ECで商品が売れて届くまでの流れ|商品登録・決済・出荷・入金を分かりやすく解説 DAY7

【DAY7】商品が売れて購入者へ届くまで
商品登録・注文・決済・出荷・配送・入金の基本的な流れ
ECサイトで商品を注文すると、画面には「ご注文ありがとうございます」と表示されます。購入者から見ると、これで買い物はほぼ終わったように見えるかもしれません。しかし、販売する側の仕事はここから始まります。
- 注文内容を確認する
- 支払い状況を確認する
- 在庫を確保する
- 商品を取り出す
- 検品する
- 梱包する
- 配送会社へ渡す
- 追跡番号を知らせる
- 売上金の入金を確認する
一つの商品が購入者へ届くまでには、商品・情報・お金・荷物が、それぞれ別のタイミングで動きます。
「注文ボタンが押された瞬間はゴールではなく、商品を届ける仕事のスタートなんだ!」
この記事で分かること
- 商品を販売する前に登録する情報
- 購入者が注文するまでの流れ
- 注文受付と決済完了の違い
- 在庫を確保する「引当」の意味
- 検品・梱包・出荷の流れ
- 出荷と配送完了の違い
- 売上確定と入金の違い
- キャンセルや決済エラーが起きた場合の対応
- 運用開始前に決めておきたい担当者
ECの基本を理解するには、商品登録から購入、発送、入金、必要に応じた売上分配までを、一つの流れとして見る必要があります。
- 先に結論|EC販売は9つの工程で考える
- 身近な例で考えると「お弁当の予約注文」と同じ
- 1.商品情報を登録する
- 2.商品を公開する
- 3.購入者が注文する
- 4.注文受付と決済完了は同じではない
- 5.在庫を確保する
- 6.注文内容を確認する
- 7.商品を取り出して検品する
- 8.商品を梱包する
- 9.商品を出荷する
- 10.配送会社が購入者へ届ける
- 11.売上が確定する
- 12.販売者へ売上金が入金される
- 注文・決済・出荷・入金は別々に管理する
- よくある勘違い
- 実際のケースで考えてみよう
- EC運用を始める前に決める12項目
- やってみよう|この場面、次に何をする?
- アウトプットワーク|注文から入金までの流れを作ろう
- 理解度チェッククイズ
- よくある質問
- 今回のまとめ
- 獲得バッジ
先に結論|EC販売は9つの工程で考える
ただし、すべてのECが同じ順番になるとは限りません。
- 銀行振込では、入金確認後に発送する
- 代引きでは、購入者が受け取るときに支払う
- 受注生産では、注文後に商品を製造する
- デジタル商品では、荷物の配送がない
- プラットフォームでは、売上金が複数の事業者へ分配される
- 決済サービスによって入金日が異なる
商品、決済、契約、利用サービスによって流れが変わるため、実際の運用を確認する必要があります。
身近な例で考えると「お弁当の予約注文」と同じ
お弁当屋へ、電話でお弁当を予約する場面を想像してみてください。購入者から注文が入ると、お店は次の内容を確認します。
- どのお弁当か
- 何個必要か
- いつ受け取るか
- 名前と連絡先
- 支払方法
- 注文を受けられる在庫があるか
注文を受けたら、材料やお弁当を確保します。その後、商品を用意し、内容に間違いがないか確認して、購入者へ渡します。ECでは、電話や店頭で行っていた確認を、Webサイト、決済システム、在庫管理、配送会社などを使って行います。違いは、購入者がその場で商品を持ち帰るのではなく、梱包して別の場所まで届けることです。
1.商品情報を登録する
販売前に「商品マスタ」を用意する
ECサイトで商品を販売するには、まず商品情報を登録します。商品に関する基本情報をまとめたデータは、一般的に「商品マスタ」と呼ばれます。主な登録項目は次のとおりです。
- 商品名/商品コード/SKU
- 販売価格/商品説明/商品画像
- サイズ/重量/材質・成分
- 在庫数/配送方法/送料
- 発送までの日数/返品条件/注意事項
- 公開・非公開の状態
商品登録に必要な情報が不足していると、販売開始後に問い合わせや返品が増える可能性があります。
商品そのものと商品情報は別に管理される
ECサイト上に表示されるのは、商品そのものではありません。商品を説明するデータです。たとえば、倉庫に青いマグカップが10個あっても、ECサイトに次の情報が正しく登録されていなければ販売できません。
- 商品名/写真/色/容量/サイズ/価格/在庫数/発送日
商品が倉庫に存在することと、ECサイトで正しく販売できることは別です。
「倉庫には商品、ECサイトには商品を説明する情報があるんだね!」
2.商品を公開する
商品情報を登録しただけでは、購入者から見えない場合があります。内容を確認し、公開状態にすると、商品ページが表示されます。公開前には、次を確認します。
- 商品名に間違いがないか/写真と商品が一致しているか/価格が正しいか
- 税や送料の表示が正しいか/在庫数が正しいか/発送までの日数が書かれているか
- 注意事項が不足していないか/返品条件が確認できるか
- 販売してよい商品か/表示内容に問題がないか
複数の会社が関わる場合、販売者だけでなく、メーカーや商品提供者による確認が必要になることもあります。
3.購入者が注文する
購入者は商品ページを見て、購入手続きを進めます。一般的な注文の流れは次のとおりです。
注文が確定すると、ECシステムに注文データが作成されます。
注文番号、注文日時、購入者名、メールアドレス、電話番号、配送先住所、商品名、商品コード、数量、商品代金、送料、値引き、支払方法、決済状態、配送方法、備考、注文状態です。
この情報をもとに、販売者、倉庫、配送会社などが商品を届ける準備を進めます。
4.注文受付と決済完了は同じではない
EC運用で特に重要なのが、注文が入ったことと、代金の支払いが完了したことを分けて考えることです。注文番号が発行されても、支払いが完了していない場合があります。
支払いが完了していない例
- クレジットカードが利用できなかった
- 決済画面の途中で終了した
- 銀行振込がまだ行われていない
- コンビニでの支払い待ち
- 後払いの審査中
- 不正利用の確認中
- 決済システムとの通信に失敗した
注文状態と決済状態を分ける
| 確認項目 | 何を表すか |
|---|---|
| 注文状態 | 注文受付、処理中、発送済み、キャンセルなど |
| 決済状態 | 未払い、支払済み、返金済み、決済失敗など |
| 配送状態 | 未出荷、出荷済み、配送中、配達完了など |
この3つを一つの状態として扱うと、誤発送や対応漏れが起こりやすくなります。
クレジットカード
注文時に決済処理が行われることが多いですが、承認と売上確定のタイミングが分かれる場合があります。
銀行振込
注文後、販売者が入金を確認してから発送する場合があります。
代引き
商品を届けるときに、配送会社が代金を受け取ります。
後払い
商品発送前後に審査や請求処理が行われる場合があります。決済方法、売上確定、返金、チャージバックなどの処理は、利用するサービスによって異なります。
5.在庫を確保する
注文された商品を他の人へ売らないようにする
注文が入ると、販売可能な在庫から注文分を確保します。この処理を「在庫引当」と呼びます。たとえば、商品が10個あり、2個の注文が入った場合を考えます。
| 実際の在庫 | 10個 |
| 注文分 | 2個 |
| 販売可能 | 8個 |
注文された2個は、購入者へ発送するために確保されます。
決済に失敗した場合の在庫
決済が失敗した注文について、在庫をいつ戻すかも決める必要があります。決済失敗時にすぐ戻す、一定時間だけ確保する、担当者が確認して戻す、入金期限を過ぎたら戻すなどの方法があります。ここが決まっていないと、購入されていない商品が長時間売り切れ表示になる可能性があります。
6.注文内容を確認する
出荷前に、注文内容に問題がないか確認します。主な確認項目は次のとおりです。
- 支払いが完了しているか/商品と数量が正しいか/在庫があるか
- 配送先住所に不足がないか/電話番号が入力されているか
- 配送方法が商品に合っているか/日時指定に対応できるか
- 購入者からの要望があるか/不正注文の可能性がないか/重複注文がないか
問題がある場合は、すぐに発送せず、購入者や関係者へ確認します。
要確認になりやすい注文
- 郵便番号と住所が一致しない/番地がない
- 電話番号の桁が不足している
- 冷凍商品と常温商品を同時に注文している
- 高額商品を大量に注文している
- 海外転送先が指定されている
- 備考欄に個別対応の要望がある
- 在庫数より多い数量が注文されている
- 同じ注文が短時間に複数作成されている
7.商品を取り出して検品する
倉庫や発送担当者は、注文情報をもとに商品を取り出します。商品を棚から取り出す作業は、物流の現場で「ピッキング」と呼ばれます。
ピッキングで確認すること
商品コード、商品名、色、サイズ、数量、賞味期限、製造ロット、付属品、セット内容です。似た商品が複数ある場合、商品名だけでなく商品コードやSKUで確認します。
検品で確認すること
注文した商品と一致しているか、数量が正しいか、破損や汚れがないか、使用期限・賞味期限に問題がないか、付属品がそろっているか、外箱に問題がないか、購入者への案内書が必要かを確認します。検品を省くと、誤配送や不良品の発送につながります。
8.商品を梱包する
検品した商品を、配送中に壊れないように梱包します。梱包では、商品を箱へ入れるだけではありません。
- 商品の大きさ・重量・壊れやすさ/水濡れへの弱さ/温度管理
- 液漏れの可能性/箱の中で動かないか/複数商品を同梱できるか
- 配送会社のサイズ制限/購入者へ必要な書類
陶器:緩衝材を使い、箱の中で動かないようにします。
食品:賞味期限、温度、液漏れ、におい移りなどを確認します。
衣類:水濡れや汚れを防ぎます。
冷蔵・冷凍商品:対応する梱包材と配送方法を使用します。
精密機器:衝撃や静電気への対策が必要になる場合があります。梱包方法は、商品の安全だけでなく、送料にも影響します。箱が大きすぎると、送料が高くなる可能性があります。
9.商品を出荷する
出荷とは、商品を発送元から送り出すこと
商品を配送会社へ渡し、発送処理を完了すると「出荷済み」になります。ただし、出荷済みは、購入者へ商品が届いたという意味ではありません。
出荷時に行うこと
配送ラベルを作成する、配送先住所を確認する、荷物へラベルを貼る、配送会社へ荷物を渡す、出荷日時を記録する、追跡番号を登録する、在庫数を更新する、購入者へ発送通知を送る、注文状態を出荷済みに変更するなどです。
発送通知に入れる情報
注文番号、出荷日、配送会社、追跡番号、配送状況を確認する方法、到着予定の目安、問い合わせ先です。購入者は、商品がいつ届くのか不安になることがあります。発送通知によって、問い合わせを減らせる場合があります。
10.配送会社が購入者へ届ける
配送会社へ渡された荷物は、配送拠点を経由して購入者へ届けられます。
配送遅延、住所不明、長期不在、受取拒否、荷物の破損・紛失、誤配送、宅配ボックスへ入らない、天候や災害による遅れなどが起こる可能性があります。出荷しただけで対応を終わらせず、問題が起きたときの確認先と対応方法を決めておきます。
配達完了でも終わりとは限らない
配送会社の情報が「配達完了」でも、購入者から「商品が見つからない」「家族が受け取っていた」「宅配ボックスに入っていない」「別の住所へ届いた」「商品が壊れていた」「注文した商品と違う」「数量が足りない」といった連絡が来ることがあります。販売者は、注文番号、追跡番号、配送先、出荷内容を確認し、必要に応じて倉庫や配送会社へ連絡します。
11.売上が確定する
注文金額と確定した売上は同じとは限らない
注文が入った時点で表示される金額が、そのまま最終的な売上になるとは限りません。注文キャンセル、全額返金、一部返金、数量変更、値引き、送料の変更、チャージバック、受取拒否、返品などが起こる可能性があります。そのため、ECでは「注文金額」「決済済み金額」「確定売上」「入金額」を分けて確認することがあります。
1万円の商品を注文した例で考えます。
| 商品代金 | 10,000円 |
| 送料 | 800円 |
| 購入者の支払額 | 10,800円 |
この10,800円が、すぐに全額販売者の銀行口座へ入るとは限りません。たとえば、決済関連費用324円、振込関連費用200円が差し引かれ、入金額は10,276円になる、という例です。これは仕組みを理解するための例です。実際の手数料、計算方法、消費税の扱い、入金条件は、利用するサービスや契約によって異なります。
12.販売者へ売上金が入金される
購入者の支払いと販売者への入金には時間差がある
購入者が注文時にカードで支払っても、販売者の銀行口座へ同じ日に入金されるとは限りません。決済会社やECサービスが売上金をまとめ、決められた日に販売者へ入金する場合があります。毎週入金、月2回入金、月1回入金、申請後に入金、売上金が一定額に達したら入金など、方法はサービスによって異なります。実際の入金サイクルは、最新の公式情報や契約書を確認します。
入金時に確認すること
対象期間、売上金額、キャンセル金額、返金金額、決済手数料、販売手数料、振込手数料、その他の費用、実際の入金額、注文データとの一致です。売上管理画面の数字と、銀行口座への入金額が一致しない場合、手数料や返金などの内訳を確認します。
複数の事業者へ売上を分ける場合
プラットフォームや複数事業者が関わるECでは、購入者の商品代金が決済会社・プラットフォームを経由し、販売者、商品提供者、運営会社などへ分配される場合があります。誰へ、いつ、いくら支払うかは、契約やサービス設計によって異なります。商品代金、送料、販売手数料、決済手数料、返品費用、値引き、税金などを、誰が負担するか確認する必要があります。
注文・決済・出荷・入金は別々に管理する
4つの状態を比較すると、違いが分かりやすくなります。
| 状態 | 意味 | 確認すること |
|---|---|---|
| 注文済み | 購入者の注文データが作成された | 商品、数量、住所 |
| 決済済み | 支払い処理が完了した | 決済結果、支払金額 |
| 出荷済み | 荷物を配送会社へ渡した | 追跡番号、出荷日 |
| 入金済み | 売上金が販売者へ振り込まれた | 手数料、返金、入金額 |
「注文・支払い・発送・入金は、全部違うチェックポイントなんだ!」
よくある勘違い
決済が完了していない場合や、住所に問題がある場合があります。出荷条件を確認してから発送します。
出荷済みは、発送元から荷物を送り出した状態です。購入者へ届いたことを表す配達完了とは異なります。
決済会社やECサービスの入金サイクルによって、実際の振込日は異なります。
在庫連携がなければ、入荷、販売、破損、返品などを人が更新する必要があります。
配送状況は配送会社へ確認できますが、再発送や返金などの判断は販売者側で行う場合があります。
実際のケースで考えてみよう
ケース|手作りマグカップを販売する
ある工房が、自社ECで手作りのマグカップを販売しています。商品は工房で保管し、注文後にスタッフが梱包・発送します。購入者はクレジットカードで支払います。
- 商品登録:商品名、写真、容量、サイズ、色、価格、在庫数、発送日、注意事項を登録します。
- 注文:購入者がマグカップを1個注文します。
- 決済:カード決済が承認されたことを確認します。
- 在庫引当:在庫5個のうち、1個を注文分として確保します。
- 検品:ひび、欠け、汚れがないか確認します。
- 梱包:緩衝材を使い、箱の中で動かないようにします。
- 出荷:配送ラベルを作り、配送会社へ渡します。
- 発送通知:購入者へ追跡番号を知らせます。
- 配達:購入者が商品を受け取ります。
- 入金:決済会社の入金日に、手数料などが差し引かれた売上金が振り込まれます。
途中で商品が破損していた場合
検品時にひびが見つかったとします。この場合は、代わりの商品があるか、在庫表示を修正するか、発送が遅れるか、購入者へ連絡する必要があるか、キャンセルや返金が必要か、破損した在庫を誰が記録するかを確認します。注文後の例外処理も、EC運用の一部です。
EC運用を始める前に決める12項目
- 商品情報を登録する人:商品名、価格、画像などを誰が登録するか。
- 公開を承認する人:誤った情報のまま公開しないよう、確認者を決めます。
- 注文を確認する人:何時に、何回確認するかも決めます。
- 決済状態を確認する人:未払いの注文を発送しない仕組みをつくります。
- 在庫を更新する人:入荷、販売、破損、返品を反映します。
- 商品を取り出す人:商品コード、数量、種類を確認します。
- 検品する人:破損、不良、期限などを確認します。
- 梱包する人:商品に合う梱包方法を決めます。
- 出荷を登録する人:追跡番号と出荷日を登録します。
- 問い合わせへ対応する人:配送、商品、支払いなどの確認先を分けます。
- 返品・返金を判断する人:判断者と実際に操作する人を決めます。
- 入金を確認する人:注文、売上、手数料、入金額を照合します。
やってみよう|この場面、次に何をする?
実務でよく起こる場面をタップすると、まず確認すべきことと対応の考え方が分かります。すべてタップして、判断の基準を整理してみましょう。
確認した項目:0 / 6
アウトプットワーク|注文から入金までの流れを作ろう
販売したい商品を一つ決めてください。入力内容はこのブラウザにのみ保存され、外部へは送信されません。
担当者を整理する
| 工程 | 担当する人・会社 | 確認すること |
|---|---|---|
| 商品情報の登録 | ||
| 商品の公開 | ||
| 注文確認 | ||
| 決済確認 | ||
| 在庫引当 | ||
| ピッキング | ||
| 検品 | ||
| 梱包 | ||
| 出荷登録 | ||
| 配送 | ||
| 問い合わせ | ||
| 売上・入金確認 |
状態の変化を書いてみよう
例外対応も考える
記入できたら完了にする
ここまで書ければ、注文から入金までの流れと担当者が見えるようになります。
理解度チェッククイズ
第1問 商品が販売される前に、最初に必要になるものとして最も近いのはどれでしょうか?
第2問 注文番号が発行された場合、支払いも必ず完了しているでしょうか?
第3問 在庫引当とは、どのような処理でしょうか?
第4問 「出荷済み」の意味として正しいものはどれでしょうか?
第5問 購入者が支払った金額と、販売者の銀行口座へ入る金額が異なる場合がある理由は何でしょうか?
第6問 ECで「注文状態」「決済状態」「配送状態」を分けて管理する理由として近いものはどれでしょうか?
第7問|実務判断問題 注文が入り、画面には「処理中」と表示されています。しかし、決済状態は「未払い」、在庫は1個しかありません。別の購入者も同じ商品を見ています。このとき、どのような点を確認し、どう対応しますか?
回答例を見る
利用している決済方法を確認する→支払い期限と、未払い中の在庫確保ルールを確認する→現在の注文分として在庫が引き当てられているか確認する→いつまで在庫を確保するか判断する→決済が失敗した注文なら在庫を販売可能へ戻す→支払い待ちなら、期限まで確保するか運用ルールに従う→購入者へ必要な支払い案内を送る。
未払い注文をすぐに発送せず、在庫の確保期限も決めておく必要があります。
よくある質問
支払い状況、在庫、配送先住所、購入者からの要望などを確認してから発送します。決済方法によっては、入金確認後に発送する必要があります。
必ずしも同じではありません。注文受付メールと決済完了メールが分かれているサービスもあります。管理画面の決済状態を確認します。
注文時、決済完了時、出荷時など、サービスや運用によって異なります。売り越しを防ぐため、どの時点で在庫を確保するか決めておきます。
日常的には近い意味で使われます。EC運用では、商品を発送元から送り出す処理を「出荷」と呼ぶことがあります。社内で用語の意味を統一しておくと混乱を減らせます。
追跡番号、配送先住所、置き配場所、宅配ボックス、家族の受取りなどを確認します。必要に応じて発送担当者や配送会社へ調査を依頼します。
売上計上や会計処理は、取引条件や事業の状況によって判断が異なる場合があります。一般的な注文管理と会計上の判断を分け、必要に応じて税理士へ確認してください。
今回のまとめ
ECで商品が売れて購入者へ届くまでには、複数の工程があります。今回覚えておきたいポイントは、次の5つです。
- 販売前に商品情報と在庫を正しく登録する
- 注文受付と決済完了は別の状態として確認する
- 注文された商品は在庫から確保する
- 検品・梱包後に出荷し、配送状況を確認する
- 購入者の支払日と販売者への入金日は異なる場合がある
ECでは、注文が入れば終わりではありません。注文・決済・在庫・出荷・配送・入金を、それぞれ別の工程として管理することが重要です。誰が、どの画面を確認し、どの条件で次の工程へ進めるのかを決めておくと、誤発送、未払い発送、在庫切れ、問い合わせの放置を防ぎやすくなります。
「注文からお届けまで、ひとつずつ確認してバトンをつなごう!」
DAY7の実践課題
普段利用しているECサイトで商品を一つ選び、購入すると仮定して、商品ページに必要な情報、注文時に入力する情報、選べる支払方法、在庫が確保されるタイミング、商品を梱包する人、商品を発送する場所、使用する配送会社、発送通知に書かれる内容、返品する場合の窓口、販売者へ売上金が入るまでの流れを考えてみましょう。
分からない項目は推測せず、商品ページ、特定商取引法に基づく表示、利用規約、よくある質問などから確認してください。


