実重量と容積重量とは?国際送料の計算方法とDHL・FedEx・UPSの考え方を解説 DAY60
【DAY60】実重量と容積重量とは
国際送料が、荷物の大きさでも変わる仕組みを整理する
DAY58では国際配送サービス(EMS・DHL・FedEx・UPS)を比較し、DAY59では航空便・船便・個別発送・集約発送という物流方法そのものを整理しました。今回は、もっと基本的な「送料を計算するときの重量」を学びます。
商品:ぬいぐるみ、実際の重さ:2kg、箱:かなり大きい――担当者は「2kgの商品だから2kgの送料だよね」と思いました。ところが配送会社の見積では10kg相当として計算されました。理由は、荷物が軽くても大きなスペースを使うからです。飛行機や配送車には、重さだけでなく積める空間にも限界があります。そのため国際宅配便などでは、実際の重量と、箱の大きさから計算した容積重量を比較し、大きい方を運賃計算に使うことがあります。
DHL Expressは、国際Express貨物の多くで容積重量を「長さ×幅×高さ÷5,000」で算出し、実重量と比較して運賃計算に使用すると説明しています。FedEx Japanも同じくセンチメートルの場合は5,000で割る方法を案内しており、UPS Japanでも輸出入貨物について「長さ×幅×高さ÷5,000」で寸法重量を求め、実重量と比較して大きい方を請求重量としています。
「軽い=送料が安い、じゃないんだ!大きな箱は飛行機の場所をたくさん使うから、“大きさを重さに変換”して考えることがあるよ!」
DAY59では「どう運ぶか」を決めました。DAY60では「その荷物が運賃計算上、何kgとして扱われるか」を考えます。次回DAY61では、発送後の追跡・保険・紛失・破損・配送事故を整理します。
この記事で分かること
- 実重量とは何か
- 容積重量とは何か
- 請求重量(Chargeable Weight)とは
- 長さ×幅×高さ÷5,000の計算式
- DIM Factorが会社ごとに違う理由
- DHL・FedEx・UPSの計算方法
- EMS・UGXとの違い
- 梱包サイズを小さくする効果
- 真空圧縮・折りたたみ・組立式
- 商品マスタへ入れるべき項目
- 複数個口・パレット・CBM
- 送料と破損リスクのバランス
この学習シリーズでは、配送会社の料金担当者になることではなく、自社の商品と梱包が送料にどう影響するかを見極められる状態を目指します。
先に結論|「3つの重量」を分ける
① 実重量
Actual Weight。実際に量った、荷物の重さです。
② 容積重量
Volumetric Weight/Dimensional Weight。箱の大きさを重量へ換算したものです。
③ 請求重量
Chargeable Weight/Billable Weight。運賃計算に使用される重量です。
国際宅配便等では、実重量と容積重量を比較して、大きい方を請求重量として使うことがあります。UPSもChargeable Weightについて、実重量と容積重量のうち大きい方が運賃計算に使われると説明しています。最も簡単にすると、実重量2kg・容積重量8kgなら請求重量は8kg相当、逆に実重量10kg・容積重量3kgなら請求重量は10kgとなる考え方です。
実重量とは|梱包後に量る理由
実重量はActual Weightで、実際に重量計で量った重さです。ただし、商品だけではなく、実際に発送する梱包後の荷物を量ります。例えば商品1.5kg・箱300g・緩衝材150g・説明書50gなら、発送荷物は2.0kgです。商品マスタに商品重量1.5kgだけ入れていると、送料見積を間違える可能性があります。送料計算に使う重量は、商品+箱+緩衝材+付属品+その他同梱物という、最終的な発送形態で確認します。
なぜ大きさを重量へ変換するのか
同じ飛行機に、鉄の塊と、大量のクッションを積むとします。鉄は重いけれど小さく、クッションは軽いけれど巨大です。クッションが大量にあると、重量制限になる前に貨物スペースが埋まってしまいます。そのため、重量だけでなく使用する空間も料金へ反映させます。
ぬいぐるみ・クッション・帽子・バッグ・衣類・自転車部品・大型プラスチック製品など、商品の重さは軽くても箱が大きい商品は、容積重量の影響を受けやすい商品です。反対に金属部品・工具・書籍などは、箱が小さく実重量が重いため、容積重量より実重量の方が大きくなる場合があります。
容積重量の計算式|長さ×幅×高さ÷5,000
代表的な国際Express配送では、次の形で計算します。
容積重量 = 長さ × 幅 × 高さ ÷ 容積除数
DHL Express・FedEx Japan・UPS Japanでは、現在、国際Express等の対象サービスでセンチメートルを使用する場合、5,000という除数が使われています。例えば40cm×30cm×20cmの箱なら、40×30×20=24,000cm³。5,000で割ると24,000÷5,000=4.8kgです。この箱の実重量が2kgなら、容積重量4.8kgの方が大きいため容積重量側が基準になります。逆に実重量が8kgなら、実重量の方が大きいため実重量側が基準になります。DHL Expressの公式解説でも、容積重量が実重量を上回る場合は容積重量を請求重量として使う例が示されています。
送料計算では、商品の寸法ではなく、梱包後の箱の外寸を確認します。DHLは箱の各辺の最も長い部分を測るよう説明しており、UPSも最長部分を基準に長さ・幅・高さを測定する方法を案内しています。商品が20×10×5cmでも、箱が40×30×20cmなら、容積重量計算では箱のサイズを使います。余白も航空機の中ではスペースだからです。段ボールが外側へ膨らんでいたり、テープ・取っ手・突起がある場合は、最も外側へ出ている部分を含めて計測される場合があるため、梱包後に実物を測ります。
実重量と容積重量、大きい方が請求重量になる
大きなぬいぐるみ(実重量3kg、箱60×40×40cm)を例にすると、容積は60×40×40=96,000cm³、5,000で割ると19.2kgです。重量計では3kgなのに、配送サービスによっては約19kg相当として料金計算される可能性があります。「3kgなのに、なぜ20kg近い料金なのか」という疑問は、箱の大きさが原因であることが多いです。
逆のケースもあります。陶器(箱30×20×10cm、容積6,000cm³、容積重量1.2kg)で実重量が5kgなら、実重量の方が大きいため実重量側が基準になります。容積重量が効きやすい商品はクッション・ぬいぐるみ・帽子・かご・大型バッグ・軽量家具部品など、実重量が効きやすい商品は金属部品・書籍・陶器・ガラス・重い機械部品などです。厚手コートのような衣類も、大きな箱へ入れると商品自体は軽くても容積重量が上がる可能性があります。
配送会社ごとに計算方法が違う|EMS・UGXとの比較
| 配送会社/サービス | 容積計算式 | 端数処理・特記事項 |
|---|---|---|
| DHL Express | L×W×H÷5,000 | 国際Express貨物の多くで適用。最長部分を計測。 |
| FedEx Japan | L×W×H÷5,000 | 各寸法(cm)の小数点以下を切り上げてから計算。パッケージごとに計算。 |
| UPS Japan | L×W×H÷5,000 | 各寸法を整数に丸め、重量端数をExpressは次の0.5kg・Expeditedは次の1kgへ切り上げ。監査補正あり。 |
| EMS | 容積計算なし | 重量帯と地域別で料金設定。国別のサイズ制限は別途確認。 |
| 日本郵便UGX | 比較あり | 容積重量と実重量の重い方を適用。専用機で実測。 |
また、容積重量で計算できても、箱がサービスの最大サイズを超えていれば発送できない場合があります。確認順は「発送可能サイズ?→重量上限内?→実重量?→容積重量?→請求重量?」です。DIM Factorは配送会社・輸送モードによって異なるため、5,000を世界共通公式として固定しないことが重要です。自社で送料計算ツールを作る場合も、容積除数を5,000固定にせず、Carrier・Service・DIM Factorを項目として分けて持ちます。
梱包サイズを小さくする効果
例えば箱を40×30×20cm(容積重量4.8kg)から30×25×15cm(容積11,250cm³、容積重量2.25kg)へ見直すと、容積重量は半分以下になります。容積重量で課金されている商品では、商品重量を2.0kgから1.9kgへ減らしても請求重量がほぼ変わらない可能性がありますが、箱サイズを縮めて容積重量を下げれば送料へ影響する可能性があります。商品を1g軽くするより、箱を小さくした方が送料削減効果が高い場合があるということです。
ただし、ただ小さくすればよいわけではありません。陶器をギリギリの箱に入れれば破損率が上がる可能性があります。箱を小さくして送料を500円削減できても、破損率が1%→10%になったら合理的とは限りません。送料+事故コストで見て、必要な保護性能を確保しながら不要な空間を減らす梱包最適化を行います。DHLも、日本の輸出事業者向け容積重量解説で、適切なサイズの包装を使うことを送料最適化策として挙げています。
商品開発と梱包テクニック|真空圧縮・折りたたみ・組立式
海外販売を前提にするなら、商品サイズ・パッケージ・折りたためるか・分解できるかを、商品企画段階から考えます。衣類・布製品は、商品の品質・形状に問題がなければ真空圧縮で容積を減らせる場合があります(シワ・復元性・梱包安全性は要確認)。バッグ・収納用品などは折りたたみ構造にすると、展開時は巨大でも輸送時は小型化できます。家具・ディスプレイ用品は組立式にして、完成形は大きくても分解すれば小型にできますが、顧客体験とのバランスを見ながら判断します。
豪華すぎる巨大な化粧箱は、越境ECでは送料で競争力を奪う原因になります。商品500g・箱50×40×30cmなら容積重量は12kgです。デザイン上の高級感と、国内販売用の豪華な大型箱・海外販売用の保護性能を維持したコンパクト箱を分ける方法も検討します(ブランド体験・破損防止・物流費のバランスが必要です)。
商品マスタへ記録する|SKUデータ例
EC物流で「Weight:5kg」とだけ記録すると、それが商品重量なのか、梱包後実重量なのか、容積重量なのか、請求重量なのか分かりません。おすすめは、商品マスタにNet Product Weight(商品単体)、梱包マスタにPacked Actual Weight(箱・緩衝材込み)、箱サイズ、容積重量、想定請求重量を分けて持つことです。さらにCarrier・Serviceごとに容積重量条件を保存し、確認日も残しておけば、毎回ゼロから測り直す運用を減らせます。DIM Factor・測定ルール・料金は変更される可能性があるため、「昔5,000だったから」で固定せず、公式ルールを定期的に確認します。
よくある失敗とNG・OKチェック
✕ NG:寸法の測り方
箱の「内寸」で計算する。
○ OK:寸法の測り方
箱が膨らんでいる部分やテープ・取っ手を含めた「最大外寸」を測る。
✕ NG:確定料金の思い込み
自社で入力したサイズ・重量が絶対の確定料金だと思い込む。
○ OK:確定料金の思い込み
配送会社側で専用機による再計測(監査)が行われ、差額が追加請求される可能性を前提に精度を上げる。
✕ NG:複数個口の計算
2個注文だから単純に送料を2倍にして見積もる。
○ OK:複数個口の計算
「巨大な1箱への同梱」と「小箱2箱の別送」で容積重量がどう変わるか、注文パターンごとにシミュレーションする。
複数個口とは、1箱にまとめずBox1・Box2・Box3と複数箱で送る方法です。配送会社によって各箱の容積重量を個別に計算する場合があります(FedEx Japanはパッケージごとに計算すると案内)。全部1箱で容積重量20kgより、小箱2箱で各8kg・合計16kg相当の方が合理的な場合もありますが、個口追加の基本料金・取扱料金もあるため最終見積で確認します。BtoBの大型輸送ではパレットや、長さm×幅m×高さmで計算するCBM(立方メートル)という単位も関係します。UPSではパレットについて、実重量・容積重量・最低請求重量を比較し最も大きいものをBillable Weightとする仕組みを案内しています。
配送会社は再計測することがあります。UPS Japanは輸出拠点で荷物を計測し、申告値と実測値が異なる場合には料金補正が行われる可能性を案内しています。日本郵便UGXでも、輸出時に専用計測機で容積・重量を測定し、利用者の記載値と異なる場合は日本郵便側の計測値で運賃を算出すると案内しています。「入力した数字=確定料金」とは限りません。
実際のケースで考えてみよう|バッグの梱包改善
ケース|日本製の軽量バッグ(商品重量1.2kg、商品価格25,000円)をアメリカへ販売します。
Step1〜4|梱包して測る。商品だけでは1.2kgですが、箱・緩衝材・説明書を入れると梱包後は1.6kgになりました。これが実重量です。箱の外寸は50×40×30cm、体積は50×40×30=60,000cm³です。
Step5〜7|容積重量を計算し比較する。DHL Express・FedEx・UPSの対象サービスのように5,000で割ると、60,000÷5,000=12kgです。実重量1.6kgと容積重量12kgを比較すると、容積重量の方が大きくなります。担当者は「バッグは軽いので海外発送しやすい」と思っていましたが、実際は箱が大きく容積重量が12kgでした。
Step8〜12|梱包を見直す。箱の中に大量の空間があったため、バッグを品質を損なわない範囲で折りたたみ、箱を35×30×15cmに変更できたとします。35×30×15=15,750cm³、15,750÷5,000=3.15kgです。容積重量は12kgから3.15kgへ大幅に下がりました。箱を小さくしたことで梱包材も減り、実重量は1.5kgになりました。
Step13〜17|端数処理とサービス差を確認する。実重量1.5kg・容積重量3.15kgなので、請求重量候補は容積重量側ですが、実際の請求重量は利用サービスの端数処理・料金規定を確認します。例えばUPS Expressでは重量の端数を次の0.5kgへ切り上げるルールがあり、FedExでは各寸法の小数点以下を次の1cmへ切り上げて計算します(34.2×29.5×14.3cmなら35×30×15cmとして計算)。同じ商品を送るEMSは、公開料金表が重量帯と地域別に設定されているため、クーリエの÷5,000をそのままEMSへ使わず、宛先国のEMSサイズ制限内かも別途確認します。
Step18〜20|商品マスタを更新する。SKU:BAG-001として、商品重量1.2kg、梱包実重量1.5kg、梱包サイズ35×30×15cm、容積15,750cm³、DHL/FedEx/UPS想定容積重量3.15kg(+端数ルール確認)、EMSは重量料金・サイズ条件で別確認、という形でマスタへ保存すれば、今後この商品を発送するたびに担当者がゼロから箱を選ばなくてもよくなります。
やってみよう|容積重量計算ツール
箱の長さ・幅・高さ(cm)と実重量(kg)を入力すると、容積重量と、実重量と比較した請求重量候補が分かります。DIM Factorは初期値5,000ですが、利用する配送サービスに合わせて変更できます。
計算する
※ 端数処理(切り上げ幅など)や測定ルールは配送会社・サービスによって異なります。この計算結果は目安であり、最終的な請求重量は利用サービスの現在の公式ルールで確認してください。
アウトプットワーク|実重量・容積重量確認シート
実際に海外販売したい商品を一つ選び、下の欄を埋めてみてください。入力内容はこのブラウザにのみ保存され、外部へは送信されません。
記入できたら完了にする
理解度チェッククイズ
第1問 実重量とは何でしょうか?
第2問 容積重量とは何でしょうか?
第3問 実重量2kg・容積重量8kgの場合、一般的にどちらが料金計算に使われる場合があるでしょうか?
第4問 箱が40×30×20cmで、DIM Factorが5,000の場合、容積重量はいくらでしょうか?
第5問 容積重量が影響しやすい商品はどれでしょうか?
第6問 送料計算用の寸法として適切なのはどれでしょうか?
第7問 EMSについて適切なのはどれでしょうか?
第8問 申告した重量・サイズについて正しいものはどれでしょうか?
実務判断問題 商品重量1.5kg、現在箱50×40×30cm、改善後35×30×15cm、DIM Factor 5,000です。担当者が「商品重量は1.5kgのままだから、箱を小さくしても送料は変わりません」と言いました。何が問題でしょうか?
回答例を見る
商品重量だけを見ていることが問題です。変更前は50×40×30=60,000cm³、60,000÷5,000=12kg。変更後は35×30×15=15,750cm³、15,750÷5,000=3.15kgです。実重量1.5kgは変わりませんが、容積重量は12kgから3.15kgへ大幅に下がっています。容積重量を使う配送サービスなら、送料が大きく変わる可能性があります。海外送料を下げる方法は、商品を軽くするだけでなく、箱を適正化することも重要です。
よくある質問
梱包後の荷物を実際に重量計で量った重量です。商品重量だけではなく、箱や緩衝材などを含んだ発送時の重量を確認します。
荷物が占める空間を重量へ換算した値です。軽くても大きい荷物は輸送スペースを多く使うため、国際宅配便などで料金計算に利用されています。
配送会社・サービスによって異なります。2026年8月現在、DHL Expressの多くの国際Express貨物、FedEx Japan、UPS Japanでは、センチメートルの場合「長さ×幅×高さ÷5,000」という方式が確認できます。
違います。DIM Factorは配送会社、サービス、輸送モード等によって異なる場合があります。利用するサービスの現在の公式ルールを確認します。
DHL Express・FedEx・UPSなどの対象サービスでは、実重量と容積重量を比較し、大きい方を料金計算に使います。日本郵便UGXでも、容積重量と実重量を比較し重い方を運賃算出へ適用すると案内されています。
クーリエと同じ「÷5,000」を自動的に適用しないでください。2026年8月現在のEMS公開料金表は地域と重量帯で設定されており、サイズ・重量制限は国別に別途案内されています。EMSは日本郵便の現在の料金・サイズ条件から確認します。
必ずとは限りません。利用サービスの料金区分や最低料金、追加料金などもあります。ただし容積重量が請求重量になっている商品では、箱を小さくすることで請求重量を下げられる可能性があります。破損リスクとのバランスも確認します。
最低限、商品重量、商品寸法、標準箱、梱包後実重量、梱包後外寸、利用Carrier・Service、DIM Factor、容積重量、確認日を分けて持つと、送料を管理しやすくなります。
今回のまとめ
DAY60では、実重量・容積重量・請求重量を整理しました。今回覚えておきたいポイントは、次の5つです。
- 実重量は実際に量った梱包後の重さ
- 容積重量は箱の大きさを重量へ換算したもの
- 国際宅配便等では実重量と容積重量の大きい方を使う場合がある
- 5,000という除数はすべての配送サービス共通ではない
- 海外送料を下げるには重量だけでなく梱包サイズも重要
重要なのは「÷5,000」を暗記することではありません。実際にはCarrier・Serviceによって計算ルール・測定方法・端数処理が異なる場合があります。DHL Express・FedEx・UPSでは、2026年8月現在、対象サービスについて5,000というDIM Factorが確認できますが、EMSは同じ計算方式として扱わず、重量帯と配送地域を基準にした現在の料金表・サイズ制限で確認します。日本郵便でもUGXでは容積重量と実重量の重い方を使います。つまり、日本郵便だから同じ、国際配送だから同じ、航空便だから同じではなく、配送会社×サービスで確認します。
越境ECでは、商品を軽くするだけでなく、箱を小さくすることも重要な送料改善になります。特にぬいぐるみ・バッグ・アパレル・クッション・大型雑貨などは、商品自体は軽くても容積重量によって国際送料が大きくなることがあります。だからこそ商品マスタには、Weightだけでなく、Packed Weight・Length・Width・Heightも必要です。最終的には、商品→梱包→外寸→実重量→容積重量→請求重量→送料→利益まで、つなげて考えます。
「“何kgの商品?”だけじゃ足りないよ。“何kgで、どれくらい場所を取る荷物?”まで見ると、海外送料の仕組みが分かるんだ!」
DAY60の実践課題
海外販売したい商品を一つ選び、実際に発送する形で梱包してから、次を書き出してください。
- 梱包後の実重量と、外寸(長さ・幅・高さ)
- 利用するCarrier・Serviceと、そのDIM Factor
- 容積重量を計算し、実重量と比較した大きい方(想定請求重量)
- 箱を一回り小さくできないか検討し、改善後の容積重量と1件・年間の削減見込み
この4つが書ければ、「商品重量」ではなく「物流上の重量」で商品を見られるようになります。
実重量・容積重量 確認チェックリスト
送料を見積もる前に、次の6項目を確認しましょう。タップでチェックできます。
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