには「混雑回避を優先順位1位」と伝える
  7. そのまま使える混雑回避プロンプト
    1. 基本|混雑回避プロンプト
    2. AIには「理由」も出してもらう
    3. 「混雑度」を3段階で付けてもらう
  8. Googleマップは「AIプランの答え合わせ」に使う
    1. 車旅行なら交通量も確認する
  9. 同行者・移動手段別プロンプト集
    1. 子連れ旅行用プロンプト
    2. 高齢者同行プロンプト
    3. 車旅行用プロンプト
    4. 日帰り旅行プロンプト
  10. AIには「削る判断」もさせる
  11. Plan A・B・Cを作らせる
    1. 3プラン作成プロンプト
  12. 「アンカー」と「可変予定」に分ける
  13. 当日の判断ルールを先に作っておく
    1. 朝に行く場所をAIに選ばせる
    2. ランチは「店」より「時間」を先に決める
    3. 「混雑したら20分で諦める」ルール
  14. AI旅行プランで確認すべき5つの情報
    1. 1.営業時間
    2. 2.料金
    3. 3.予約
    4. 4.交通
    5. 5.イベント
  15. 【最重要】AIと人間の役割分担
    1. AIにリアルタイム混雑を断定させない
  16. 前日・当日のAI再調整プロンプト
    1. 前日のAI再調整プロンプト
    2. 当日朝のAIプロンプト
    3. 旅行途中でも「全部作り直さない」
  17. 「旅行プラン採点」をAIにさせる
  18. AI旅行プランの失敗例と改善
    1. 失敗例①|条件が少なすぎる
    2. 失敗例②|おすすめを増やしすぎる
    3. 失敗例③|移動時間を入れない
    4. 失敗例④|「滞在時間」を指定しない
    5. 失敗例⑤|最新情報をAIだけで確認する
  19. 混雑回避まで含めた「完全版プロンプト」
  20. 🤖 AI旅行プロンプト・ビルダー
  21. ✅ AI旅行プラン作成チェックリスト
  22. よくある質問
  23. 🏆 獲得バッジ
  24. まとめ
    1. 解決ドットコムからひとこと

まず結論|AI旅行プランは「検索」より「整理」に使う

検索(情報を引き出す)と整理(条件を組み立てる)を対比した図解。検索は「京都のおすすめを教えて」と丸投げしAIが人気スポットを羅列するだけで移動時間や疲労度を無視した非現実的なプランが生まれる一方、整理は人数・時間・歩ける距離など無数の条件を渡し現実的な順番に並び替える「パズル」をAIに解かせるという対比。カイピヨくんが「AIに『どこがおすすめ?』じゃなくて、『この条件なら、どう回る?』って聞くんだね」と話す吹き出し付き

AIに旅行計画を任せるとき、一番便利なのは観光地を探してもらうことだけではありません。むしろ、行きたい場所+旅行条件+移動時間+混雑+食事+休憩をまとめて整理し、現実的な順番へ並び替えてもらうことに向いています。

自分で旅行を計画すると、観光地Aを検索→営業時間を確認→観光地Bを検索→移動時間を確認→ランチを探す→混雑時間を調べる→また予定を修正、と何度も行き来します。AIには、これらの条件をまとめて渡します。

🐤

カイピヨくんのひとこと
AIに「どこがおすすめ?」じゃなくて、「この条件なら、どう回る?」って聞くんだね。

AIで旅行プランを作る5ステップ

Smart Planners UIとして5ステップのフロー図。1.条件整理(人数、手段、制限を洗い出す)→2.トリアージ(「絶対行く」と「候補」を分ける)→3.混雑回避(時間・順番・場所をズラす)→4.プロンプト入力(AIにパズルを解かせる)→5.公式確認(AIの答え合わせをする)という流れと、「AI=計画担当/公式情報=最終確認。この役割分担が、失敗しない旅行の絶対法則です」という結論

基本は次の流れです。

1

条件を整理する
旅行日・人数・年齢・移動手段・希望・避けたいことを最低限まとめます。

2

絶対に行きたい場所を決める
旅行の目的そのものになる場所を先に確定します。

3

AIに1日の流れを作らせる
移動・滞在・食事を含めた時刻表として出力させます。

4

混雑を避けるよう再調整する
時間・順番・場所のズラシを指定して組み直します。

5

営業時間・交通・予約を公式情報で確認する
AIが作ったプランをそのまま予約せず、最後は公式情報で確認します。

特に重要なのが最後です。AIが作ったプランをそのまま予約するのではなく、AI=計画担当/公式情報=最終確認と役割を分けます。

STEP1|最初に旅行条件を整理する

AIへ入力する前に、最低限これだけ決めておきます。

カテゴリ整理する項目
基本情報旅行先・日付・日数・人数・出発地・到着時間・帰宅時間
同行者大人・子ども・高齢者・ベビーカー・車いす
移動電車・車・バス・徒歩・レンタカー
希望絶対行きたい場所・行ければ行きたい場所・食べたいもの・買いたいもの
避けたいもの人混み・長時間の行列・長距離徒歩・乗換え多数・朝早すぎる予定・夜遅い予定

ここまで書くだけで、AIの回答はかなり変わります。

STEP2|観光地を「絶対」と「候補」に分ける

「全部行きたい」を諦める3つの仕分けボックスの図解。絶対に行きたい(A、旅行の目的そのもの、例:清水寺・ディズニーランド)、できれば行きたい(B、時間と体力に余裕があれば寄るスポット、例:周辺の商店街・カフェ)、代替・雨天候補(C、混雑・雨・渋滞時に切り替える逃げ道、例:屋内の博物館・ショッピング施設)の3分類と、「AIへの指示:Aは必ず入れる。Bは時間があれば。Cは代替案。観光地の数を増やすより、移動を減らしてください」という指示例

全部を必須にすると、旅行日程が詰まりやすくなります。そこで、次の3つに分けます。

A|絶対に行きたい

旅行の目的そのもの。例:清水寺、上野動物園、東京ディズニーランド。

B|できれば行きたい

時間があれば寄る場所。例:商店街、展望台、カフェ。

C|代替候補

混雑・雨・渋滞時に変更できる場所。例:博物館、ショッピング施設、地域の小規模スポット。

AIへも、「Aは必ず入れる/Bは時間があれば/Cは代替案」と伝えます。

「全部行きたい」をやめると旅行が楽になる

1日に寺院・水族館・市場・商店街・展望台・温泉を全部入れると、観光より移動が中心になることがあります。AIへ「観光地の数を増やすより、移動を減らしてください」と指定すると、現実的なプランを作りやすくなります。

STEP3|混雑回避は3つに分ける

混雑回避の「3つのズラシ」戦略の図解。①時間分散(朝イチや夕方に訪問、昼食は11:00や13:30にズラす、混雑度グラフ付き)②ルート分散(王道の逆を突く、順番を変えるだけで混雑を回避できる、A→B→Cのループ図)③場所分散(一極集中を避け、似た体験ができる周辺スポットへ変更する、地図上の分散イメージ)という3つの手法と、「AIには『観光地の数より混雑回避を優先順位1位にしてください』と明記すること」という注意書き

AIへ単純に「混雑を避けてください」と頼むだけでは曖昧です。混雑回避は次の3つに分けます。

①時間をずらす

最も簡単なのが時間分散です。人気寺院を11:00→8:00へ、人気ランチ店を12:00→11:00へ変更する、といった形です。観光庁も現在、特定の時間帯への観光客集中をオーバーツーリズム上の課題として位置付けています。

②順番をずらす

次がルート分散です。「駅→有名観光地A→有名観光地B→ランチ」ではなく、「駅→比較的空いているB→早めのランチ→A」に変えます。目的地は同じでも、順番を変えるだけで混雑を避けられる場合があります。

③場所をずらす

最後が場所分散です。人気スポットが非常に混雑しているなら、似た体験ができる周辺スポットを候補にします。観光庁も2026年度、特定の都市・地域に集中する旅行需要を地方や別地域へ分散させる施策を強化しています。

AIには「混雑回避を優先順位1位」と伝える

「京都1日プランを作って」ではなく、「観光地の数より混雑回避を優先してください」と明記します。これだけでもプランの考え方が変わります。

そのまま使える混雑回避プロンプト

マスタープロンプト解剖図。「以下の条件で旅行プランを作成し、混雑回避を優先順位1位として現実的なスケジュールを組んでください。条件:[人数]、[移動手段]、[絶対行く場所A]、[候補B] 出力要件:・移動時間と滞在時間を明示する・混雑度を3段階で評価する・なぜその時間にしたのか『理由』を出力する・推測せず、最後には『要公式確認』と表示する」というプロンプト例に、『なぜこの時間か』が分かれば後から自分で予定を変えやすいという注釈と、AIのハルシネーション(嘘)を信じ込まないための安全装置という注釈が吹き出しで付いている図解

基本|混雑回避プロンプト

そのままコピーして使える形です。

📋 コピー
以下の条件で旅行プランを作成してください。

【旅行先】
〇〇

【旅行日】
2026年〇月〇日

【人数】
大人2人

【移動手段】
電車・徒歩

【到着】
9:00

【帰宅】
18:00

【絶対に行きたい場所】
・〇〇
・〇〇

【できれば行きたい場所】
・〇〇
・〇〇

【条件】
・混雑回避を最優先してください
・人気観光地は一般的なピーク時間を避けてください
・昼食は12:00を避けてください
・同じエリアを往復しないルートにしてください
・1時間以上連続して歩かないようにしてください
・移動時間もスケジュールに含めてください
・観光地を詰め込みすぎないでください
・休憩時間を1〜2回入れてください

【出力形式】
時刻|場所|滞在時間|移動時間|混雑回避の理由
の表にしてください。

最後に、
①混雑した場合の代替スポット
②雨天時の代替案
③事前予約した方がよいもの
も整理してください。

営業時間・料金・運休・予約状況など最新確認が必要な情報は、
推測せず「要公式確認」と表示してください。

最後の、推測せず「要公式確認」と表示は特に重要です。

AIには「理由」も出してもらう

旅行予定だけではなく、なぜこの時間なのかも出力させます。理由があれば、後から自分で予定を変えやすくなります。

時刻場所理由
8:30A寺院開門直後を狙う
10:30Bエリア昼前に移動
11:15ランチ12時ピークを避ける
13:00C施設屋内で休憩
15:30D商店街午後ピーク後を想定

「混雑度」を3段階で付けてもらう

📋 コピー
各観光地について、

低:比較的混雑しにくい
中:多少混雑する可能性
高:混雑しやすい

の3段階で表示してください。

ただし、これはAIによる計画上の推定です。実際の混雑は曜日・イベント・天候・季節・団体旅行・交通障害などで変わります。当日はGoogleマップなどで確認します。

Googleマップは「AIプランの答え合わせ」に使う

Googleマップでは、場所によって、通常の混雑する時間帯・現在の混雑・待ち時間・平均滞在時間などが表示されます。これらは一定量の匿名化された訪問データを基に算出されています。

そのため、「AI=旅行の順番を作る」「Googleマップ=混雑傾向を確認する」という使い分けができます。

車旅行なら交通量も確認する

Googleマップでは、経路について現在の交通量や通常の時間帯別交通量を確認できる場合があります。AIに「朝10時に出発すれば大丈夫」と言われても、実際の道路が事故渋滞している可能性があります。そのため車旅行では、前日にAIで計画→当日朝にGoogleマップで交通確認→出発直前に必要なら順番変更、とします。

同行者・移動手段別プロンプト集

同行者・手段別チューニングマトリックスの図解。【子連れ】休憩の強制挿入(「おすすめ観光地より、子どもが疲れない順番を優先。昼寝・食事・休憩時間を条件に入れる」)、【高齢者】「歩数」ではなく「連続歩行」(「1日8,000歩ではなく、『連続徒歩20分以内。60〜90分ごとに座れる場所を入れる』と指定する」)、【車旅行】渋滞と駐車場の考慮(「移動時間は通常の1.5倍で計算。駐車場探しの時間を予定に組み込む」)、【日帰り】終了時刻の絶対固定(「あれこれ詰め込まないよう、『18:00には現地を出る』と最終帰宅時間を最初に固定する」)という4象限の図解

子連れ旅行用プロンプト

小さな子どもがいる場合は、観光地より休憩を条件として入れるのがポイントです。

📋 コピー
3歳の子どもを連れた家族旅行です。

以下の条件で1日プランを作ってください。

【旅行先】
〇〇

【人数】
大人2人+3歳児1人

【条件】
・混雑回避を優先
・1か所の滞在は最大90分程度
・徒歩移動は連続30分以内
・昼食は11:00〜11:30
・13:00〜15:00のどこかに休憩を入れる
・子ども向けトイレや休憩場所を確保しやすいルートを優先
・乗換えを少なくする
・行列が長い施設は代替案を提示
・観光地を詰め込みすぎない

絶対に行きたい場所:
〇〇

できれば行きたい場所:
〇〇

時刻表形式で作成し、
各予定に「子連れで楽な理由」も付けてください。

営業時間・予約・交通情報は最新情報を公式サイトで確認すべきものとして分けてください。

高齢者同行プロンプト

「1日8,000歩まで」だけ指定しても、午前中に一気に6,000歩歩くプランになるかもしれません。そこで、「連続徒歩20分以内」「60〜90分ごとに座れる場所を入れる」など、休憩条件を指定します。

📋 コピー
70代の家族を含む旅行です。

混雑と身体負担を減らした旅行プランを作成してください。

条件:
・連続徒歩20分以内
・階段よりエレベーターやエスカレーターを優先
・60〜90分ごとに座って休める場所を入れる
・乗換え回数を減らす
・12時台の飲食店混雑を避ける
・人気観光地は朝か夕方へずらす
・同じ道を往復しない
・タクシー利用が有効な区間は提案する

観光地の数より、身体負担の少なさを優先してください。

車旅行用プロンプト

📋 コピー
以下の条件で車旅行プランを作成してください。

旅行先:〇〇
出発地:〇〇
出発:8:00
帰宅:19:00

条件:
・観光地周辺の渋滞を避けることを優先
・人気施設は駐車場が混む時間を避ける
・移動方向が逆戻りしないルート
・駐車時間も考慮
・昼食ピークを避ける
・1〜2時間ごとに休憩
・混雑した場合に別の駐車場や代替スポットへ変更できる構成

出力:
時刻|場所|移動|滞在|駐車|混雑対策

最後に、
「当日Googleマップで確認すべき道路」
も整理してください。

日帰り旅行プロンプト

AIは「あれもこれも」と追加すると、帰宅時間が遅くなることがあります。そこで先に、「18:00には現地を出る」など終了時刻を固定します。

📋 コピー
日帰り旅行です。

絶対条件:
17:30までに最後の観光地を出発し、
20:00までに自宅へ帰れる計画にしてください。

予定が入りきらない場合は、
帰宅時間を遅らせるのではなく、
優先度の低い観光地を削除してください。

この一文はかなり重要です。

AIには「削る判断」もさせる

旅行プランでありがちな失敗は、予定が多すぎることです。そこで、「すべて入らない場合は、無理に詰め込まず、削るべき場所を理由付きで選んでください」と伝えます。AIを、全部入れる係ではなく、優先順位を整理する係として使います。

Plan A・B・Cを作らせる

旅行は予定どおり進まないことがあります。そこで最初から3プラン作ります。Plan A=通常プラン、Plan B=混雑した場合、Plan C=雨・交通トラブルの場合です。

3プラン作成プロンプト

📋 コピー
次の旅行について3パターン作ってください。

Plan A:
通常の旅行プラン

Plan B:
人気観光地が想定以上に混雑していた場合

Plan C:
雨天または交通トラブルが発生した場合

条件:
・絶対に行きたい場所は可能な限り残す
・代替施設は同じエリアから選ぶ
・移動距離を増やさない
・食事時間は大きく変えない
・帰宅時間は変えない

A・B・Cの変更部分が分かるように比較表にしてください。

「アンカー」と「可変予定」に分ける

トラブルに強い「アンカーと可変予定」の設計図解。タイムライン形式で10:00新幹線と12:30予約ランチが黒背景のアンカー指定(絶対に動かせない予定)として固定表示され、その間の神社やカフェ・お土産店は矢印付きの可変予定(順番や時間を自由に変更できる予定)として表示されている。「『待ち時間20分以上ならPlan Bへ変更する』というルールを事前に決めておくと、当日の判断に迷わない」という注釈

さらに便利なのが、動かせない予定と、動かせる予定を分ける方法です。アンカー(時間を動かせない)は、新幹線・飛行機・予約ランチ・入場予約・ホテルチェックイン・イベント開始など。可変予定(順番を変更できる)は、神社・商店街・公園・お土産店・カフェなどです。

📋 コピー
以下は時間固定です。

【固定】
11:30 ランチ予約
15:00 体験予約
18:10 帰りの電車

それ以外の観光は、
混雑状況によって順番を入れ替えられるようにしてください。

すると、現地で予定変更しやすくなります。

当日の判断ルールを先に作っておく

朝に行く場所をAIに選ばせる

人気観光地が3つあるなら、どこを一番最初にするべきかを比較させます。

📋 コピー
以下3か所の中で、
混雑回避のため朝一番に行く価値が最も高い場所を1つ選んでください。

A:
B:
C:

判断基準:
・日中の混雑度
・朝早くから入れるか
・写真撮影への影響
・その後の移動効率

理由も説明してください。

これなら単なるおすすめランキングではなく、時間枠の取り合いをAIに整理させられます。

ランチは「店」より「時間」を先に決める

旅行先では「人気店を探す→12時に行く→行列」となりやすいものです。AIへ「11:00〜11:30に昼食、または13:30以降」を条件として渡し、その中で飲食店候補を考えてもらいます。

「混雑したら20分で諦める」ルール

旅行当日の判断は意外と難しいものです。そこで、「待ち時間20分以上ならPlan Bへ変更」など、基準を決めておきます。

📋 コピー
次の条件で当日の判断ルールを作ってください。

・入場待ち30分以上
・飲食店待ち20分以上
・駐車場待ち15分以上
・電車遅延20分以上

それぞれの場合について、
「待つ・順番変更・別施設へ行く」の判断を整理してください。

AIを、旅行計画を作るだけではなく、当日の判断表を作るためにも使えます。下のツールで、目安となる待ち時間を入力してその場で判定してみましょう。

⏱️

下のツールで、待ち時間の判断を試してみよう
本文の「20分ルール」と同じ基準で、待つべきか・切り替えるべきかをその場で判定します。

⏱️ 待ち時間 判断シミュレーター

種別と実際の待ち時間(分)を入力すると、「待つ」か「Plan Bへ切替」かをその場で判定します(利用でXP+10、バッジ獲得)。

判定する

AI旅行プランで確認すべき5つの情報

AIから完成プランが出ても、そのまま出発しません。次の5つは公式情報などで確認します。

1.営業時間

特に、臨時休業・季節営業時間・最終入場を確認します。

2.料金

AI回答が古い可能性があります。

3.予約

予約必須・時間指定・当日券を確認します。

4.交通

ダイヤ・運休・工事・交通規制です。

5.イベント

イベント日は通常より大きく混雑する可能性があります。

【最重要】AIと人間の役割分担

AIと人間の役割分担を示す天秤の図解。左側はAI(計画担当)で構造を作る・順番を考える・優先度をつける・混雑しにくいルートを組むという4つの役割、限界として「明日の10時は絶対空いてます」という断定は信じない(天候、イベント、事故は予測不可)という注意。右側は人間&Googleマップ(最終確認担当)でリアルタイムの混雑確認・現在の渋滞交通規制の把握・臨時休業最新料金の事実確認という3つの役割、相乗効果としてAIで「答え」の骨組みを作り、Googleマップで当日の「答え合わせ」をするという結論

プロンプトの最後に、次の一文を必ず入れます。

最新情報を確認できない項目について、営業時間・料金・イベント・予約状況を推測で断定しないでください。確認できないものは「要公式確認」と表示してください。

これだけでも、AIが作った予定を事実だと思い込むリスクを下げやすくなります。

AIにリアルタイム混雑を断定させない

「明日の10時なら絶対空いています」といった回答は信用しすぎないようにします。実際の混雑は天気・イベント・学校行事・団体客・SNS・事故・運休などで変化します。Googleマップでも、混雑情報は十分な訪問データがある場所のみ表示され、情報が表示されない場所もあります。

AIの役割は、混雑しにくい構造を作るところまで。実際の混雑確認は当日に行います。

前日・当日のAI再調整プロンプト

当日・前日のリカバリー(リアルタイム調整)を示すフロー図解。シナリオ「予定が1時間遅れた!雨が降ってきた!」に対し、バツ印の悪い対応(ゼロから自力で日程を考え直す、焦って失敗する)と、丸印の良い対応(AIに現状を投げて「再計算」させる)を対比し、良い対応の具体例として「現在14時で〇〇にいます。予定が1時間遅れました。絶対に行きたい〇〇と、18時の帰り予定はキープしたまま、残りの予定を再構成して提案してください」というチャット吹き出し例を掲載した図解

前日のAI再調整プロンプト

旅行前日に、もう一度プランを見直します。

📋 コピー
以下が明日の旅行プランです。

【現在のプラン】
〜〜〜

次の条件で再点検してください。

・雨予報の場合に問題がないか
・屋外施設が多すぎないか
・移動時間が短すぎないか
・昼食時間が混雑ピークになっていないか
・予約時間に遅れる可能性がないか
・移動が往復していないか
・予定が詰まりすぎていないか

問題がある箇所だけ修正してください。

変更前→変更後
の形式で表示してください。

当日朝のAIプロンプト

天候や交通状況が変わった場合、次のように部分修正します。

📋 コピー
昨日作った旅行プランを修正してください。

変更:
・午前中は雨
・午後から晴れ
・観光地Aには必ず行きたい
・帰宅時間は変更不可

午前中は屋内中心、
午後に屋外観光を回してください。

移動を増やしすぎず、
元の予約時間は維持してください。

旅行途中でも「全部作り直さない」

例えば予定が1時間遅れた場合。

📋 コピー
現在14:00です。
元の計画より1時間遅れています。

残り:
A
B
C

帰りの電車18:30は変更できません。

優先順位をつけて、
どれを削るべきか判断してください。

これなら現地で日程をゼロから考え直す必要がありません。

「旅行プラン採点」をAIにさせる

一度プランを作ったら、別の角度から評価させる方法もあります。

📋 コピー
この旅行プランを100点満点で評価してください。

評価項目:
・混雑回避 25点
・移動効率 20点
・余裕 20点
・食事時間 15点
・同行者への負担 10点
・雨天対応 10点

80点未満なら修正版を作ってください。

これで、作るAIチェックするAIを疑似的に分けられます。

AI旅行プランの失敗例と改善

AIプランニングが崩壊する5つのアンチパターンの図解。1.条件が少なすぎる(「京都のおすすめ教えて」)→解決策:誰と、何時から、何で移動するかを明記する。2.おすすめを増やしすぎる(候補の羅列になる)→解決策:AIを「優先順位を整理し、削る判断をさせる係」にする、入りきらない予定は削除させる。3.移動時間が消滅する(予定が隙間なく並ぶ)→解決策:「移動時間を各予定の間に明示してください」と指定する。4.滞在時間が非現実的(巨大施設を30分で処理される)→解決策:「有名施設での見学時間を短く見積もりすぎないで」と指示。5.ファクトチェックを怠る(AIの書いた営業時間を信じる)→解決策:最新情報は必ず公式サイトで確認する、という5つの警告と解決策の対応表

失敗例①|条件が少なすぎる

悪いプロンプト:「東京観光のおすすめプランを作って。」
これでは、誰と行く?何時から?どこから?電車?子どもは?混雑は?が分かりません。

改善:「3歳児を含む家族3人で、9:00〜17:00、上野周辺を電車と徒歩で観光します。混雑と歩行負担を減らしてください。」だけでも具体性が上がります。

失敗例②|おすすめを増やしすぎる

AIは頼めば10選、20選と候補をたくさん出せます。しかし旅行プランでは、候補数より、行かない場所を決めることも重要です。

失敗例③|移動時間を入れない

「10:00 A→11:00 B→12:00 C」ときれいに並んでいても、AからBへ40分かかれば成立しません。プロンプトには「移動時間を各予定の間に明示してください」を入れます。

失敗例④|「滞在時間」を指定しない

AIが「浅草30分」「動物園45分」など現実的でない時間配分をする場合があります。そこで「有名観光施設では見学時間を短く見積もりすぎないでください」と指定します。

失敗例⑤|最新情報をAIだけで確認する

営業時間・運休・料金は変わります。旅行プラン完成後は、公式サイト→Googleマップ→交通事業者などで確認します。

混雑回避まで含めた「完全版プロンプト」

最後に、旅行前にそのまま使える形をまとめます。

📋 コピー
あなたは旅行プランナーとして、
「観光地をたくさん回ること」ではなく
「混雑を避け、移動負担を減らし、余裕を持って楽しむこと」
を最優先に旅行計画を作ってください。

【旅行先】
〇〇

【日程】
2026年〇月〇日

【人数】
大人〇人
子ども〇歳〇人

【出発地】
〇〇

【現地到着】
〇〇時

【現地出発】
〇〇時

【移動手段】
電車・徒歩

【絶対に行きたい場所】
1.
2.

【できれば行きたい場所】
1.
2.
3.

【食べたいもの】
〇〇

【避けたいこと】
・人混み
・30分以上の行列
・長距離徒歩
・乗換え多数
・12時台の昼食
・同じ道の往復

【条件】
・人気観光地は混雑ピークを避ける
・朝・夕方へ時間分散できる場所はずらす
・昼食は11:00〜11:30または13:30以降
・移動時間を必ず含める
・予定を詰め込みすぎない
・90分ごとに休憩を検討
・同じエリアをまとめて回る
・必要なら候補を削る
・混雑時に順番を変更できるようにする

【出力】
①時刻表
時刻|場所|滞在|移動|混雑回避理由

②Plan B
混雑した場合の代替プラン

③雨天プラン

④事前予約一覧

⑤当日確認する項目

⑥削ってもよい場所

重要:
営業時間、料金、交通ダイヤ、休館日、イベント、予約状況など
最新確認が必要な情報は推測で断定しないでください。

確認できない情報は、
「要公式確認」
と明示してください。

🤖 AI旅行プロンプト・ビルダー

毎回テンプレートを手打ちするのは面倒です。下のフォームに条件を入力すると、上の「完全版プロンプト」と同じ構成で、あなたの条件に合わせたプロンプトをその場で自動生成します。

📝

入力して「プロンプトを生成する」を押すだけ
生成された文章はそのままChatGPTやGeminiに貼り付けて使えます(利用でXP+10、バッジ獲得)。

📝 AI旅行プロンプト・ビルダー
人混み
30分以上の行列
長距離徒歩
乗換え多数
12時台の昼食
同じ道の往復
プロンプトを生成する

✅ AI旅行プラン作成チェックリスト

最強のAI旅行計画チェックリストの図解。3列構成で、AIへ渡す条件(日付・時間枠・人数・年齢、移動手段と歩行上限、「絶対行く場所」と「候補」、混雑回避の優先指定)、AIに作らせるもの(移動/滞在を含む時刻表、混雑回避の「理由」、雨天/混雑時のPlan B、入りきらない場合の「削る候補」)、自分で確認するもの(最新の営業時間・料金、予約の有無・当日の交通、Googleマップでのリアルタイム混雑)のチェックボックスリストと、「良い旅を! - 問題を解く前に、まず整理する。となりの解決屋さん」という結び

気になる項目をタップするとチェックが付きます。ブラウザに保存されるので、後で見直すこともできます(タップでXP+1、全項目完了でバッジ獲得)。

0 / 28 完了

AIへ渡す条件

日付
到着時刻
帰宅時刻
人数
年齢
移動手段
絶対行く場所
候補スポット
食事条件
歩行上限
混雑回避

AIに作らせるもの

時刻表
移動時間
滞在時間
混雑回避理由
Plan B
雨天プラン
削る候補
予約一覧

自分で確認するもの

営業時間
料金
休館日
予約
イベント
電車
道路
当日の混雑
天気

よくある質問

Q1.AIだけで旅行プランを完成させても大丈夫ですか?

旅行の順番や条件整理には便利ですが、営業時間、料金、交通、予約状況などは最新の公式情報で確認してください。AIは「計画作成」、公式サイトは「事実確認」と分けると使いやすくなります。

Q2.AIで混雑を予測できますか?

一般的な混雑傾向を考慮した計画は作れますが、旅行当日の混雑を必ず正確に予測できるわけではありません。Googleマップでは、十分なデータがある場所について通常の混雑する時間帯や現在の混雑などを確認できます。

Q3.混雑を避けるには何をAIへ伝えればよいですか?

「混雑を避けて」だけでなく、昼食は12時を避ける・人気観光地は朝または夕方・行列30分以上なら代替・観光地数より混雑回避優先など、判断基準を具体的に伝えます。

Q4.GoogleマップとAIはどう使い分けますか?

AIで旅行全体の順番を作り、Googleマップで実際の混雑や交通状況を確認する使い方が分かりやすいでしょう。Googleマップでは、道路の現在・通常の交通量を確認できる場合もあります。

Q5.子連れ旅行にも使えますか?

使えます。年齢、昼寝、食事時間、連続徒歩時間、ベビーカーなどを条件として入れることが重要です。「おすすめ観光地」より「子どもが疲れない順番」をAIへ考えさせます。

Q6.AIのプランが予定を詰め込みすぎます。

プロンプトに、「入りきらない場合は予定を延長せず、優先度の低い場所を削除してください」と追加します。

Q7.雨天時の予定も作れますか?

最初からPlan Cとして作らせるのがおすすめです。屋外施設を屋内施設へ置き換えるだけでなく、移動距離や予約時間を維持するよう指定します。

Q8.旅行途中で予定が遅れた場合にも使えますか?

使えます。「現在時刻」「残りの予定」「絶対外せない予定」「帰宅時刻」を伝え、削る場所を選ばせます。

Q9.AIで混雑を避けることに意味がありますか?

混雑を完全に避けることはできませんが、時間をずらす・順番を変える・別エリアへ分散することで、集中を避けやすくなります。観光庁も、一部地域・時間帯への過度な観光客集中を課題として、需要分散を含む対策を進めています。

Q10.一番簡単なAI旅行プランの使い方は?

まず、「誰と・いつ・何時まで・何で移動・絶対行く場所・避けたいこと」の6項目を入力してください。それだけでも「おすすめスポットを教えて」だけより、実用的な旅行プランになりやすくなります。

🏆 獲得バッジ

🎧ながら理解
音声を再生
📝プロンプト職人
プロンプトビルダーを利用
⏱️判断ルールマスター
待ち時間シミュレーターを利用
旅行準備完了
チェックリスト全完了

まとめ

AIで旅行プランを作るときに大切なのは、AIにおすすめスポットをたくさん出してもらうことではありません。旅行の条件を整理し、

  1. 絶対に行きたい場所を決める
  2. 混雑しやすい時間をずらす
  3. 移動の順番を整理する
  4. 食事ピークを避ける
  5. 休憩を入れる
  6. Plan Bを作る
  7. 雨天プランを作る
  8. 入りきらなければ削る
  9. 最後に公式情報で確認する

という使い方です。特に2026年現在は、観光庁も地域・時間帯への観光客の過度な集中を課題とし、旅行需要の平準化や地方への分散を進めています。旅行者側でも、「有名スポットには行かない」ではなく、同じ場所でも、行く時間と順番を変えるだけで旅行の快適さが変わる可能性があります。

解決ドットコムからひとこと

旅行計画をAIへ頼むと、「おすすめを教えて」から始めたくなります。しかし、その前に整理したいのは、誰と行く?→何時まで?→絶対行きたい場所は?→何を避けたい?→混んでいたら何を変える?という条件です。

AIに100%旅行を任せる必要はありません。むしろ、人間が「何を大切にする旅行か」を決め、AIが条件を整理して順番を作り、Googleマップ・公式情報が現在の状況を確認する、と役割を分けると使いやすくなります。

問題を解く前に、まず整理する。AI旅行プランは「行き先を決めてもらうツール」ではなく、「限られた1日を、どんな順番で使えば一番楽かを整理するツール」として使うことが、混雑に振り回されない旅行を作る第一歩です。

🐤

カイピヨくんのひとこと
AIに丸投げじゃなくて、条件を整理して渡す。それだけで旅行はぐっと楽になるよ。まずは上のプロンプト・ビルダーで、次の旅行の条件を入力してみよう!

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  • 旅行先の混雑をGoogleマップで確認する方法(「混雑する時間帯」の見方)

問題を解く前に、まず整理する。

AIと一緒に、混雑に振り回されない旅行プランを今日から。

となりの解決屋さん → kaik-2.com/tonari/

※本記事は2026年8月時点の観光庁、Google公式ヘルプ等の公表情報を参考に、生成AIを使った旅行計画方法を一般向けに整理したものです。生成AIの回答には古い情報や誤りが含まれる場合があります。営業時間、料金、交通、イベント、予約状況、気象・災害情報等は、必ず各施設・交通事業者・自治体等の最新公式情報をご確認ください。
参考:観光庁「令和8年度オーバーツーリズム受入環境整備促進事業」特設サイトGoogleマップ ヘルプ「混雑エリアに関する情報をGoogleマップから入手する」
執筆:横田 和也/解決ドットコム

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